(出典:amazon)
ダイアモンド社は過去にサルモネラ菌汚染でのリコール騒ぎが起きていますが、現在は主力商品である「ダイアモンドナチュラル」が販売されています。
安全性や口コミが気になりますね。
スモールブリードアダルト(ラム&ライス)の成分と原材料から安全性を評価していきたいと思います。
あみちゃん
子犬くん
ダイアモンドナチュラルドッグフードには以下のラインナップがあります。
・スモールブリードアダルト チキン&ライス
・スモールブリードアダルト ラム&ライス
・スモールブリード パピー チキン&ライス
・ライトアダルト ラム&ライス
・アダルト ビーフ&スイートポテト
・アダルト ラム&ライス
・オールライフステージ チキン&ライス
・ラージブリード パピー ラム&ライス
・ラージブリード アダルト チキン&ライス
・ラージブリード アダルト ラム&ライス
・エクストリームアスリート チキン&ライス
・グレインフリー ビーフ&スイートポテト
・グレインフリー チキン&スイートポテト
・グレインフリー 白身魚&スイートポテト
・シニア チキン&ライス
目次(ジャンプできます)
当サイトでのランク
ドッグフードは当サイトでBランクのドッグフードです。
口コミや総合評価については以下を参考にしてください。
ダイアモンドナチュラルドッグフードを実際に買った人の口コミと評判
良い口コミ
- 最初から食いつきがいい
- 粒の大きさ・食いつき・便の状態などどれも気に入っている
- 多頭飼いしているがどの犬もおいしそうに食べる
悪い口コミ
- アレルギーが出た
- 便が緩い
- 開封後の保存に困る
- 便が柔らかいので気になる
- 他のフードと混ぜてもこれだけ残すし便が柔らかくて処理に困る
食いつきの良さが評判が良いドッグフードのようですね。
反面評判が悪い点では便の状態が良くないところのようです。
切り替えの最初はどのフードも緩くなる犬は多いですが、いつまでも緩いままなら合わないということなので続けないほうがいいでしょう。
便が緩くなるのは、もしかすると穀物が関係している可能性があります。
後述していますので参考になさってください。
ダイアモンドナチュラルドッグフードのおすすめポイント4つ
ラインナップが多く愛犬に合わせて選べる
ダイアモンドナチュラルは小型犬から大型犬と犬の大きさに合わせ、また子犬からシニアという年齢に合わせて選ぶことができます。
ラインナップが充実したドッグフードです。
穀物が入っているフードですがグレインフリーの製品もあります。
肉はチキン・ビーフ・ラムなどが製品ごとに単一で入っているのでそれぞれの肉にアレルギーを持つ愛犬はその肉を避けて、別の肉や魚を選ぶことが可能です。
添加物などが入っていない
人工的な添加物が入っていません。
保存料、着色料、香料などが添加されていない無添加ドッグフードです。
酸化防止剤として混合トコフェロールが配合されているので安心です。
良い質の肉が使われている
ラムやチキン、ビーフなど、良質の肉が使われています。
ミールと記載がありますが副産物を使っていないと明記されているので、動物の安全で良質な部位を使っていると判断して良いでしょう。
良いたんぱく源となる肉が使われているドッグフードと考えられます。
栄養価が高い
たとえばスモールブリードのパピーなどはタンパク質が30%を超えています。
子犬時代にはタンパク質が30%以上が理想ですが、それをクリアするドッグフードはあまりありません。
ダイアモンドナチュラルは犬の年齢に応じて栄養価を調整しているので、子犬用には子犬に必要な栄養価を含むドッグフードを作っています。
その年齢や体格に合わせた栄養が摂れるのは貴重ですね。
ダイアモンドナチュラルドッグフードの気になる点3つ
グレインフリー製品以外は穀物が入っている
ほとんどの製品には穀物が入っていてグレインフリーではありません。
グレインフリー製品があるのでそちらを選べばいいのですが、内容や栄養価に少々差が出てくるので選択肢が狭くなります。
グレインフリーはオールライフステージのみになるので、子犬用としては栄養価が少し不足することになります。
穀物はアレルギーを起こしやすいことが大きな問題です。
また消化しにくいために未消化便として出てきてしまい、便の回数と量が2倍3倍にも増えたり緩んだりする体質の犬もいます。
全商品がグレインフリーであれば良いフードだと思います。
ビートバルブが入っている
ビートバルブはサトウダイコンの搾りかすです。
よく便がコロコロに固まって始末がしやすくなると思われていますが、単純に便を固めて出にくくしてしまうだけで、純粋な食物繊維としての働きはほとんどありません。
ビートパルプ入りのフードで、軟便が治ったり量が減ったりして調子が良くなったといわれる飼い主さんも見かけることがよくありますが、いわば便秘です。
