(出典:amazon)
ウェルケアドッグフードは多くの犬種ごとに分かれたラインナップがある国産ドッグフードです。
愛犬に食べさせている方も、これから検討されている方も、口コミが気になってはいらっしゃいませんか?
超小型犬用から大型犬用まで、犬種別に分かれたウェルケアですが、トイプードル専用の成分と安全性を評価したいと思います。
ウェルケアドッグフードは現在これだけのラインナップがあります。
●柴専用
●ミニチュアシュナウザー専用
●フレンチ・ブルドッグ専用
●ビーグル専用
●パグ専用
●ジャック・ラッセル・テリア専用
●キャバリア専用
●トイプードル専用
●チワワ専用
●ミニチュア・ダックスフンド専用
●ヨークシャー・テリア専用
●シー・ズー専用
●パピヨン専用
●ポメラニアン専用
●マルチーズ専用
今回はこの中からトイプードル専用のドッグフードについて調査しました。
あみちゃん
子犬くん
目次(ジャンプできます)
当サイトでのランク
ウェルケアドッグフードは当サイトでDランクのドッグフードです。
口コミや総合評価については以下を参考にしてください。
ウェルケアドッグフードを実際に与えた人の口コミと評判
(全犬種用の口コミを挙げています)
良い口コミ
- 国産なので安心
- 安くていい
- いい匂いがするので喜んで食べる
- 違うフードにしたら食べずこちらに戻したらすごい食いつき
- 専用で食べやすいらしく喜んで食べる
- 匂いがきついけど愛犬は喜んで食べた
悪い口コミ
- 封を切ると香りが徐々に飛ぶので食いつきが悪くなる
- 便が柔らかくなった
- 排便回数が増えて便の状態や臭いが悪くなったので吸収がうまくいっていない
- 便の量が倍になった上嗜好性も良くない
- 各犬種専用である意味はない成分
- このフードだけ残す
- 超小粒で歯のケアにはなっていないと思う
- 小粒すぎて飲み込んでしまう
- 全身に痒みが出た
- 空腹で吐くまで食べず手で食べさせたらドライフード嫌いになってしまった
- 食べたあと吐いてしまった
気に入って使っている方の場合、安価であることや食いつきの良さを評価する声が多いですね。
飼い主さん自身が匂いを気にいっている方が多いこともあり、香料が犬を惹きつけている可能性もあるので、他のフードは食べないという場合は香料に依存してしまったかもしれません。
穀物が多いことで便が増えたり状態が悪くなったりという声もかなり目立ちました。
小粒を喜ぶ方も多いのですが、丸飲みするという点であまり小粒すぎるのも考え物かもしれません。
痒みが出たり吐いたりというのは、フードが合っていない証拠ですので、こういう症状が出たらフードは中止してしまいましょう。
ウェルケアドッグフードのおすすめポイント3つ
犬種ごとに選べる豊富なラインナップ
ウェルケアドッグフードは超小型犬から大型犬まで、多くの犬種専用製品が出ています。
そういったドッグフードは他にもありますが、対象となる犬種が少なく人気の数種類、しかも小型犬に絞られていることが多いですね。
ウェルケアは現在16種類の犬種別にフードを出しています。
希少な犬種専用がないことはやむを得ないのですが、16種類というのは同様に犬種別フードを出している他メーカーより選択肢が多いのは間違いありません。
犬種によって必要な栄養成分や要素が違うという考え方から、そういった成分を調整して織り込んでいます。
また粒の大きさも犬種に合わせたサイズで食べやすいものとなっています。
各種栄養成分が豊富
犬の健康を維持することを配慮した考えで、栄養成分が添加されています。
主には乳酸菌、グルコサミン、コラーゲン、タウリン、オリゴ糖、コンドロイチンなどが配合されています。
ビタミンなどもバランスよく含まれています。
犬の健康ケアを目的とした栄養成分が豊富に含まれているドッグフードです。
フードは小分けになっている
ウェルケアは小袋に分けられた小分け仕様です。
500gの小袋が3袋入っている作りになっています。
