グラン・デリドッグフードの添加物や栄養価は大丈夫?悪い口コミも紹介

(出典:amazon

ユニ・チャームから出されている「銀のさら」から2016年頃に名前が変わった「グラン・デリ」ですが、原材料や成分はそのままで大きな変更はありません。

店頭でよく見かけるグランデリですが、安全性や口コミが気になる方も多いのではないでしょうか?

グラン・デリ ふっくら仕立て 低脂肪鶏ささみ・ビーフ・緑黄色野菜・小魚・角切りビーフ粒入りの成分と原材料から安全性を評価して、口コミも挙げていきます。

大手国産メーカーから出されている商品ですが、良い点も悪い点もしっかりチェックしていきます!

あみちゃん

子犬くん

お肉たっぷりって書いてるね!

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当サイトでのランク

グランデリ(銀のさら)ドッグフードは当サイトでEランクのドッグフードです。

⇒【S~Eランク】ランク別ドッグフードの一覧


⇒ドッグフードを適当に選んでいるならコレだけは読んで欲しい

口コミや総合評価については以下を参考にしてください。

グラン・デリ(銀のさら)ドッグフードを実際に買った人の口コミと評判

良い口コミ

  • 本当に喜んでよく食べる
  • 食欲不振だったのにこれにすると食べるようになった
  • 便の水分量が増えていい感じになった
  • これしか食べない
  • 安くて助かっている
  • 有名メーカーなので安心できる
  • 高いものよりこういう低価格のほうが食いつきがいい

悪い口コミ

  • 色が気持ち悪い
  • 糖類で食いつきがいいと思うのでリピートはしない
  • 匂いがきつい
  • 食べない
  • 体調を崩して下痢をした
  • ペットショップからこれはやめたほうがいいと止められた

よく食べると好評のようです。

チーズパウダーと糖類が理由ではと思いますが、特に気にすべき糖類が気にならない方はそのまま続けられているのでしょう。

悪い口コミは少ないのですが、原材料が気になる方はそもそも買っていないのでは、と感じます。

グラン・デリ(銀のさら)のおすすめポイント3つ

チーズパウダーで食いつき良さの工夫

グラン・デリにはチーズパウダーが練りこまれています。

愛犬の食いつきがよくなるよう工夫されています。

チーズなどの乳製品を好む犬は多いので、この製品を「食いつきが良い」「喜んで食べる」という声が上がるのは、チーズパウダーの効果も大きいかもしれません。

超小型犬や小型犬でも食べやすい粒

ふっくら仕立てのグラン・デリは特に愛犬が食べやすい粒になっています。

また粒の大きさも超小型犬や小型犬でも無理なく食べられるサイズです。

ビタミンなどの栄養分が加えられている

ビタミンやミネラルなど犬の健康を維持できる成分が豊富に加えられています。

ビタミンの中には食材から摂取しにくいものもありますが、そういった種類も添加されています。

グラン・デリ(銀のさら)気になる点6つ

主原料は穀物

第一主原料は穀物であり、中でもアレルギーを起こしやすい小麦粉とトウモロコシが1番目と2番目に来ています。

穀物はアレルギーを起こしやすいという問題だけではなく、未消化を起こしやすいという点でも大きな問題があります。

犬は穀物を消化する酵素をほとんど持っていません。

そのため穀物を含むフードを食べると、消化不良で便が緩んだり、量や回数が増えたりすることがあります。

しかもこのドッグフードには大量の穀物が入っています。

便の変化に気を付けてください。

肉の内容は不明

「国産のお肉たっぷり」と書かれているのですが、肝心の肉類はミール類であり、何が使われているかはっきりしません。

ビーフと書かれているものがありますが、ミールやパウダーだらけの中で、それが生肉なのか生肉であっても含有量がどれだけなのか分かりません。

タンパク質量の低さから見ても、半分以上穀物でできた、肉の栄養素は望めないドッグフードだと考えたほうがいいかもしれません。

酸化防止剤は無添加でも保存料や添加物は多く入っている

人工的な酸化防止剤は無添加で、ミックストコフェロールなどが使われているため、天然酸化防止剤使用のドッグフードです。

ただ保存料は人工のものが多く使われているため、天然酸化防止剤を台無しにしている感じです。

また調味料や着色料も多く入っており、人工添加物がかなり多いドッグフードです。

糖分も入っている

砂糖は入っていませんが、別成分の糖分は入っています。

食いつきが良い理由のひとつかもしれませんが、犬に糖分や塩分は不要です。

糖尿病のリスクともなるので、注意が必要です。

野菜はすべてパウダー

野菜類となっていますが、すべてパウダーです。

野菜をどの程度、どのように加工しているのか分かりません。

緑黄色野菜入りと銘打ったドッグフードとは言い難い原材料成分だと感じられます。

総合栄養食としては栄養価が低い

このドッグフードのタンパク質は17.6%しかありません。

総合栄養食としては栄養が不足しているといえます。

しかも子犬から使えるとされているので、特にタンパク質はもっと高い数値が必要です。

子犬が摂取するタンパク質は、理想として30%、成犬では25%とされています。

まったく不足しているフードですね。

粗脂肪分も低めです。

脂肪分は高すぎてもよくありませんが、低すぎても犬の健康な成長を妨げてしまいます。

栄養価が低いフードなので、痩せ気味の犬や虚弱気味な犬の場合は注意してください。

 

