(出典:公式)
ボッシュは人間が口にできる自然素材を使って作られたドイツのドッグフードです。
タンパク質源となる肉類は各国の契約農場から輸入しており、自社製造と自社管理が徹底されているということです。
かなり良いドッグフードのような感じですが、安全性や口コミ評判など実際のところが気になりますよね。
あみちゃん
子犬くん
ボッシュドッグフードには以下のラインナップがあります。
【ハイプレミアム】
・パピー(小粒)
・ミニジュニア(小粒)
・ミディアムジュニア
【ハイプレミアムPLUS+】
・マス&ポテト(グルテンフリー)
【ハイプレミアム Soft+】
・鴨&ポテト(グルテンフリー)
ハイプレミアムミニジュニア(小粒)の安全性を評価しながら口コミを探していきます。
目次(ジャンプできます)
当サイトでのランク
ボッシュドッグフードは当サイトでCランクのドッグフードです。
口コミや総合評価については以下を参考にしてください。
ボッシュドッグフードを実際に買った人の口コミと評判
良い口コミ
- 食いつきがすごくいいしこの価格でなら続けたい
- 1kgずつになっているのでよかった
- うちの犬は大好きで体調もいい
- 小粒なので小型犬でも食べやすい
- 食いつきも便の状態もいい
- 子犬に与えているけれど食いつきもよく毛づやも良くなってきた
悪い口コミ
- ジッパーが弱くてすぐ壊れる
- 全然食べてくれない
- 便の調子がおかしい
食いつきや少量パッケージに対する評判がいいドッグフードです。
食べないワンちゃんも、もちろん中にはいます。
ジッパーが壊れやすいという口コミがいくつかありました。
便の調子がおかしいということですが、もし軟便や下痢の場合には穀物の影響が、硬すぎて減ってしまった場合にはビートパルプの影響があるかもしれません。
このフードには両方入っています。
後述していますので参考になさってください。
ボッシュドッグフードのおすすめポイント3つ
肉の含有量が明記されている
ボッシュの原材料には何が入っているかがはっきり明記されていて、肉の含有量も数字で記載されています。
これが曖昧で肉が入っていることだけを原材料欄に記載しているドッグフードが多い中、ボッシュは信頼できるドッグフードだと感じます。
肉の含有量もハイプレミアムの3製品すべてが25%です。
これは第一主原料のフレッシュチキンのみで25%を維持しています。
他に副産物ではないと公式で明記されている鶏肉粉と肉粉があり、良質の肉粉と判断できるため、肉類としての割合は比較的多いドッグフードではないでしょうか。
タンパク質はハイプレミアムの子犬用で28.0%、他2製品で26.0%と高い数値です。
ハイプレミアムには初乳が含まれている
大変珍しい成分ですが、ハイプレミアムの3製品には初乳が0.3%含まれています。
どの製品も子犬から成犬まで使えるものですが、離乳期の子犬が口にすることを前提に初乳が入っているものかもしれません。
初乳の栄養価は大変高く、離乳後のドッグフードにも入っているというのは成長期の子犬にとって大きなメリットとなるのではないでしょうか。
他ドッグフードに初乳が入っているのを現段階では見たことがありません。
グルテンフリー製品は単一動物性素材
ハイプレミアムPlusとハイプレミアムSoftはグルテンフリー製品です。
原材料の中にはジャガイモや豆は入っていますが、小麦やトウモロコシだけではなく穀物といえる穀物も目立たないので、かなり安心できるラインナップではないかと思います。
そしてこの2製品は単一動物性素材を使っているという点でも安心です。
それぞれに1種類の肉か魚しか入っていません。
これが何故重要かというと、動物性素材が2種類以上入ったドッグフードでアレルギーを起こしたときに、どの肉や魚がアレルゲンかの特定が難しいという問題が出てくるからです。
グルテンフリーで肉や魚が1種類しか入っていないと、アレルギー症状が出た場合に特定は簡単になります。
たくさんの肉や魚が入っているドッグフードは栄養価があり高タンパクですが、アレルギーがあるかもしれない犬には、何でアレルギーを起こすか分からないという心配もあります。
単一動物性素材には大きなメリットがあるのです。
ボッシュドッグフードの気になる点3つ
ハイプレミアムには穀物が入っている
ハイプレミアムの第一主原料はチキンですが、穀物が入っています。
穀物の中でもアレルゲンとなりやすいコーンが入っていることが気になります。
他には米やキビなどアレルギーを起こす可能性はやや低い穀物ですが、穀物が持つ問題はアレルギーだけではありません。
入っている穀物が多いほど、犬はそれを消化吸収しにくくなります。