ウェルケアには人工的な防腐剤が入っていないので、開封すると酸化が始まることをできるだけ防ぐ意味でも、小袋に分けられていると安心といえます。
保管するという点でも小分けになったドッグフードは使いやすくて便利ですね。
ウェルケアドッグフードの気になる点4つ
食いつき目的か香料や食塩添加
食いつきをよくするためか、香料が入っています。
香料は天然成分ですが、これが入っていることでの弊害は、強い匂いに惹かれて食べる癖がついてしまうため、そういったフード以外は食べなくなってしまう可能性が高いことです。
食塩も入っていますが、これも強い味を好むようになりがちです。
また食塩は食材から自然に摂取できる以上に添加されたものを長く多量に食べていると、健康上よくありません。
ウェルケアは匂いがいいため食いつきがよく、これしか食べないという喜びの声も多いのですが、香料と食塩が影響しているかもしれないとも考えられます。
副産物が主原料に入っている
主原料の最初に書かれているのはチキンですが、その内訳は鶏肉とチキンミールになっています。
鶏肉がどれぐらいの割合かわかりません。
チキンミールは鶏肉の死因や使っている部位が不明です。
必ずしも粗悪な原料とは限りませんが、そういう可能性があるのが〇〇ミールとされる副産物であり、主原料としてのチキンの中に入っているのはやや不安を感じます。
動物性油脂も使われているので、4Dと呼ばれる副産物(チキンミール)と合わせて、良い原材料を使っていると言い難い部分があります。
穀物が多すぎると感じる
副産物が多い肉類の次は、小麦粉やコーン副産物が続いており、穀物の割合が高いのではないかという感じもします。
穀物はアレルギーや消化不良の面で不安がある材料であり、入っていないに越したことはありません。
まずアレルギーですが、小麦粉やトウモロコシは特にアレルゲンになりやすい穀物です。
これが入っているドッグフードで痒みなどを起こした場合には、病院で診察を受けてください。
一度アレルゲンの検査をしたほうがいいでしょう。
また穀物には消化をしにくいという問題もあります。
犬はアミラーゼというでんぷん質を分解する酵素がほぼありません。
そのため穀物を消化する能力はほとんどありません。
多すぎる穀物が入っているドッグフードを食べた場合、嘔吐や下痢を起こすことがあります。
便の状態に注意してください。
このドッグフードには後述するビートパルプが入っていて、それは逆に便を減らすので、犬の腸にはかなり負担がかかります。
ビートパルプが使われている
つなぎやかさ増しで入れられることも多いビートパルプですが、メーカーでは優れた食物繊維と銘打って原材料に表記することがあります。
ただこれはサトウダイコン(テンサイ)の搾りかすであり、食物繊維としての働きは見込めないと思ったほうがいいでしょう。
むしろ便を硬くしたり出にくくすることで、便秘がちにしてしまったりする場合もあるため、犬の消化器官に負担を与えることもあります。
多く入っている穀物は逆に犬の便を増やしてしまうことが多いので、ビートパルプと合わせて、犬の便に極端な変化がないか、注意したほうがいいでしょう。
ウェルケアドッグフードトイプードル専用の原材料と成分から安全性を徹底評価
【総合評価チャート】
(肉量は記載がないので3にしています)
ウェルケアドッグフードトイプードル専用の成分分析と評価
気になるものは赤字で書いています。赤字がない場合は、気になるものは無いという意味です。
チキン(鶏肉、チキンミール)、米糠、小麦粉、コーングルテンフィード、コーングルテンミール、ビートパルプ、米粉、動物性油脂、ビール酵母、ケルプミール、精製魚油(DHA・EPA源)、植物性油脂、酵母エキス、オリゴ糖、乾燥カモミール、グルコサミン、コラーゲン、殺菌処理乳酸菌、コンドロイチン、酵母抽出物(ヌクレオチド源)、ミネラル類(食塩、炭酸カルシウム、塩化カリウム、硫酸亜鉛、ヨウ素酸カルシウム、硫酸銅)、ビタミン類(A、B2、B12、C、D3、E、塩化コリン、D-パントテン酸カルシウム、d-ビオチン)、アミノ酸類(DL-メチオニン、L-トリプトファン、タウリン)、香料(バターオイル、ミルクフレーバー)
