(出典:amazon)
ベルカンドドッグフードは人間が食べられるレベルの原材料を使って作られた、ドイツの無添加フードです。
犬が食べて満足できる味にこだわりを持ち、小麦や大豆を除去したベルカンドドッグフードですが、安全性や口コミが気になるところですね。
あみちゃん
子犬くん
ベルカンドドッグフードには以下のラインナップがあります。
・パピーグレイビー
・ジュニアラム&ライス
・ジュニアマキシム
・ジュニアグレインフリー
・アダルトディナー
・アダルトマルチクロック
・アダルトアクティブ
・アダルトパワー
・アダルトラム&ライス
・アダルトライト
・シニアセンシティブ
アダルトディナーの原材料と成分から安全性を評価しつつ、口コミを探していきます。
目次(ジャンプできます)
当サイトでのランク
ベルカンドドッグフードは当サイトでBランクのドッグフードです。
口コミや総合評価については以下を参考にしてください。
ベルカンドドッグフードを実際に買った人の口コミと評判
良い口コミ
- リーズナブルでいい
- 他フードだと軟便になるけれどベルカンドで治った
- お腹が弱いので買ってみたらお腹の調子がよくなった
- 便の調子がよくなった
悪い口コミ
- 粒が大きすぎる
- 値段がちょっと高め
お腹が弱かった愛犬のためにフードを探していたという方が、ベルカンドにたどり着いたという口コミが目立ちました。
その結果軟便が治った、便の調子がよくなったという良い口コミとなっているのですが、ビートパルプが関係していないか、少し気になります。
ビートパルプは医薬品ではありません。
便を強引に固めて便秘状態にしてしまいます。
軟便には必ず原因があるので、フードの成分で便が改善されることで原因を曖昧にするより、病院で原因を突き止めることをおすすめします。
ただ今までのフードが合わずにお腹を壊していたワンちゃんが、そのフードをやめてベルカンドに切り替えることでお腹の調子がよくなったという良い傾向の可能性もあります。
参考価格で1kg1417円なので、かなりリーズナブルですが、高いと感じる方もいるようです。
粒がやや大きいと感じている方が何人かいらっしゃるようです。
ベルカンドアダルトディナーは長いほうが2cm、短いほうが1cmあるので、やや大粒ですね。
小粒しか食べられないワンちゃんは気をつけてくださいね。
ベルカンドドッグフードのおすすめポイント4つ
人が食べられる肉を使っている
主原料には人が食べられる家禽肉が使われています。
低品質で粗悪な肉が主原料ではないことで、犬に必要な良い栄養素を摂取することができます。
粗悪な副産物を使っているドッグフードで、体調に影響が出る犬もいるため、副産物が使われていない、できれば人が食べられることを基準にした原材料使用のフードを選ぶことが理想です。
ベルカンドドッグフードはヒューマングレードの肉を使っていることで、安心できます。
タンパク質の7割は動物性タンパク
公式では全体のタンパク質のうち7割を動物性タンパク質が占めているとしています。
犬に必要なのは植物性タンパク質ではなく動物性タンパク質なので、この点は高く評価できるドッグフードだといえますね。
アダルトディナーでは75%の動物性タンパク質のうち65%をチキン、残り10%を魚から摂取できるということです。
無添加ドッグフード
ベルカンドには人工的な保存料や香料などが入っていません。
フードの酸化を防ぐために、酸化防止加工が必要になるので、ビタミンEなどの天然成分を酸化防止剤として使っています。
添加物は発がん性などの危険性があげられており、ドッグフードに入れる必要はありません。
特に着色料などはまったく無意味なので、こういったものが入っていないベルカンドドッグフードはその意味で安心なフードです。
子犬からシニア犬までのラインナップ
ベルカンドドッグフードは、子犬用からシニア用までの、ラインナップが豊富です。
グレインフリーに対する意識がやや希薄な地域のため、グレインフリーは穀物アレルギーの犬に向けたものと考えられており、一種しかありませんが、それにこだわらなければ愛犬の好みに合わせてフードを選ぶことができます。
ベルカンドドッグフードの気になる点6つ
ブドウ種子が原材料の中に
犬に決して食べさせてはいけない食べ物のひとつに、ブドウがあります。
ベルカンドドッグフードには「圧搾グレープシード粉末」、つまりブドウ種子の粉末が2.5%入っています。
事故例はないのですが、不安を感じる原材料には間違いありません。
カットを望みたい原材料ですね。
グレインフリーは一種のみで犬が苦手な穀物入り
ラインナップの中でグレインフリーは一種だけです。
小麦や大豆、乳製品が入っていないということが売りのドッグフードですが、アレルギーの意味では小麦と二大勢力といえるコーンが入っています。
小麦でアレルギーを起こした犬は、連鎖してトウモロコシにもアレルギーを起こしやすくなるので、ベルカンドドッグフードを与える前に、一度獣医さんに相談することをおすすめします。
また犬は穀物をうまく消化できません。
そのため便が緩くなったり量や回数が倍増することもあります。
ひどくなると嘔吐や下痢を起こすこともあります。
タンパク質はやや低め
アダルトディナーを見るかぎり、タンパク質は23.0%とそう高いわけではありません。この内7割が動物性たんぱく質ということになります。
