(出典:amazon)
グリーンフィッシュドッグフードは肉にアレルギーを持つ犬でも食べられる、魚を使ったドッグフードです。
小粒と中粒がありますが、超小型犬から全犬種に使える小粒で安全性を評価しながら口コミ評判を挙げていきたいと思います。
あみちゃん
子犬くん
目次(ジャンプできます)
当サイトでのランク
グリーンフィッシュドッグフードは当サイトでBランクのドッグフードです。
口コミや総合評価については以下を参考にしてください。
グリーンフィッシュドッグフードを実際に買った人の口コミと評判
良い口コミ
- 便が硬くなって始末しやすいのでいい
- 毛づやもよく便の臭いも気にならなくなった
- お腹を壊さなくなった
- 便が硬めになって調子が良さそうで臭くなくなった
悪い口コミ
- 穀物フードなので論外
- 魚が22%ではそれ以外は穀物と思うので使わない
- 軟便は改善されたけど涙やけがひどくなった
- 嫌がって一口も食べてくれない
便の調子が良くなった、お腹を壊さなくなったという評判の良さですが、これはビートパルプの影響があるかもしれません。
軟便や下痢をしている愛犬がその原因が分からないままにビートパルプで便が硬くなってしまっている可能性もあるので、もともとお腹の調子が悪かった場合はまず獣医さんに相談されたほうがいいと思います。
穀物が主原料であることで魚のフードとして見ていないという声もあがっています。
グリーンフィッシュドッグフードのおすすめポイント3つ
肉アレルギーでも食べられる魚原料
チキンやラム、鹿肉など多くの肉系ドッグフードがありますが、肉にアレルギーを持つ犬は多く、どの肉も無理だという犬もいます。
グリーンフィッシュの動物性原料には魚が使われています。
肉アレルギーを持つ犬でも食べることができます。
よい栄養素を含んでいる
オメガ3&6など魚が持つ栄養素を含むドッグフードです。
毛づやが良くなったという評判のドッグフードですが、こういった成分が影響しているかもしれません。
タウリンなども含まれていることや、抗酸化成分のあるローズマリーも入っていることで、犬の健康維持に努めるよう作られていると感じられます。
合成成分は無添加
人工添加物や着色料などは無添加です。
酸化防止剤には天然のビタミンEが使われています。
犬に不安と思える合成成分が入っていない安心できるドッグフードです。
グリーンフィッシュの気になる点4つ
穀物アレルギーの犬には無理
魚を主原料と書かれていますが、第一主原料はトウモロコシであり、穀物ドッグフードと考えたほうがいいでしょう。
グレインフリーではありません。
そしてトウモロコシはアレルギーを起こしやすい穀物です。
穀物にアレルギーを持つ犬は食べることができません。
また犬は穀物をほとんど消化できません。
未消化として便に排出してしまいます。
便の量が増えたり緩んだりすることがあります。
魚は22%だけ
魚のフードと思ってしまいますが、穀物が多いドッグフードで、魚は原材料の22%しか入っていません。
肉や穀物を受け付けないアレルギーや、魚の栄養価に期待して、魚をふんだんに含んだフードに頼りたいと思っている飼い主さんには、がっかりの結果なのではないでしょうか。
現時点で5種類の魚が入っていますが、それを合わせて22%とすると、魚をメインとするフードとは言い難いでしょう。
また魚の種類は季節により変わるとされているので、もし食べられない魚があるワンちゃんの場合は、表記されている原材料を都度チェックするように注意してください。
ビートパルプが便を硬くしてしまうことも
これを食べて愛犬の便がコロコロして調子がいいという声がありますが、ビートパルプの影響かもしれません。
ビートパルプは便を硬くして出にくくしてしまいます。
便秘状態になっていないかどうか注意されたほうがいいでしょう。
また軟便や下痢が治ったとされる飼い主さんが多いのですが、軟便や下痢には病的要因が絡んでいることがあります。
それを治療しないまま、ビートパルプで便を固めてしまい、症状だけを隠してしまうのは大変危険です。
ビートパルプには薬効成分はありません。
もともとお腹の調子が悪かったワンちゃんが、ビートパルプ入りのドッグフードで便が改善されても、一度獣医さんに相談することをおすすめいたします。
前述の穀物では便の量が増えて緩む作用があり、ビートパルプは便を固めてしまうので、反作用で犬の消化器官にはかなり負担がかかるフードだと考えられたほうがいいと思います。
