(出典:amazon)
日本のみのりドッグフードは、素材本来の良さを活かして手作り料理に近い方法で作られたフードです。
そのため大量生産はせず、ひとつひとつていねいに作られている国産無添加ドッグフードです。
国産のうえ、こういったていねいな製法のドッグフードとなると、やはり興味がありますね。
愛犬に与える前にまず安全性チェックが大切です。
あみちゃん
子犬くん
日本のみのりドッグフードには
・ビーフベース
・チキンベース
・ポークベース
のラインナップがあります。
ポークベースの原材料と成分から、安全性をチェックして、口コミを探してみます。
目次(ジャンプできます)
当サイトでのランク
日本のみのりドッグフードは当サイトでCランクのドッグフードです。
口コミや総合評価については以下を参考にしてください。
日本のみのりドッグフードを実際に買った人の口コミと評判
良い口コミ
- 2匹いるけどよく食べる
- 好きなフードと選ばせたらこちらを選んだ
悪い口コミ
- お肉メインではないのでこれだけでは食べさせずトッピング
使っている人がほとんどいないのか、口コミはほぼ見当たりませんでした。
良い口コミ、悪い口コミ、参考になる情報が増えることを期待したいですね。
新しいドッグフードではないのですが、口コミがないのは、やはり使っている人が少ないことが理由かもしれません。
材料の質は良さそうですが、玄米と白米が主原料であることは気になります。
気を配って少量生産されているドッグフードという点に好感が持てますが、材料を見ると、個人的には様子見というところです。
日本のみのりドッグフードのおすすめポイント3つ
大量生産をせず手作り食に近づけた製法
日本のみのりドッグフードは、手作り料理を意識して製造しているため、大量生産ではありません。
少量生産ですが、その分がひとつひとつていねいに作られています。
工場の大量生産に不安を感じる飼い主さんのニーズに合うタイプのドッグフードではないでしょうか。
国産原材料である内容がはっきりしている
肉などはボイルして使われていますが、こういった原材料は国産が使われており、肉や野菜は産地が明確なためこれを記載しています。
どこで採れたか分からない原材料のドッグフードは嫌だと思う飼い主さんもいます。
国産で産地がはっきりした肉や野菜が入っていることで、愛犬に安心して食べさせられると感じられますね。
無添加ドッグフード
日本のみのりドッグフードは無添加です。
そのため賞味期限は未開封で6ヶ月となっています。
人工保存料が入っていないことが、これで確実といえますね。
酸化防止剤にはビタミンが使われているようです。
日本のみのりドッグフードの気になる点3つ
主原料が穀物
本来犬は肉食なので、第一主原料には肉や魚を持ってくるべきですが、日本のみのりドッグフードの主原料は、最初に玄米と白米が書かれています。
穀物からは動物性タンパク質を摂取出来ないので、これらが多く含まれているのは犬にとってはあまりよくありません。
また穀物はアレルギーを起こしやすいこと、犬が消化をしにくいという欠点があります。
消化しなかった穀物は便として大量に出てしまうので、便の量や回数が増えてしまいます。
それがメインの原料であることは少々残念です。
肉類がほとんどないので栄養価が低い
日本のみのりドッグフードポークベースには、純粋な肉類がほとんど入っている様子がありません。
原料の真ん中に、黒豚がようやく記載されていますが、他の材料が多すぎて豚肉の割合が多いとはとうてい思えない状態です。
穀物に次いでポークエキスや豚肉粉が入っていますが、これは肉といえる材料ではありません。
一般的には副産物と判断されます。
そのため「総合栄養食」とされている日本のみのりドッグフードの栄養価はやや低めで、タンパク質は23%しかありません。
成犬にとって理想とする25%にも足りませんし、子犬が理想とする30%には大きく不足しています。
チキンベースには二番目に鶏むね肉が入ってタンパク質も25%あるので、栄養価としてはこちらのほうがやや好ましいのではないでしょうか。
また含まれている水分が7.0%とかなり少なく、犬に与える水の量を増やす必要があります。
栄養バランスが良いかどうか、少し疑問に思うところです。
1kgあたりが高すぎる