総得点 | 77点 |
4D(副産物) | 添加 |
人工着色料 | 無添加 |
人工保存料 | 無添加 |
穀物 | 4種類 |
人工添加物 | 無添加 |
塩・砂糖 | 塩添加 |
酸化防止剤 | ◎(ビタミンE) |
ライフステージ | 全年齢 |
メイン食材 | 鶏肉、チキンミール |
参考価格 | 1,080円/1.5kg |
原産国 | 日本 |
カロリー | 340kcal/100g |
満点 | 減点数 | 個数 | 得点 | |
4D,動物性油脂 | 25 | 5 | 2 | 15 |
赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、青色2号 | 25 | 5 | 0 | 25 |
保存料(ソルビン酸カリウム、BHA、BHT、プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、没食子酸プロピル、エトキシキン) | 15 | 3 | 0 | 15 |
甘味料(ソルビトール、グリシジン・アンモニエート、ビートバルブ、コーンシロップ) | 15 | 3 | 1 | 12 |
穀物(米、小麦、大麦、トウモロコシなど) | 10 | 2 | 4 | 2 |
食塩,砂糖 | 10 | 2 | 1 | 8 |
総得点 | ー | 77 |
総得点:77点
(↑この点数は成分の安全性のみの評価点です。たんぱく質量などを含めた総合評価は上のレーダーチャートをご確認ください。)
副産物や穀物、動物性油脂などが使われているので減点となっています。
食塩も添加されています。
天然成分のため減点にはなりませんが香料も入っているドッグフードです。
一日あたりの価格評価
標準体型の成犬を参考とします。
スマホの場合は横にスクロールできます⇒
給与量の目安と一日当たりの単価 | |||||
体重 | 2kg | 3kg | 4kg | 5kg | 6kg |
給与量(/1日) | 65g | 90g | 110g | 130g | 150g |
価格 (/1日) |
47円 | 65円 | 79円 | 94円 | 108円 |
まとめ
犬種別に分かれているので、初めて犬を飼う人には選びやすい製品ではないかと思います。
どのフードを選んでいいかと考えるときに、自分が飼っている犬種にぴったり!という商品があれば、安心できるのではないでしょうか。
そして国産大手にこだわる人にも安心のメーカーです。
ただ成分として、犬種ごとに違いがあるわけではありません。
プードルだから、レトリバーだからこのフードでなければならないという縛りはなく、その犬種に対して画期的な効果が表れるということはないと考えたほうがいいでしょう。
差があるとすればその犬種の大きさに応じて食べやすく工夫された粒の大きさという特徴が目立ったメリットでしょう。
そしてこの製品には、ドッグフードに入っているものとしては少し不安を感じる成分が含まれています。
それを気にせず買いやすさを優先する方には、便利でより良い製品であると思います。
アレルギー症状などが起きなければ、安くて買いやすいに越したことはありません。
国産の大手メーカーは窓口が手近であり、何かあったときの対応がスムーズです。
そう考えて選ぶか、成分や犬の体調が気になるからと敬遠するか、口コミでも大きく分かれている製品です。
ただどのドッグフードでも、食べさせてみて犬に何か体調の変化があれば、やめることが基本ですね。
そして最初は少量から与えて様子を見るようにしてください。
販売会社情報
販売会社 | イースター株式会社 |
住所 | |
電話番号 | 0791-63-2323 |