ドゥロイヤルドッグフードは第一原料に生肉を使っている、セミモイスト(半生)ドッグフードの中では良質なフードです。
これから買うことを考えている方で、成分や原材料の安全性が気になる方、口コミ評判を探している方がいらっしゃるのではないでしょうか。
全年齢に対応したドゥロイヤルオリジナルの安全性を評価して、口コミ評判を挙げていきたいと思います。
あみちゃん
子犬くん
ドゥロイヤルには以下のラインナップがあります。
・ドゥロイヤルオリジナル
・ドゥロイヤルシニア
・ドゥロイヤルライト
目次(ジャンプできます)
当サイトでのランク
ドゥロイヤルドッグフードは当サイトでCランクのドッグフードです。
口コミや総合評価については以下を参考にしてください。
ドゥロイヤルドッグフードオリジナルを愛犬2匹に試した感想
我が家の愛犬であるミニチュアダックス12歳11ヶ月メスと、トイプードル5歳11ヶ月メスにドゥロイヤルドッグフードオリジナルを食べさせてみました。
お腹は丈夫なミニチュアダックスですが、実はセミモイスト(半生)には少し敏感でお腹が緩む傾向があるので、このタイプを食べることは普段はありません。
トイプードルのほうは里子として家にきて1年と少しなので、元の家でどういったものを食べていたか、半生の好みなどもよく知りません。
高級感ある箱のドゥロイヤルドッグフード
ドゥロイヤルドッグフードの箱は高級感があります。
高級な洗濯洗剤を連想する形ですが、フードが見えるように一部が透けています。
見えることで色や形が確認できるのはいいのですが、光が当たることはいかがなものでしょうか…。
箱裏面には原材料や栄養成分、特徴が詳しく書いてあります。
給餌量は1歳までは細かいので安心ですが、全年齢対応であるものの1歳を過ぎるとシニアなどの記載がなく大雑把です。
シニア用が別にあるからだと思いますが、ここで成犬のトイプードルだけではなくシニアのミニチュアダックスに与える私は少し分量を考えました。
巨体シニアのミニチュアダックスには少し分量を減らして与えることにします。
半生ドッグフードの共通ルールのようなものですが、小分けになっています。
小袋にもわかりやすく原材料や給餌量が書いてあるので、箱から出してバラバラになっても大丈夫なのが小分けの便利なところです。
100gの小袋なので、我が家の2匹に与えたらその場で使い切る量です。
気になるのは赤みで、匂いや手触りは気にならない
開封して気になるのは赤みが強い色合いです。
発色剤が使われていると書かれていますが、3種類の生肉が第一主原料であることも理由であると思いたい気分です。
ただ肉が理由だとすると本来は黒っぽくなると思います。
匂いや手触りは気になりません。
香料などは入っていませんが、生肉を使っているにしては原料臭が抑えられているような気がします。
円柱型をしている粒は長さが約10mm程度で、直径が5mmぐらいでしょう。
食べやすい形だと思います。
柔らかくて弾力があるので口が小さいトイプードルでも大丈夫そうです。
おやつと思っているのか騒ぐ犬たち
ジャーキーを細かく刻んだような色と形で、元の家でおやつを多く食べさせてもらって育ったトイプードルは一目見ただけで大騒ぎです。
普段はフードにあまり反応しない、食前には静かな犬です。
その犬が私に爪を立ててよじ登り、何とかドゥロイヤルを奪い取ろうと頑張ります。
いつも騒々しくフードを欲しがるミニチュアダックスもそれなりにうるさいのですが、こちらのほうが目立たないほどにトイプードルが騒ぎまくります。
そして身軽なので私の頭まで登り切ってフードを狙うほどです。
普段フードにはあまり強い興味を示さない犬ですから、よほどおやつが好きで、おやつと勘違いしていると見えます。
食器に入れると生肉のような色ですが、これは本来の原材料の色でしょうか?