日本のみのりドッグフードは未開封でも6ヶ月しかもたないことや、少量生産であることが理由か、200gと800gの単位で製造されています。
これを1kgあたりに換算すると、参考価格で4,000円ほどになります。
内容と見合った現実的な価格とはいえません。
体重ごとに計算して、一日当たりの給与量が少なく、また多く与えないようにという注意書きもあるので、守っている限りのコストは抑えられる可能性もありますが、給与量が少ないことで満腹感が得られる質のフードではないように感じます。
自然と量が増えて、コスト高になるのではないでしょうか。
5kgの成犬を例に取ると参考価格で一日あたり364円なので、給与量を抑えた結果その価格では、やはりそれほど安いフードではありません。
日本のみのりドッグフードポークベースの原材料と成分から安全性を徹底評価
【総合評価チャート】
(肉の含有量は記載がないので肉量を3にしています。)
日本のみのりドッグフードポークベースの成分分析と評価
気になるものは赤字で書いています。赤字がない場合は気になるものはないという意味です。
玄米(山形県:減農薬米)、白米(福岡県産:減農薬)、ポークエキス(国産)、豚肉粉(国産)、鶏卵(青森県:トキワ養鶏)、仙台黒豚(宮城県産)、おから(埼玉県産・神泉村)、豚骨油(国産)、豚レバー(国産)、カツオエキス(国産)、にんじん(千葉県・茨城県:減農薬)、豚骨カルシウム(国産)、なたね油(国産)、昆布(北海道産)ビタミン・ミネラル類
塩化カリウム、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸亜鉛、ビタミンE・ビタミンB12、グルコン酸銅、パントテン酸カルシウム、ビタミンD
総得点 | 86点 |
4D(副産物) | 2種添加 |
人工着色料 | 無添加 |
人工保存料 | 無添加 |
穀物 | 2種添加 |
人工添加物 | 無添加 |
塩・砂糖 | 無添加 |
酸化防止剤 | ◎(ビタミンE) |
ライフステージ | 全年齢 |
メイン食材 | 玄米、白米 |
参考価格 | 818円/200g |
原産国 | 日本 |
カロリー | 366kcal/100g |
満点 | 減点数 | 個数 | 得点 | |
4D,動物性油脂 | 25 | 5 | 2 | 15 |
赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、青色2号 | 25 | 5 | 0 | 25 |
保存料(ソルビン酸カリウム、BHA、BHT、プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、没食子酸プロピル、エトキシキン) | 15 | 3 | 0 | 15 |
甘味料(ソルビトール、グリシジン・アンモニエート、ビートバルブ、コーンシロップ,キシロース) | 15 | 3 | 0 | 15 |
穀物(米、小麦、大麦、トウモロコシなど) | 10 | 2 | 2 | 6 |
食塩,砂糖,pH調整剤 | 10 | 2 | 0 | 10 |
総得点 | ー | 86 |
総得点:86点
(↑この点数は成分の安全性のみの評価点です。たんぱく質量などを含めた総合評価は上のレーダーチャートをご確認ください。)
穀物2種が主原料での減点です。
またエキスや肉粉ですが、副産物ではないという記載がないので、これも減点になっています。
栄養成分
タンパク質 | 23.0% |
粗脂肪分 | 10.0% |
粗繊維 | 1.2% |
粗灰分 | 5.0% |
水分 | 7.0% |
一日あたりの価格評価
給与量の目安と一日当たりの単価 | ||||||||
体重 | 1kg | 3kg | 5kg | 10kg | 15kg | 20kg | 30kg | 50kg |
給与量(/1日) | 27g | 61g | 89g | 150g | 204g | 253g | 343g | 503g |
価格 (/1日) |
110円 | 249円 | 364円 | 614円 | 834円 | 1035円 | 1403円 | 2057円 |
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