(出典:amazon)
ナチュラリーフレッシュドッグフードは、副産物を使わず、自然な生肉・野菜や果物を工場に直行で製造加工するカナダのドッグフードです。
新鮮素材を活かしたナチュラリーフレッシュドッグフードは、とても良さそうなイメージですが、実際のところはどうでしょうか。
あみちゃん
子犬くん
ナチュラリーフレッシュドッグフードには以下のラインナップがあります。
・チキン&ダック(鶏肉と鴨肉)
・ターキー&ラビット(七面鳥とうさぎ肉)
・ポーク&ビーフ(豚肉と牛肉)
チキン&ダックの原材料と成分から、安全性を評価しつつ、口コミ評判を探していきます。
目次(ジャンプできます)
当サイトでのランク
ナチュラリーフレッシュドッグフードは当サイトでBランクのドッグフードです。
口コミや総合評価については以下を参考にしてください。
ナチュラリーフレッシュドッグフードを実際に買った人の口コミと評判
良い口コミ
- とても食いつきがいい
- ウンチもそこまでに臭くない
- 犬たちの食いつきがすごく子犬のウンチの量がすごかった
- 低GIなので買ってみた
- 便の状態がいいので続けてみる
- プロバイオティクスの添加がありがたい
- 食べ易そうな大きさ
- ターキーやうさぎ肉が珍しいのでいい
- 脂っぽさがない
- 病院から言われる体重をクリアできる上便の状態がいい
- 毛質が柔らかくなってきた
悪い口コミ
- なかなか食べてくれない
- しぶしぶ食べた。あと袋が閉めにくい。
- 便の色が薄い黄土色になってしまった
- 粒が大きすぎるのでリピートはなし
まだ日本では使われ始めて日が浅いこともありますが、口コミは良いようです。
他の似たドッグフードから試しに切り替えてみて、ワンちゃんが気に入って食べたという口コミがいくつかあります。
ウンチの量がすごかったという子犬ちゃんが、少し気になりますね。
健康的にお通じが良かったのならいいのですが、あまり便の量が急激に増えると消化器官に負担がかかるります。
フードを変えたときの健康のバロメーターのひとつである便には、注意をしてみてくださいね。
犬が消化できない穀物が入っていることが原因である可能性も否めません。
後述しているので参考になさってください。
これからますます口コミが増えてくることを期待したいドッグフードです。
ナチュラリーフレッシュドッグフードのおすすめポイント4つ
食材を活かした製造方法
遺伝子組み換え食品などが多い中で、ナチュラリーフレッシュドッグフードは食材本来の自然な力を活かすというコンセプトで作られています。
肉や野菜の栄養を丸ごと封じ込めることで、新鮮な食材を活かしたドッグフードです。
また肉で取ったスープであるミートブロスを使って旨味をつけています。
原材料に天然香味料がありますが、これにあたるようですね。
犬の食いつきをよくするために人工調味料に頼るドッグフードや、天然香味料の内容が不明なフードもありますが、肉そのものを最後まで無駄にせず、スープとして使い切り、味つけに利用しています。
無添加ドッグフード
添加物、副産物ともに含まれていません。
着色料や保存料はなく、香料は天然のものです。
犬に不安と思われる人工のものは加えられていません。
酸化防止剤はビタミン由来のものが使われています。
GI値の低い食材を使用
GI値が高い食材を摂取すると、糖の吸収率が高まり、血糖値が上昇します。
多くのドッグフードに含まれるコーンやジャガイモはGI値が70以上と高く、避けたい食材です。
ナチュラリーフレッシュドッグフードは、血糖値の上昇をゆるやかにするため、低GIの食材である白インゲンやエンドウ豆が使われています。
プレミアムフードの中では買い求めやすい価格
参考価格では1kgあたり2千円前半で、生肉を使っている上その質が良いプレミアムフードの中では、良心的な価格に入るフードです。
常食にできるかどうかは考えが分かれるところですが、プレミアムフードを選ぶ場合に、手が出ない値段ではありません。
体重5kgの成犬で一日139円といったところです。
リーズナブルなほうに入るのではないでしょうか。
ナチュラリーフレッシュドッグフードの気になる点4つ
犬が苦手な穀物が入っている
ハトムギ、トウジンビエ、キヌアを「古代穀物」としてフードに取り入れています。
アレルゲン性は低い穀物ですが、むしろハトムギ以外は聞きなれない名前で、穀物であることを見逃してしまいかねません。
穀物にアレルギー反応を起こしたことがあるワンちゃんには注意して与えてください。
また犬は穀物を消化する能力がほとんどありません。
そのため穀物入りのドッグフードを食べることで、便の量や回数が増えたり、緩んだりすることがあります。
体質に合わずまったく消化できずに、嘔吐や下痢を起こしてしまう犬もいるので注意してください。
チキン&ダックは全年齢可でも栄養価が低い
チキン&ダックは幼犬期からシニア期まで使えるオールステージフードになっています。
ですがタンパク質は23%どまりです。
総合栄養食としては合格ラインですが、子犬に与えるフードとしてのタンパク質は、30%を超えるものが理想です。
どう低くとも25%は必要です。
成犬期の活発なな運動量に対応するにも、やはりタンパク質が不足しています。
栄養価はやや低めのドッグフードです。
高GIのニンジンが入っている
低GI食材を利用しているというコンセプトですが、GIが80の数値をたたきだすニンジンが入っているので、プラスマイナスで同じことになるかもしれません。