グラン・デリ(銀のさら)の原材料と成分から安全性を徹底評価

総合評価チャート

グラン・デリ(銀のさら)の成分分析と評価

気になるものは赤字で書いています。赤字がない場合は気になるものはないという意味です。

穀類(小麦粉トウモロコシパン粉小麦グルテン)、糖類(ブドウ糖果糖液糖、ショ糖、粉末水あめ)、肉類(ビーフミールポークミール、ビーフ、チキンエキスチキンミールササミパウダー)、豆類(脱脂大豆大豆粉大豆エキスおからパウダー大豆タンパク)、動物性油脂フィッシュミール、ビール酵母、野菜類(ニンジンパウダーカボチャパウダーホウレンソウパウダー)、チーズパウダー、プロピレングリコール、ミネラル類(カルシウム、塩素、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、ナトリウム、リン、亜鉛)、グリセリン、増粘安定剤(加工デンプン、アルギン酸エステル)、乳化剤、ソルビトール、保存料(ソルビン酸Kソルビン酸)、調味料、pH調整剤、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D、E、K、コリン、パントテン酸)、着色料(二酸化チタン赤色40号赤色106号黄色4号黄色5号青色1号)、リン酸塩、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、アスコルビン酸Na、ハーブエキス)、発色剤(亜硝酸Na

 

総得点 33点
4D(副産物) 添加
人工着色料 添加
人工保存料 添加
穀物 4種類
人工添加物 添加
塩・砂糖 無添加
酸化防止剤 ◎(ミックストコフェロール他)
ライフステージ 全年齢
メイン食材 小麦粉、トウモロコシ
参考価格 940円/1.9kg
原産国 日本
カロリー 295kcal/100g
満点 減点数 個数 得点
4D,動物性油脂 25 5 4 5
赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、青色2号 25 5 5 0
保存料(ソルビン酸カリウム、BHA、BHT、プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、没食子酸プロピル、エトキシキン) 15 3 3 6
甘味料(ソルビトール、グリシジン・アンモニエート、ビートバルブ、コーンシロップ) 15 3 1 12
穀物(米、小麦、大麦、トウモロコシなど) 10 2 4 0
食塩,砂糖 10 2 0 10
総得点 33

総得点:33点

↑この点数は成分の安全性のみの評価点です。たんぱく質量などを含めた総合評価は上のレーダーチャートをご確認ください。)

副産物、動物性油脂、保存料、着色料、添加物、穀物のオンパレードという状態で相次ぐ減点となりました。

食塩や砂糖は入っていませんが糖類は添加されています。

人工酸化防止剤は無添加ですが保存料が多く添加されています。

不安を感じる内容と思えます。

栄養成分

タンパク質 17.6%
粗脂肪分 7.5%
粗繊維 4.0%
粗灰分 7.5%
水分 30.0%

 

まとめ

 

 

どこにでも売っているタイプのドッグフードで、国産大手ということで安心して買っている方が多いようです。

糖類が食いつきを良くするために喜ばれている様子ですね。

それが気になる方は買わないので口コミが少ないという感じです。

個人的な経験ですが、現在高齢になっている愛犬がまだ若いころ、「銀のさら」だった時代に与えてお腹を壊してしまい、一度食べさせたきりでやめました。

合う合わないがあるので仕方ないと思いますが、鋼鉄の胃腸を持っている犬がそういう症状を起こしたので、それ以来原材料や成分には気を付けるようにして、食いつきより重視しています。

 

犬の食いつきの良さには肉を多く使っていることでの良い面と、糖分塩分香料を使って食欲をそそるいただけない面があります。

グラン・デリ(銀のさら)の食いつきに関しては後者に近いと感じます。

犬の主食は小麦粉やトウモロコシではないので、その点も含めてコスパを考えられて選ばれることをおすすめいたします。

また栄養価や添加物という点で、大きな不安があります。

健康上全く問題がなく続けることができれば、コスト安で店頭にもいつも並んでいる製品で手に入りやすいというメリットがあります。

問い合わせ窓口が国内で気軽に質問できるという点も、安心できるのではと思います。

販売会社情報

販売会社 ユニ・チャームペット
住所 東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館
電話番号 0120-810-539