(出典:amazon)
ビルジャックドッグフードは、1947年に設立された長い歴史を持つ会社から出ています。
肉の含有量が多いビルジャックを検討中で、成分や安全性、口コミ評判が気になっている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
あみちゃん
子犬くん
ビルジャックには以下のラインナップがあります。
・パピー
・セレクトアダルト
・スモールブリードパピー
・スモールブリードアダルト
・ラージブリードパピー
・ラージブリードアダルト
・リデュースファット
・シニア
目次(ジャンプできます)
当サイトでのランク
ビルジャックドッグフードは当サイトでCランクのドッグフードです。
口コミや総合評価については以下を参考にしてください。
ビルジャックドッグフードを実際に買った人の口コミと評判
良い口コミ
- 小さいうちの子には食べやすい
- 高いけど安心安全だから
- 毛づやがよくなった
悪い口コミ
- 高いのがネック
- 発がん性のBHAが入っているのにみんな成分を調べないで買うのか?
- BHAが入っているのに安くても買う内容ではない
- 価値があるフードとは思えない
- 体に吸収されるものがどんなものか知っておく必要がある
- BHAが発がん性を抑制すると書いてあるがまったく逆!
- 何年もかけて蓄積される悪いものを与えて愛犬がガンになっても結構なら与えればいい
毛づやが良くなったという良い評判が目立つフードです。
一方でBHAに対する不安で買いたくはないという方もかなり目立ちました。
ビルジャックドッグフードのおすすめポイント3つ
肉の含有量が多い
ビルジャックには80%以上の肉が含まれています。
犬は本来肉食ですが、ドッグフードの多くは穀物が主原料であったり、肉が主原料でも含有量が明記されていないものが多い中、ビルジャックは原材料の80%以上が肉であることが明記されています。
動物性たんぱく質を摂取するのによいドッグフードです。
柔らかいため食べやすい
ビルジャックの粒は柔らかいため、噛む力が弱い犬でも食べやすいと評判です。
サクサクした食感で噛みつぶしやすいため、口内トラブルがある時や高齢で噛む力がなくなった犬でも半生やウェットに切り替えずに済みます。
複数のラインナップから選べる
いくつかのラインナップがありますが、同じ素材でもたとえばスモールブリードとラージブリードに分かれていて、小型犬と大型犬用に選び分けることができる便利さがあります。
その中でパピーとアダルトがあり、全年齢に対応しています。
肥満犬用やシニアもあり、一般的な犬には選びやすいラインナップになっています。
ビルジャックドッグフードの気になる点6つ
穀物が入っている
ビルジャックはグレインフリーではありません。
中でもとうもろこしミールが使われていることが、アレルギーに対して不安を感じる点です。
全体的に穀物は少ないフードですが、とうもろこしはアレルゲンとなりやすいので注意して切り替えて下さい。
また穀物を食べると、犬は消化不良を起こしやすくなるので、その点も注意が必要です。
犬は穀物を消化する能力が不足しています。
そのため便の量や回数が増えたり、便が緩んでしまったりすることがあります。
ひどくなると嘔吐や下痢を起こすこともあります。
鶏副産物ミール使用
別記載の鶏の副産物には内臓のみと記載がありますが、鶏副産物ミールには内容が明記されていません。
どの部位が使われているのかはっきり分からないので、これも明記がほしいところです。
果物はすべて乾燥フルーツ
果物を使用していますが、すべて生ではありません。
乾燥過程でどのように加工され、どの程度果物の栄養を摂取できるのか、これが分かりにくいところですね。
ビタミンなどの栄養摂取はあまり期待できないかもしれません。
ヒューマングレードの記載がない
新鮮な鶏肉と書かれていますが、これがどのレベルか分かりません。
ビルジャックの商品説明には、ヒューマングレードやオーガニックなどの記載はありません。
つまり人が食べて安全と断言されている鶏肉と明記されているわけではないのです。
どんな鶏肉を使用して、それを新鮮な鶏肉と書いているのか、それが明確ではありません。
直接買いにいくには入手先が限られている
日本でビルジャックを入手するのは、あまり簡単ではないようです。
動物病院や一部のペットショップで扱っているようですが、買い求めることができる間口が狭いという点で、安定して継続することは難しく、また面倒に感じてしまうかもしれませんね。
