(出典:amazon)
アニモンダドッグフード「グランカルノ」は、日本よりペットフードの法律に厳しいドイツで製造されています。
ドライとウエットがありますが、ドライの中でも利用年数が長くニーズが高い成犬用であるアダルトの分析をしていきます。
あみちゃん
子犬くん
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当サイトでのランク
アニモンダドッグフードは当サイトでBランクのドッグフードです。
口コミや総合評価については以下を参考にしてください。
アニモンダドッグフードを実際に買った人の口コミと評判
良い口コミ
- 米国産は食べないときがあったけれどこれは喜んで食べている
- 粒は大きめだけどよく噛んで食べ、食いつきがいい
- 今までと違っておいしそうに食べる
- 多頭飼いで毎月20キロ消費するので大容量で探して買った 2頭は喜んで食べ1頭はすぐ飽きた
悪い口コミ
- 少ない袋と大袋しかないので不便すぎる
- 良いフードだけど5kgとかもほしい
- ジッパーもないし小分けにもなってないので保存が面倒
- 需要があったはずなのに2.5kgなんでなくなったのか
- 軟便になったのでうちの子には合わなかった
フードそのものの評判はほとんど良い口コミが多いようです。
評判がよくないのは容量のラインナップが少ない点ですね。
特に今まであった中間サイズがなくなってしまったことが困るという声があります。
アニモンダドッグフードのおすすめポイント3つ
ペットフードの法律に厳しいドイツの基準で製造
アニモンダドッグフードはドイツで製造されています。
ドイツはペットフードに関する法律は日本に比べて非常に厳しく設定されています。
アニモンダにも副産物は一切使用されていません。
鳥肉粉と書かれていますが、〇〇ミールという副産物ではなく、生肉を使っています。
ただ公式に、人間が食べられるヒューマングレードの表記はありません。
適度なタンパク質と脂質を含む
鳥脂肪と魚油が添加されており、多すぎず少なすぎず14%という適度な脂質を摂取できるようになっています。
メインが肉であることで良質のタンパク質も摂取できます。
活動期にある成犬期に良い栄養成分を摂れるフードです。
また魚油にはオメガ3が含まれています。
ただオメガ3の成分量は明記されていません。
無添加フード
人工添加物は無添加です。
着色料・保存料・香料など犬に不要な人工的なものは入っていません。
保存に関しては、酸化防止剤をビタミンCで代用していると考えられます。
アニモンダドッグフード気になる点3つ
穀物入りでグレインフリーではない
原材料の中にコーンとライス、コーングルテンが入っていて、グレインフリーではありません。
特にコーンとライスは2番目と3番目に書かれています。
コーンはアレルゲンになりやすい穀物なので、今まで使ったことがない場合は慎重に切り替えてください。
また穀物は犬が消化できない食材なので、消化不良を起こして便がゆるんだり増えたりすることがあります。
便の様子に注意してください。
ビートパルプが入っている
ビートパルプは便が減りやすいので、そういった効果を発揮する食物繊維と思われがちですが、サトウダイコン(テンサイ)の搾りかすなので、食物繊維としての働きはほとんど期待できません。
むしろ便を硬くしてしまう可能性も高く、そのため便が減っている場合があります。
これが入っているのは残念ですね。
前述の穀物は便を増やしてしまいがちですが、ビートパルプは便を減らしてしまうので、犬の腸には良い影響は与えません。
鳥肉粉が何の肉か不明
第一主原料の鳥肉粉ですが、副産物ではないとしても、何の鳥か分かりません。
鳥の種類によって、アレルギー反応が起きる犬もいるでしょう。
材料は明確にしてほしいところです。
アニモンダドッグフードの原材料と成分から安全性を徹底評価
【総合評価チャート】
(肉量は記載がないので3にしてあります)
アニモンダドッグフードの成分分析と評価
気になるものは赤字で書いています。赤字がない場合は、気になるものは無いという意味です。
鳥肉粉、コーン、ライス、鳥脂肪、ビートパルプ、鳥レバー、イースト、魚油、コーングルテン、チコリ繊維、乾燥全卵、ブドウ抽出物、ミドリイガイ抽出物、ユッカシジゲラ、
ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンC、ミネラル(ヨウ素・銅・亜鉛・セレン)
総得点 | 91点 |
4D(副産物) | 無添加 |
人工着色料 | 無添加 |
人工保存料 | 無添加 |
穀物 | 3種類 |
人工添加物 | 無添加 |
塩・砂糖 | 無添加 |
酸化防止剤 | ◎(ビタミンC) |
ライフステージ | 1~7歳 |
メイン食材 | 鳥肉 |
参考価格 | 1,400円/1.0Kg |
原産国 | ドイツ |
カロリー | 370kcal/100g |
満点 | 減点数 | 個数 | 得点 | |
4D,動物性油脂 | 25 | 5 | 0 | 25 |
赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、青色2号 | 25 | 5 | 0 | 25 |
保存料(ソルビン酸カリウム、BHA、BHT、プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、没食子酸プロピル、エトキシキン) | 15 | 3 | 0 | 15 |
甘味料(ソルビトール、グリシジン・アンモニエート、ビートバルブ、コーンシロップ) | 15 | 3 | 1 | 12 |
穀物(米、小麦、大麦、トウモロコシなど) | 10 | 2 | 3 | 4 |
食塩,砂糖 | 10 | 2 | 0 | 10 |
総得点 | ー | 91 |
総得点:91点
(↑この点数は成分の安全性のみの評価点です。たんぱく質量などを含めた総合評価は上のレーダーチャートをご確認ください。)
副産物や添加物は入っていない安心感がありますが、穀物やビートパルプが入っていることで残念ながら減点になっています。
栄養成分
タンパク質 | 25% |
粗脂肪分 | 14% |
粗灰分 | 5% |
繊維 | 4.5% |
水分 | 8% |
カルシウム | 0.8% |
リン | 0.8% |
まとめ
ドイツの法律によるペットフード基準で作られているアニモンダドッグフードは、無添加で程よいタンパク質や脂質を含んでおり、安全で栄養面でも優れたドッグフードといえるでしょう。
それだけに穀物やビートパルプが入っていることが残念ですね。
飼い主さんの声では、1kgと12.5kgしかないのは困るというものが多いです。
確かに少なすぎるものと多すぎるものしかラインナップがないのは不便と感じます。
少し容量のラインナップが増えて販売されればいいですね。
販売会社情報
販売会社 | ジャーマンペット株式会社 |
住所 | 東京都中央区銀座7-3-6 |
電話番号 | 03-3571-4744 |