【原材料に欠点も?】ハッピードッグドッグフードの口コミと安全性

(出典:公式

ハッピードッグはドイツ自社工場で製造され、ヒューマングレード素材を使った無添加のドッグフードです。

公式では最高品質と記載があり、ラインナップが多いハッピードッグですが、愛犬に与える前に安全性や口コミ評判が気になりますね。

多くのラインナップの中から、小型犬用スプリーム・ミニ ミニアダルトの安全性を評価して口コミ評判を挙げていきたいと思います。

中型犬や大型犬、小型犬用に分けてたくさんの製品がありますが、良い点や悪い点はしっかりチェックします!

あみちゃん

子犬くん

どんなお肉が入ってるかもしっかりチェックしてね!

ハッピードッグドッグフードには以下のラインナップがあります。

【スプリームヤング】
・ベビーグレインフリー
・ジュニアグレインフリー
【スプリーム・フィット&ウェル(中大型犬)】
・ミディアムアダルト
・マキシアダルト
・ライト1(低炭水化物)
・ライト2(低脂肪)
・シニア
・スポーツ
【スプリーム・センシブル(中大型犬用)】
・アフリカ(ダチョウ)
・カリビック(シーフィッシュ)
・ニュージーランド(ラム&ライス)
・トスカーナ(ダック&サーモン)
・アイルランド(サーモン&ラビット)
【スプリーム・ミニ(小型犬用)】
・ミニベビー&ジュニア
・ミニアダルト
・ミニライト(低脂肪)
・ミニシニア
・ミニアフリカ(ダチョウ&ポテト)
・ミニニュージーランド(ラム&ライス)
・ミニアイルランド(サーモン&ラビット)
・ミニトスカーナ(ダック&サーモン)

今回チェックするのは、小型犬用のスプリーム・ミニのうち、一般成犬用のミニアダルトです。

当サイトでのランク

ハッピードッグドッグフードは当サイトでBランクのドッグフードです。

⇒【S~Eランク】ランク別ドッグフードの一覧


⇒ドッグフードを適当に選んでいるならコレだけは読んで欲しい

口コミや総合評価については以下を参考にしてください。

ハッピードッグドッグフードを実際に買った人の口コミと評判

良い口コミ

  • 食いつきが良かった
  • 涙やけが改善されている
  • お腹が弱い犬がお腹を壊さず食いつきよく食べている
  • 気に入ってよく食べている
  • ローテーションの一つにしている

悪い口コミ

  • 全然食べてくれなかった
  • ローテーションで色々なフードを食べるのに、このフードだけは全く食べない
  • 粒が大きい
  • ミールの内容が分からずに牛アレルギーなのに牛脂を与えてしまった

口コミ評判はおおむね良いものが多いフードです。

口コミ評判そのものが少ないのですが、悪い口コミの中に、内容不明だったことでアレルギーのワンちゃんに与えてはいけないものを与えたることになってしまったというものがあり、ドッグフードの記載方法にありがちな要注意点といえますね。

ハッピードッグドッグフードのおすすめポイント3つ

ラインナップが豊富

ハッピードッグドッグフードはラインナップが豊富です。

中大型犬や小型犬用に分かれ、使われている原材料もダチョウやラム、サーモンやラビットなど様々です。

愛犬の大きさや食べさせたい原材料で選ぶことができるので便利です。

子犬用はグレインフリー

子犬用製品のスプリームヤングはグレインフリーです。

ベビーグレインフリーは全犬種対応ですが、小型犬は12か月まで、中大型犬は生後6ヶ月までとなっています。

中大型犬は生後7ヶ月以降はスプリームヤングのジュニアグレインフリーが用意されています。

敏感な子犬時代がグレインフリーなのは嬉しいですね。

消化吸収率が90%以上

ハッピードッグは消化吸収率が高く、90%以上の数値を誇ります。

消化吸収率が高いフードを食べていると、排便の回数や量も減り、便の状態も良くなります。

便の量が多くて排便状態が良いと思われている場合がありますが、実は未消化で排出しているケースが多く、フードをしっかり消化吸収できていると便は自然と量や回数が少なくなります。

また消化吸収性に優れているので、給餌量も少なくて済み、経済性にも優れています。

ハッピードッグドッグフードの気になる点4つ

グレインフリー製品ばかりではない

グレインフリー製品もありますが、グルテンフリーとグレインフリーに分かれています。

そしてグルテンフリー製品にはトウモロコシ粉が入っている場合が多く、アレルゲン性が高い原材料を完全に除去しているわけではありません。

小麦にアレルギーを持つ犬は、トウモロコシにもアレルギーを起こす場合が多く、片方を除去しているから大丈夫と安心はできないので、最初は少量から与えて様子を見てください。