軟便や下痢に病因があるのに、それを見落として便だけを固めてしまうこともあり、それが一番危険です。
ビートバルブは作られる過程で薬剤を使っています。
最後には薬剤を除去していることになっていますが、それは確認のしようがありません。
愛犬家が避ける成分のひとつです。
塩が添加されている
食いつきをよくするためか塩が添加されているドッグフードです。
一度濃い味を覚えてしまうと、他のドッグフードへの切り替えが大変難しくなります。
また食材に含まれる塩分で十分なのに添加した塩を過剰に摂取すると、人間の成人病同様のリスクが高まります。
塩を添加する必要はないので、カットを願いたいものですね。
ダイアモンドナチュラル スモールブリードアダルト ラム&ライスの原材料と成分から安全性を徹底評価
総合評価チャート
ダイアモンドナチュラルドッグフードスモールブリードアダルト ラム&ライスの成分分析と評価
気になるものは赤字で書いています。赤字がない場合は気になるものはないという意味です。
ラム、ラムミール、米粉、麦、鶏脂肪(混合トコフェロールで保存)、卵製品、乾燥ビートパルプ、天然フレーバー、亜麻仁、塩化カリウム、塩、塩化コリン、乾燥チコリ根、 パパイヤ、ユッカシジゲラ抽出物、乾燥ラクトバチルスアシドフィルス発酵産物、乾燥ビフィドバクテリウムアニマリス発酵産物、乾燥ラクトバチルスレウテリ発酵産物、ビタミンE、ビタミンA、サプリメント、ベータカロチン、鉄タンパク質、亜鉛プロテイン、銅プロテイン、硫酸第一鉄、硫酸亜鉛、硫酸銅、ヨウ化カリウム、ビタミンB1、マンガンプロテイン、酸化マンガン、アスコルビン酸、ビタミンAサプリメント、ビオチン、 パントテン酸カルシウム、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)、ビタミンB12サプリメント、リボフラビン(ビタミンB2)、ビタミンDサプリメント、葉酸
総得点 | 91点 |
4D(副産物) | 無添加 |
人工着色料 | 無添加 |
人工保存料 | 無添加 |
穀物 | 2種類 |
人工添加物 | 無添加 |
塩・砂糖 | 塩添加 |
酸化防止剤 | ◎(ミックストコフェロール) |
ライフステージ | 1才~ |
メイン食材 | ラム肉 |
参考価格 | 17,811円/2.7kg |
原産国 | アメリカ |
カロリー | 365kcal/100g |
満点 | 減点数 | 個数 | 得点 | |
4D,動物性油脂 | 25 | 5 | 0 | 25 |
赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、青色2号 | 25 | 5 | 0 | 25 |
保存料(ソルビン酸カリウム、BHA、BHT、プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、没食子酸プロピル、エトキシキン) | 15 | 3 | 0 | 15 |
甘味料(ソルビトール、グリシジン・アンモニエート、ビートバルブ、コーンシロップ) | 15 | 3 | 1 | 12 |
穀物(米、小麦、大麦、トウモロコシなど) | 10 | 2 | 2 | 6 |
食塩,砂糖 | 10 | 2 | 1 | 8 |
総得点 | ー | 91 |
総得点:91点
(↑この点数は成分の安全性のみの評価点です。たんぱく質量などを含めた総合評価は上のレーダーチャートをご確認ください。)
ミールが入っていますが副産物は使用していないとされているので、減点はしていません。
穀物、食塩、ビートバルブをそれぞれ減点していますが比較的高い点数です。
栄養成分
タンパク質 | 25.0% |
粗脂肪分 | 15.0% |
粗繊維 | 3.0% |
水分 | 10.0% |
オメガ6 | 2.4% |
オメガ3 | 0.4% |
まとめ
評判は比較的良いフードですが、便の状態が良くない愛犬も多いようです。
タンパク質が高いのでそのためかもしれませんし、穀物が合わないのかもしれません。
タンパク質が高いことはとてもいいのですが、中にはそれが合わない犬もいます。
不安な成分が少々入っていることは気になりますが、良い肉が使っていることや栄養価が高いこと、ラインナップが充実していて愛犬に合ったものが選べることで、良いフードが主力商品となっていると感じます。
合わない愛犬が多い中、容量が多いので少量で試せないことが残念ですね。
小さなパッケージが欲しいところです。
販売会社情報
販売会社 | Diamond Pet Foods |
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