買いに行くことを良しとする方には、かなり手間がかかります。
あとは公式や大手の通販サイトによる通販という方法になります。
BHAが入っている
一番不安な点ですが、保存料に人工のBHAが使われています。
これは発がん性の危険があるとされて、愛犬家から敬遠されている保存料です。
安価なドッグフードに入っていることはありますが、ビルジャックは効果なプレミアムフードに分類されます。
これにBHAが入っていることは残念に思います。
BHAに関しては、買う人の知識はバラバラです。
どういうものか知らないばかりか、安全な成分という認識を持っている方もいます。
これを天然のものに変えてもらえるだけで、かなり印象は変わると思います。
ビルジャックドッグフードの原材料と成分から安全性を徹底評価
総合評価チャート
ビルジャックドッグフードの成分分析と評価
気になるものは赤字で書いています。赤字がない場合は気になるものはないという意味です。
鶏、鶏の副産物(アルギニン源である鶏肉の内臓のみ)、とうもろこしミール、鶏副産物ミール、乾燥甜菜果肉、オートミール、さつまいも、醸造用乾燥イースト、第一リン酸カルシウム、亜麻仁、塩化コリン、炭酸カルシウム、プロピオン酸ナトリウム(保存料)、DL-メチオニン、L-リジン、乾燥ブルーベリー、乾燥クランベリー、乾燥りんご、ビタミンE補強剤、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸(ビタミンC源)、亜鉛プロテイン、酸化亜鉛、銅プロテイン、ビタミンA酢酸塩、硫酸銅、ナイアシン補強剤、ビオチン、亜セレン酸ナトリウム、パントテン酸D-カルシウム、イノシトール、マンガンプロテイン、リボフラビン補強剤、硝酸チアミン、ビタミンB₁₂補強剤、塩酸ピリドキシン(ビタミンB₆)、混合トコフェロールおよびBHA(保存料)、酸化マンガン、コバルトプロテイン、炭酸コバルト、ビタミンD₃補強剤、ヨウ化カリウム、葉酸、ローズマリー抽出物
総得点 | 88点 |
4D(副産物) | 添加 |
人工着色料 | 無添加 |
人工保存料 | 添加 |
穀物 | 2種添加 |
人工添加物 | 無添加 |
塩・砂糖 | 無添加 |
酸化防止剤 | ×(BHA) |
ライフステージ | 1歳~6歳 |
メイン食材 | チキン |
参考価格 | 4,990円/2.7kg |
原産国 | アメリカ |
カロリー | 390kcal/100g |
満点 | 減点数 | 個数 | 得点 | |
4D,動物性油脂 | 25 | 5 | 1 | 20 |
赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、青色2号 | 25 | 5 | 0 | 25 |
保存料(ソルビン酸カリウム、BHA、BHT、プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、没食子酸プロピル、エトキシキン) | 15 | 3 | 1 | 12 |
甘味料(ソルビトール、グリシジン・アンモニエート、ビートバルブ、コーンシロップ) | 15 | 3 | 0 | 15 |
穀物(米、小麦、大麦、トウモロコシなど) | 10 | 2 | 2 | 6 |
食塩,砂糖 | 10 | 2 | 0 | 10 |
総得点 | ー | 88 |
総得点:88点
(↑この点数は成分の安全性のみの評価点です。たんぱく質量などを含めた総合評価は上のレーダーチャートをご確認ください。)
穀物ミール、4D、保存料のBHAが入っていることで減点になっています。
栄養成分
タンパク質 | 26.0% |
粗脂肪分 | 15.0% |
粗繊維 | 4.0% |
水分 | 10.0% |
まとめ
ビルジャックは肉の含有量がかなり高いことで、犬本来の肉食という性質に合ったフードです。
ただBHAに対する不安が大きく、それを懸念している方からの評判は悪いようです。
個人的には肉量が多いフードに興味がありますが、BHA入りの間はなし、ですね。
除去されたら試してみたいと思います。
体に良くない成分というのは即何かが起きるだけではなく、体内に蓄積されていくということを考えて下さい。
ビルジャックの良い点と悪い点を照らし合わせて、愛犬にベストなフードと判断されればそれでいいのではないでしょうか。
販売会社情報
販売会社 | 有限会社ビージェイペットプロダクツ |
住所 | 東京都墨田区立花 4-28-4-509 |
電話番号 | 03-3610-9506 |