穀物を食べさせると、それを消化できない生き物である犬は、便が増えたり緩んだりすることがあります。

量や回数が増えるだけではなく、嘔吐や下痢を起こすこともあります。

塩が入っている

塩化ナトリウム、つまり塩が入っています。

ドッグフードには人工的に塩分を添加する必要はありませんが、たびたび入れられる原材料のひとつでもあります。

塩分を長期に過剰摂取することでのリスクが高まるデメリット以外、メリットは何もありません。

塩はカットしてほしいところですね。

動物性素材の組み合わせなどアレルゲンに注意

ダック&サーモンやサーモン&ラビットなど、違う動物性素材を一つの製品に組み合わせて入れ、作られているものが多いフードです。

これでアレルギーを起こした場合、アレルゲンの特定は難しくなります。

動物性タンパク質が摂れるのはいいことですが、理想は単一の動物性素材を多く含んだフードです。

初めて口にする肉や魚が2種類入っているフードを食べるときには、少量から慎重に切り替えてください。

またポテトも使われていますが、アレルゲンになりやすい食材の一つなので注意してください。

家禽脂は何からできているか?

原材料の比較的最初のほうに、家禽脂と書かれています。

何からできているものか分かりません。

ヒューマングレードと記載があるのですが、この書き方だけを見ると、副産物と判断されても仕方がありません。

副産物ではないとしても、どの動物のどんな油脂を使っているのかを知らなければ、使えない体質の犬もいますね。

 

 ハッピードッグドッグフードスプリーム・ミニ ミニアダルトの原材料と成分から安全性を徹底評価

総合評価チャート

(肉の含有量は記載がないので肉量を3にしています。)

ハッピードッグドッグフードスプリーム・ミニ ミニアダルトの成分分析と評価

気になるものは赤字で書いています。赤字がない場合は気になるものはないという意味です。

トウモロコシチキンミール家禽脂米粉、ポテトプロテイン*、サーモンミールフィッシュミールラムミール、ひまわり油、ビートファイバー*、アップルファイバー*(0.6%)、菜種油、乾燥全卵、塩化ナトリウム、サッカロマイセス・セレビシエ*、塩化カリウム、海藻*(0.15%)、亜麻の種(0.15%)、ミルクシスル、アーティチョーク、タンポポ、ショウガ、カンバ葉、ネトル、カモミール、コリアンダー、ローズマリー、セージ、リコリス根、タイム(ハーブ:0.14%)*、緑イ貝*(0.02%)、イースト抽出物* (*乾燥)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビオチン、Dパントテン酸カルシウム、ナイアシン、ビタミンB12、コリン)、ミネラル類(鉄、銅、亜鉛、マンガン、ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、天然由来トコフェロール(酸化防止剤として)(*乾燥)

 

総得点 94点
4D(副産物) 無添加
人工着色料 無添加
人工保存料 無添加
穀物 2種添加
人工添加物 無添加
塩・砂糖 塩添加
酸化防止剤 ◎(トコフェロール)
ライフステージ 成犬
メイン食材 トウモロコシ
参考価格 2,052円/1kg
原産国 ドイツ
カロリー 355kcal/100g
満点 減点数 個数 得点
4D,動物性油脂 25 5 0 25
赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、青色2号 25 5 0 25
保存料(ソルビン酸カリウム、BHA、BHT、プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、没食子酸プロピル、エトキシキン) 15 3 0 15
甘味料(ソルビトール、グリシジン・アンモニエート、ビートバルブ、コーンシロップ) 15 3 0 15
穀物(米、小麦、大麦、トウモロコシなど) 10 2 2 6
食塩,砂糖 10 2 1 10
総得点 94

総得点:94点

(↑この点数は成分の安全性のみの評価点です。たんぱく質量などを含めた総合評価は上のレーダーチャートをご確認ください。)

アレルゲンになりやすいトウモロコシなど穀物が入っていることで減点になっています。

ミール類の記載がありますが、公式で減量はヒューマングレード素材と明記されているので、良質の肉粉と考えられるため、減点はしていません。

栄養成分

タンパク質 26.0%
粗脂肪分 14.0%
粗灰分 6.5%
粗繊維 3.0%
水分 9.0%
リン 1.0%
カルシウム 1.50%

まとめ

ハッピードッグは口コミが少ないドッグフードですが、フードを気に入っている方の声が多いようです。

原材料にミールの記載がありますが、ヒューマングレードとの記載がありタンパク質量も十分なので、良質の動物性素材を使ったフードと考えて良いでしょう。

ただミールの内容不明だったことでの悪い口コミもあるので、やはり原材料を事前に細かくチェックしなければワンちゃんの健康にかかわることもありますね。

子犬時代のフードがグレインフリーであることはかなり重要です。

成長過程にある子犬時代に穀物を蓄積させたくはありません。

製品によってグレインフリー・グルテンフリーとマチマチですが、グルテンフリーの場合その基準がやや曖昧で徹底されていない部分があるのが少し気になります。

小麦にアレルギーがある場合は、グルテンフリーではなくグレインフリー製品を選んだほうが安全かもしれません。

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