肉量は明記されていますが、30%です。
多くも少なくもないという量で、穀物フードに比べればはるかに良心的な内容ですが、良い質の肉を使っているにしては、タンパク質が25%を超えないのは、やや頼りない印象を受けます。
塩化ナトリウム(食塩)とビートパルプ入り
食塩とビートパルプが入っています。
ドッグフードに人工的に塩分を加えることにメリットはありません。
むしろ病気を誘引するデメリットしかありません。
またビートパルプはサトウダイコンの搾りかすで、栄養がないどころか便をコロコロに固めて少なくしてしまう作用があります。
必要な成分ではないので、どちらも除去してもらいたいところです。
家禽肉の表記は何故か
第一主原料の家禽肉には鶏肉と書かれているので、それを信用するとします。
ただ家禽肉レバーや家禽肉脂肪には、鶏肉と明記されていません。
鶏肉なら鶏肉という表記でいいと思うのですが、なぜ家禽肉なのでしょうか。
本当に鶏肉だけなのかどうか、少々疑問に思う点です。
フィッシュミール海洋魚の種類が不明
フィッシュミール海洋魚の記載があります。
副産物不使用ということで、低品質ではないとして、その点はいいのですが、海洋魚の種類がわかりません。
魚の種類によってアレルギーが起きてしまう犬もいます。
数種類の魚が寄せ集めであるミールがもし使われていたら、アレルギーを持つ犬には危険です。
魚の種類を書いてほしいですね。
ベルカンドアダルトディナーの原材料と成分から安全性を徹底評価
【総合評価チャート】
ベルカンドアダルトディナーの成分分析と評価
気になるものは赤字で書いています。赤字がない場合は気になるものはないという意味です。
新鮮な家禽肉(人間用食用鶏肉)(30%)、トウモロコシ、乾燥低灰分家禽肉タンパク質(16%)、米、ポテトでんぷん(14%)、フィッシュミール 海洋魚(3%)、糖分抜き乾燥シューガービートパルプ、乾燥イナゴマメさや、圧搾グレープシード粉末(2.5%)、乾燥醸造酵母、チアシード、加水分解された家禽肉レバー、家禽肉脂肪、ベジタブルオイル(パーム油、ココナッツ油)、第二リン酸カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、乾燥ハーブ類(総計0.2%イラクサの葉、リンドウ根、シマセンブリ、カモミール、ウイキョウ、キャラウェイ、ヤドリギ、ノコギリソウ、ブラックベリーの葉)ユッカ
総得点 | 91点 |
4D(副産物) | 無添加 |
人工着色料 | 無添加 |
人工保存料 | 無添加 |
穀物 | 2種添加 |
人工添加物 | 無添加 |
塩・砂糖 | 食塩添加 |
酸化防止剤 | ◎(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物) |
ライフステージ | 成犬用(他はラインナップによる) |
メイン食材 | チキン、コーン |
参考価格 | 1,417円/1kg |
原産国 | ドイツ |
カロリー | 351kcal/100g |
満点 | 減点数 | 個数 | 得点 | |
4D,動物性油脂 | 25 | 5 | 0 | 25 |
赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、青色2号 | 25 | 5 | 0 | 25 |
保存料(ソルビン酸カリウム、BHA、BHT、プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、没食子酸プロピル、エトキシキン) | 15 | 3 | 0 | 15 |
甘味料(ソルビトール、グリシジン・アンモニエート、ビートバルブ、コーンシロップ,キシロース) | 15 | 3 | 1 | 12 |
穀物(米、小麦、大麦、トウモロコシなど) | 10 | 2 | 2 | 6 |
食塩,砂糖,pH調整剤 | 10 | 2 | 1 | 8 |
総得点 | ー | 91 |
総得点:91点
(↑この点数は成分の安全性のみの評価点です。たんぱく質量などを含めた総合評価は上のレーダーチャートをご確認ください。)
栄養成分
タンパク質 | 23.0% |
粗脂肪分 | 10.5% |
粗繊維 | 3.4% |
粗灰分 | 7.0% |
水分 | 10.0% |
カルシウム | 1.3% |
リン | 0.9% |
ナトリウム | 0.3% |
一日あたりの価格評価
給与量の目安と一日当たりの単価 | ||||||||||
体重 | 3kg | 5kg | 10kg | 15kg | 20kg | 25kg | 35kg | 50kg | 65kg | 80kg |
給与量(/1日) | 65g | 100g | 160g | 220g | 270g | 320g | 410g | 500g | 650g | 760g |
価格 (/1日) |
92円 | 142円 | 227円 | 312円 | 383円 | 453円 | 581円 | 709円 | 921円 | 1077円 |
成犬を参考とします
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販売会社情報
販売会社 | 有限会社オキナワペットフード |
住所 | 沖縄県那覇市天久2-30-25 |
電話番号 | 098-863-6811 |