植物性オイルの内容がわからない
植物性オイルが使われていますが、動物性油脂ではないので比較的安心できるものの、オイルの原材料が不明です。
何から作られたオイルなのか明記してほしいところです。
グリーンフィッシュドッグフードの原材料と成分から安全性を徹底評価
総合評価チャート
グリーンフィッシュドッグフードの成分分析と評価
気になるものは赤字で書いています。赤字がない場合は気になるものはないという意味です。
シリアル(トウモロコシ、米粉、コーングルテン)、魚【22%以上(サバ、イワシ、ニシン、ツナ、タラ)※季節により魚の種類が変わります】、 植物性オイル、ビートパルプ、ビール酵母、ビタミン及びミネラル(硫酸銅・80mg、炭酸鉄・105mg、酸化マンガン・129mg、炭酸コバルト・6mg、酸化亜鉛・82mg、ヨウ素酸カルシウム・15mg、亜セレン酸ナトリウム・20mg)、ハーブ(アーティチョーク、ローズマリー、ミルクシスル)
※合成着色料、合成保存料無添加。
※天然抽出物ビタミンEによる鮮度保存。
※不活性ガス充填(450g,2kg)
※日本語表記内容は日本の法律に則ったもので、日本国内のみ有効です。
総得点 | 91点 |
4D(副産物) | 無添加 |
人工着色料 | 無添加 |
人工保存料 | 無添加 |
穀物 | 3種類 |
人工添加物 | 無添加 |
塩・砂糖 | 無添加 |
酸化防止剤 | ◎(ビタミンE) |
ライフステージ | 1歳~ |
メイン食材 | トウモロコシ |
参考価格 | 4,000円/2kg |
原産国 | イタリア |
カロリー | 370kcal/100g |
満点 | 減点数 | 個数 | 得点 | |
4D,動物性油脂 | 25 | 5 | 0 | 25 |
赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、青色2号 | 25 | 5 | 0 | 25 |
保存料(ソルビン酸カリウム、BHA、BHT、プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、没食子酸プロピル、エトキシキン) | 15 | 3 | 0 | 15 |
甘味料(ソルビトール、グリシジン・アンモニエート、ビートバルブ、コーンシロップ) | 15 | 3 | 1 | 12 |
穀物(米、小麦、大麦、トウモロコシなど) | 10 | 2 | 3 | 4 |
食塩,砂糖 | 10 | 2 | 0 | 10 |
総得点 | ー | 91 |
総得点:91点
(↑この点数は成分の安全性のみの評価点です。たんぱく質量などを含めた総合評価は上のレーダーチャートをご確認ください。)
ビートパルプと穀物が入っているので減点になっています。
穀物が第一主原料となっていて3種類入っています。
栄養成分
タンパク質 | 24.0% |
粗脂肪分 | 10.0% |
粗繊維 | 3.0% |
粗灰分 | 5.8% |
水分 | 8.0% |
オメガ3 | 0.32% |
オメガ6 | 3.6% |
一日あたりの価格評価
成犬を参考とします
スマホの場合は横にスクロールできます⇒
給与量の目安と一日当たりの単価 | |||||||||
体重 | 1kg | 3kg | 5kg | 7kg | 10kg | 20kg | 30kg | 40kg | 50kg |
給与量(/1日) | 40g | 70g | 95g | 120g | 210g | 320g | 430g | 530g | 620g |
価格 (/1日) |
80円 | 140円 | 190円 | 240円 | 420円 | 640円 | 860円 | 1060円 | 1240円 |
まとめ
グリーンフィッシュドッグフードは穀物OKで魚のフードが欲しいという場合には良いドッグフードだと思います。
ただビートパルプが気になります。
便が硬くなるのはその影響である可能性が高いので、病気で便が緩い場合も強制的に便を硬くしてしまいます。
もともとお腹の調子が悪く便が緩い愛犬にはその改善のために食べさせるのではなく、そういう症状はまず獣医さんのもとで治療をおすすめします。
魚のフードとしては魚の量が少ないので、穀物フードに魚が入っているとご理解の上で与えられたほうがいいでしょう。
販売会社情報
販売会社 | 株式会社クオレイタリア |
住所 | 愛知県知立市弘法2-6-1 |
電話番号 | - |