一度お湯に数時間浸けて確かめようと思います。
ミニチュアダックスの食事解禁となり、喜んで飛びついたミニチュアダックスです。
あと数日で13歳のシニアですが歯がしっかりしているので、普段から硬いフードを食べさせているため、違和感があったようです。
それでも尻尾をピンと立てて嬉しそうに完食しました。
相当少なかったはずなので、家族に押さえてもらって退場させます。
次は騒ぎすぎのトイプードルです。
私は彼女に登られてあちこち爪痕だらけになりましたが、「食べない」のではなく「偏食」であることがこれでよくわかりました。
いつもとは反対に、ミニチュアダックスの倍のスピードで食べてしまいます。
そして箱を探すのもいつもと2匹の反応が逆です。
ミニチュアダックスは別のフードを探しに行き、トイプードルはドゥロイヤルを探し回っています。
トイプードルはおやつに近いセミモイスト(半生)なら相当食いつきが良い犬だということがわかった今回の試食です。
翌朝ミニチュアダックスは軟便に
予測はしていましたが、明け方に排便したミニチュアダックスが軟便になっていました。
この犬は自分の排泄物を何かで隠蔽する癖があるので、軟便の上に私の服を引きずっていくという暴挙に出たのですが、それを始末しにくいベタベタというレベルの柔らかさでした。
ミニチュアダックスはやはりセミモイストタイプに弱いようですが、トイプードルは元気なもので便も快調でした。
肉を第一原料に使ったセミモイスト(半生)は珍しいのでおやつにならいいと考えましたが、それには高価すぎるフードです。
霜降り肉のジャーキーを犬に与えているように錯覚してしまいます。
半生ドッグフードの評判がいいのは、ドライフードを受け付けない犬が半生なら食べるという場合が多いので、我が家は食が細いトイプードルがまったく食べないときに、少しだけ与えてみる程度でいいかもしれないと思います。
ただそれにはあまりに勿体なすぎます。
半生の中でましなほうかもしれないとは思えますが、比例して高価なフードです。
ドゥロイヤルドッグフードを実際に買った人の口コミと評判
良い口コミ
- 国産で安心の最高のフード
- これしか食べないので手放せない
- この商品で元気になっていく
- おやつ代わりになる
悪い口コミ
- 高すぎる
- 発色剤が使われているから食べさせたくない
- 高くて常食にできないのでトッピングにしている
- これだけ高額なら自分で作る
- 便が緩む
良い口コミ評判を見ると、食べてくれることが優先のようなので、添加物や価格を気にする方はほぼいないのが特徴です。
反対に悪い口コミ評判では価格や品質への不満があります。
我が家のミニチュアダックスと同様に便が緩んだワンちゃんもいたようですね。
ドゥロイヤルドッグフードのおすすめポイント4つ
原材料には生肉を使用
ドゥロイヤルドッグフードには〇〇ミールと呼ばれる副産物が使われていないと公式で明記されています。
肉とされる原材料はすべて生肉を使って作られています。
牛肉・鶏肉・豚肉が使われていて、動物性タンパク質が摂取できるようになっているドッグフードです。
健康に良いといわれる成分を配合
ドゥロイヤルドッグフードにはいろいろな良質成分が含まれています。
乳酸菌やオリゴ糖、多糖体を含むクマ笹エキスや酵母ミネラルを配合しています。
人体にも良いといわれる成分であるため、犬の健康に配慮して作られたドッグフードです。
ドライを食べない犬でも食べられる半生
ドライの硬さが苦手で食べない犬でも、半生なら食べられるという犬は比較的目立ちます。
高齢になって歯が抜け落ちてきたりして食べられなくなったり、口内トラブルを起こしていたり、ドライの感触を嫌っていたりと、理由は色々ですが、どうしてもドライフードを食べない犬が、半生ドッグフードなら何とか口にできるという場合があります。
全く食べないよりは食べるほうがいいので、半生なら何とか食べてくれるなら、半生に切り替えるのもひとつの手です。
ドゥロイヤルドッグフードは半生ドッグフードの中でも良質なほうなので、選択肢のひとつにしてもいいのではないでしょうか。
小分け包装で便利
半生ドッグフードは空気に触れると劣化が進みます。
このためドゥロイヤルドッグフードは100g単位の小分け包装になっています。
1~2度で使い切ることができるため劣化の心配がほとんどありません。
また小袋は旅行などの持ち運びにも便利です。
ドゥロイヤルドッグフードの気になる点3つ
ドライより添加物が目立つ
半生ドッグフードの中では添加物が抑えられているほうですが、それでもやはり半生フードは品質を安定維持させるための添加物を必要とするため、ドライフードよりは多めに入れています。
水分が多いため保存料は特に必須になります。
また酸化防止剤にビタミンEが使われていますが、人工のエリソルビン酸ナトリウムも同時に使っているため、天然のビタミンEを使う意味はあまりない気がします。
半生の良さを愛犬との生活に取り入れるには、どうしても添加物と付き合う必要があるので、これは仕方がありません。
穀物が入っている
グレインフリードッグフードではありません。
小麦粉やおからなどが入っているので、穀物や大豆製品に弱い愛犬の場合は注意してください。