同じく入っているほうれん草やサツマイモ、トマトは低GI食材ですが、ニンジンについては高GIであると記載がほしいところですね。
塩が添加されている
塩化ナトリウム、つまり食塩が入っています。
多量ではないと思いますが、ドッグフードに人工的な食塩添加は好ましくありません。
原材料には自然な塩分が含まれているので、食塩を添加する必要はなく、塩分過剰摂取で病気のリスクを高めてしまいます。
また食塩を添加しているドッグフードは、多くが食いつきをよくする目的です。
そのため塩味で食いつきが良くなった犬は、無味無臭の他ドッグフードに切り替えることがとても難しくなります。
食べさせるためには一生塩分の含まれたドッグフードを続けることになってしまいますね。
ナチュラリーフレッシュドッグフードチキン&ダックの原材料と成分から安全性を徹底評価
【総合評価チャート】
(肉の含有量は記載がないので肉量を3にしています。)
ナチュラリーフレッシュドッグフードの成分分析と評価
気になるものは赤字で書いています。赤字がない場合は気になるものはないという意味です。
骨抜き鶏肉、乾燥全卵、白インゲンマメ、エンドウ豆、エンドウ豆たんぱく、ハトムギ、鶏脂肪(ミックストコフェロールで保存)、亜麻仁、天然香味料、骨抜き鴨肉、ニシンオイル、トウジンビエ、炭酸カルシウム、二リン酸カルシウム、キヌア、ビタミン類[塩化コリン、ビタミンEサプリメント(保存料)、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸(酸化防止剤)、ナイアシン、ベータカロチン(酸化防止剤)、ビタミンAサプリメント、硝酸チアミン、D-パントテン酸カルシウム、塩化ピリドキシン、リボフラビン、ビオチン、ビタミンB12サプリメント、ビタミンD3サプリメント、葉酸]、ミネラル類[硫酸鉄、硫酸亜鉛、硫酸銅、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ素酸カルシウム、亜鉛タンパク化合物、銅タンパク化合物、マンガンタンパク化合物、鉄タンパク化合物]、硫酸カルシウム、塩化ナトリウム、DL-メチオニン、乾燥チコリ根、酵母エキス(マンナンオリゴ糖の素)、トリポリリン酸ナトリウム、リンゴ、ニンジン、クランベリー、タウリン、ホウレンソウ、サツマイモ、大麦若葉、トマト、乾燥枯草菌発酵産物、乾燥リケニホルミス菌発酵産物、乾燥ラクトバチルス・アシドフィラス発酵産物、乾燥ラクトバチルス・カゼイ発酵産物、乾燥ビフィズス菌発酵産物、乾燥エンテロコッカス・フェシウム発酵産物、乾燥アスペルギルス・オリゼー発酵産物
総得点 | 92点 |
4D(副産物) | 無添加 |
人工着色料 | 無添加 |
人工保存料 | 無添加 |
穀物 | 3種添加 |
人工添加物 | 無添加 |
塩・砂糖 | 塩添加 |
酸化防止剤 | ◎(L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸) |
ライフステージ | 全年齢 |
メイン食材 | 骨抜き鶏肉 |
参考価格 | 2,322円/1kg |
原産国 | カナダ |
カロリー | 374.7kcal/100g |
満点 | 減点数 | 個数 | 得点 | |
4D,動物性油脂 | 25 | 5 | 0 | 25 |
赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、青色2号 | 25 | 5 | 0 | 25 |
保存料(ソルビン酸カリウム、BHA、BHT、プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、没食子酸プロピル、エトキシキン) | 15 | 3 | 0 | 15 |
甘味料(ソルビトール、グリシジン・アンモニエート、ビートバルブ、コーンシロップ,キシロース) | 15 | 3 | 0 | 15 |
穀物(米、小麦、大麦、トウモロコシなど) | 10 | 2 | 3 | 4 |
食塩,砂糖,pH調整剤 | 10 | 2 | 1 | 10 |
総得点 | ー | 92 |
総得点:92点
(↑この点数は成分の安全性のみの評価点です。たんぱく質量などを含めた総合評価は上のレーダーチャートをご確認ください。)
ハトムギ、トウジンビエ、キヌアの三種類の穀物が入っているので減点になっています。
人工的な合成添加物などは入っていません。
栄養成分
タンパク質 | 23% |
粗脂肪分 | 15% |
粗繊維 | 3.5% |
水分 | 10% |
カルシウム | 1.2% |
リン | 1.0% |
オメガ6 | 3% |
オメガ3 | 0.35% |
一日あたりの価格評価
給与量の目安と一日当たりの単価 | |||||
体重 | 2kg | 5kg | 10kg | 20kg | 30kg |
給与量(/1日) | 40g | 60g | 112g | 170g | 280g |
価格 (/1日) |
93円 | 139円 | 260円 | 395円 | 650円 |
通常運動量の成犬からシニア犬を参考とします
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販売会社情報
販売会社 | 株式会社カラーズ |
住所 | 神戸市灘区桜口町4-1-1 ウェルブ六甲道4番街1番館402 |
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