犬は穀物を消化する力があまりないと思ってください。
そのため穀物が多いフードを食べると便の量や回数が増えることがあります。
ひどくなると嘔吐や下痢を起こすこともあります。
穀物が入ったフードを食べたことがないワンちゃんにボッシュを初めて食べさせるときは、少量から慎重に切り替えてください。
便を固めてしまうビートパルプ入り
サトウダイコンの搾りかすであるビートパルプが入っています。
糖分除去となっているので甘味料としての成分はありませんが、これは便を固めて減らしてしまう性質を持ちます。
そのためビートパルプが入っているドッグフードを使った飼い主さんの中には、便が良い状態に減った、便の処理がしやすくなったと喜ばれる方が多いのです。
ただ残念ですが良い方向で便が減るのではなく、強制的な便秘状態です。
ボッシュには未消化として便を増やす穀物が入っている一方で、便を固めて減らすビートパルプが入っています。
どちらも愛犬の消化器官に負担を与えてしまうものです。
便の急激な変化には注意してください。
岩塩が添加されている
量は不明ですが、岩塩が添加されています。
全体的に良いフードなので、塩分が添加されているのは残念な気がします。
犬には食材に含まれる自然な塩分摂取だけで十分です。
人工的に添加した塩分を長期的に過剰摂取することになると、病気のリスクが高まるデメリットしかありません。
リニューアルなどをきっかけに岩塩はカットしてほしいところですね。
ボッシュドッグフードハイプレミアム ミニジュニアの原材料と成分から安全性を徹底評価
総合評価チャート
ボッシュハイプレミアム ミニジュニアの成分分析と評価
気になるものは赤字で書いています。赤字がない場合は気になるものはないという意味です。
フレッシュチキン(25%)・コーン・鶏肉粉・米・キビ・動物性脂肪・ビートパルプ(糖分除去)・加水分解タンパク質・魚粉・亜麻仁・シュマルツ(ドライ)・肉粉・エンドウ豆・酵母(ドライ、マンナンオリゴ糖0.1%、sグルカン0.06%)・魚油・初乳(0.3%)・岩塩・グリーンリップドマッセルエキス(0.1%)・チコリ(ドライ)・塩化カリウム
総得点 | 89点 |
4D(副産物) | 無添加 |
人工着色料 | 無添加 |
人工保存料 | 無添加 |
穀物 | 3種添加 |
人工添加物 | 無添加 |
塩・砂糖 | 岩塩添加 |
酸化防止剤 | ◎(トコフェロール) |
ライフステージ | 2ヶ月~ |
メイン食材 | 鶏肉、コーン |
参考価格 | 1,944円/1kg |
原産国 | ドイツ |
カロリー | 396kcal/100g |
満点 | 減点数 | 個数 | 得点 | |
4D,動物性油脂 | 25 | 5 | 0 | 25 |
赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、青色2号 | 25 | 5 | 0 | 25 |
保存料(ソルビン酸カリウム、BHA、BHT、プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、没食子酸プロピル、エトキシキン) | 15 | 3 | 0 | 15 |
甘味料(ソルビトール、グリシジン・アンモニエート、ビートバルブ、コーンシロップ,キシロース) | 15 | 3 | 1 | 12 |
穀物(米、小麦、大麦、トウモロコシなど) | 10 | 2 | 3 | 4 |
食塩,砂糖,pH調整剤 | 10 | 2 | 1 | 8 |
総得点 | ー | 89 |
総得点:89点
(↑この点数は成分の安全性のみの評価点です。たんぱく質量などを含めた総合評価は上のレーダーチャートをご確認ください。)
数種類の穀物、ビートパルプ、岩塩が入っていることで減点になっています。
栄養成分
タンパク質 | 26.00% |
粗脂肪分 | 17.00% |
粗繊維 | 2.50% |
粗灰分 | 6.00% |
カルシウム | 1.20% |
リン | 0.90% |
まとめ
ハイプレミアム製品には鶏肉が25%含まれていることで、良い動物性タンパク質を摂取することができます。
グルテンフリーの製品はさらに良い製品であり、単一動物性素材にほとんどの穀物をカットしていることで安心できます。
ハイプレミアムにアレルギー性が高いコーンが入っていること、ビートパルプや岩塩が使われていることが残念ですね。
リニューアルを繰り返していく中で、ビートパルプや岩塩がカットされるのを願いたいと思います。
販売会社情報
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