アレルギーがある愛犬には使えません。
また犬は穀物を消化しにくい体質の生き物です。
消化できなかった穀物を未消化で排出するため、便が緩んだり量や回数が増えたりすることがあります。
ひどくなると嘔吐や下痢を起こすこともあります。
半生の中では高価
セミモイスト(半生)フードの中では比較的良質で、生肉を使っている分高価なフードです。
1kgあたり5000円程度の価格は、あまり常食にできる値段ではありません。
ただどうしても半生ドッグフードしか食べない犬であれば、できれば少しでも良質のものを食べてほしいという気はします。
少なくともこのドゥロイヤルドッグフードは、他の半生に多く使われている着色料は使われていませんし、第一主原料が肉であることが価格に反映されています。
ドゥロイヤルドッグフードオリジナルの原材料と成分から安全性を徹底評価
総合評価チャート
ドゥロイヤルドッグフードオリジナルの成分分析と評価
気になるものは赤字で書いています。赤字がない場合は気になるものはないという意味です。
牛肉、鶏肉、豚肉、おから、鮭白子、マッシュポテト、水飴、小麦蛋白、小麦粉、コーンスターチ、米糠、脱脂大豆、卵、植物油、チーズ、ミネラル類(Na、Cl)、酵母(亜鉛、鉄、銅、ヨウ素)、ササ抽出物、乳酸菌、ソルビトール、pH調整剤(乳酸Na、リン酸塩(Na)、DL-リンゴ酸)、グリセリン、リン酸Ca、酸化防止剤(エリソルビン酸Na、V.E)、オリゴ糖、保存料(ソルビン酸K)、乳酸Ca、発色剤(亜硝酸Na)
総得点 | 85点 |
4D(副産物) | 無添加 |
人工着色料 | 無添加 |
人工保存料 | 添加 |
穀物 | 3種添加 |
人工添加物 | 添加 |
塩・砂糖 | 無添加 |
酸化防止剤 | △(エリソルビン酸ナトリウム、ビタミンE) |
ライフステージ | 全ライフステージ |
メイン食材 | 牛肉、鶏肉、豚肉 |
参考価格 | 3,000円/600g |
原産国 | 日本 |
カロリー | 290kcal/100g |
満点 | 減点数 | 個数 | 得点 | |
4D,動物性油脂 | 25 | 5 | 0 | 25 |
赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、青色2号 | 25 | 5 | 0 | 25 |
保存料(ソルビン酸カリウム、BHA、BHT、プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、没食子酸プロピル、エトキシキン) | 15 | 3 | 2 | 9 |
甘味料(ソルビトール、グリシジン・アンモニエート、ビートバルブ、コーンシロップ) | 15 | 3 | 1 | 12 |
穀物(米、小麦、大麦、トウモロコシなど) | 10 | 2 | 3 | 4 |
食塩,砂糖 | 10 | 2 | 0 | 10 |
総得点 | ー | 85 |
総得点:85点
(↑この点数は成分の安全性のみの評価点です。たんぱく質量などを含めた総合評価は上のレーダーチャートをご確認ください。)
半生フードのため添加物が入っています。
生肉を使っているフードということですが、それなりの割合で穀物も入っているので減点となっています。
ただ半生フードの中では得点が高くなりました。
栄養成分
タンパク質 | 24.0% |
粗脂肪分 | 7.0% |
粗灰分 | 2.0% |
粗繊維 | 6.5% |
水分 | 30.0% |
カルシウム | 0.7% |
リン | 0.6% |
一日あたりの価格評価
成犬を参考とします
スマホの場合は横にスクロールできます⇒
給与量の目安と一日当たりの単価 | ||||||||
体重 | 1kg | 2kg | 3kg | 4kg | 5kg | 10kg | 15kg | 20kg |
給与量(/1日) | 46g | 77g | 104g | 129g | 152g | 256g | 347g | 430g |
価格 (/1日) |
230円 | 385円 | 520円 | 645円 | 760円 | 1280円 | 1735円 | 2150円 |
まとめ
ドゥロイヤルドッグフードはセミモイスト(半生)ドッグフードの中では、品質を高くすることを意識して作られた製品です。
添加物は半生からは切り離せないので、半生を使う以上仕方がないと思わなければならない部分があるでしょう。
ドゥロイヤルドッグフードは添加物をできる限り抑えて作られているので、その点も良心的だと思います。
ただ価格は品質に比例して高いドッグフードです。
我が家のシニア犬もいずれドライフードは食べられなくなる時期が来ると思いますし、ドライをふやかすかセミモイストになるかの二択ですが、セミモイストを与えるとすれば、ドゥロイヤルのように、せめて肉が入っているものを選ぶしかないか、という程度の感覚です。
個人的にはこの内容でこの価格なら、ドライフードをふやかそうかな、とは考えます。
販売会社情報
販売会社 | 株式会社ジャンプ |
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