【悪い点は?】イティドッグフードを実際に試した!口コミと安全性評価

小型犬専用ドッグフードのイティ(iti)は、2017年に入ってから発売されたまだ新しいドッグフードです。

ニュージーランド産の安全な食材を使用したイティドライフードには3種類のラインナップが出ていますので、これを評価してみたいと思います。

我が家の愛犬2匹に無添加で良質のお肉を使ったイティを試してみて良い点や気になる点、口コミをみていきます!

あみちゃん

子犬くん

どんなお肉が入ってるのかなあ

イティドライフードは以下3種類の製品が販売されています。

ビーフ ディナー
チキン ディナー
ラム&ベニソン ディナー

イティドッグフードの中からラム&ベニソンディナーを愛犬2匹に食べさせてみて、3種類全部の成分と安全性を評価してみます。

当サイトでのランク

イティドッグフードは当サイトでAランクのドッグフードです。

⇒【S~Eランク】ランク別ドッグフードの一覧


⇒ドッグフードを適当に選んでいるならコレだけは読んで欲しい

口コミや総合評価については以下を参考にしてください。

イティドッグフードラム&ベニソンディナーを愛犬2匹に試した感想

我が家の愛犬ミニチュアダックス13歳1ヶ月メスと、トイプードル6歳9ヶ月にイティドッグフードラム&ベニソンディナーを食べさせてみました。

ビーフやチキンは食べる機会が多いこと、ラムやベニソンを喜ぶことが理由です。

特に里子として我が家に来たときのトイプードルは少食で体重が少なく、鹿肉を好むためトイプードルの好みに合わせました。

200gのパッケージは自然で清潔なデザイン

イティは200gの少量パッケージです。

一目見た印象は自然で清潔感があるデザインということでした。

無添加を表している透明感があり、きれいなパッケージです。

パッケージの第一印象はかなり大事です。

裏面には原材料や給餌量、英湯成分が細かく書いてあります。

エアドライ製法のドッグフードですが、そういう種類を食べさせたことがないので楽しみです。

ラム&ベニソンですが、メインでラムが使われているようです。

ラムの肉だけではなく肺や肝臓、腎臓の記載があります。

ベニソンの部分は鹿肉だけのようですね。

漢方薬臭いフードは大きめでも柔らかい

開封は手ではなくハサミのほうがいいと感じました。

切り取り部分から手で切り取ったのですが、うまく切れませんでした。

もっと下のほうをハサミで切り取ってなんとか開封できました。

少し扱いにくいパッケージという感じですが、少量ですからそれはあまり気にしなくていいかもしれません。

 

かなり少量ですがジッパーもついていますし、酸化には気を配って作られています。

 

私は子供並に手が小さく横に置いたイティの袋が大きく見えるほどですから、イティの粒は結構大きいということがこの状態でもお分かりいただけると思います。

ただこれは少し曲げると簡単に折れて砕けます。

半生ドッグフードの柔らかさではなく、水分の多いクッキーなどを噛み砕けるような感触です。

そして匂いが特殊です。

薬草臭いというか、漢方薬のような匂いがします。

 

これは犬より飼い主さんが嫌がるかもしれません。

わたしは特に嫌ではありません。

四角形で一片2cm弱と大きめですが、厚みは3mmほどです。

柔らかいので口が小さな我が家のトイプードルでも大丈夫では?と感じました。

しかし開封した時から犬たちは大騒ぎで修羅場です。

薬草臭いので嫌がるかもしれないと思ったのですが、全く逆でかなり好みに合うようですね。

どちらも今までにない食いつきと騒ぎっぷり!

 

トイプードルの場合これだけになりますが、大柄のミニチュアダックスに与える分と合わせると、200gのパッケージは2回でなくなりそうです。

食べればの話ですがと思っていたら、どちらも私の足まで使って押さえていなければ「待て」の制止すら聞きません。

もともとトイプードルは「待て」をほとんど聞かない犬ですが、ミニチュアダックスは食欲がありすぎるために食のしつけは行き届いている犬です。

それが目の色を変えて騒いでいます。

 

こちらが疲れて制止を解くと、突進してすごい勢いで食べています。

13年近くこの犬と暮らしてきた中で、たぶんここまで食いつきが異常ともいえる良さを見せたフードは初めてです。

 

すぐに完食しました。

横に置いてあるパッケージを襲い始めたので、退場させます。

次はトイプードルです。

 

こちらもすごい勢いでした。

もともと食が細く体重が全然足りないままで我が家に来た里子犬ですが、イティを毎日食べさせていたら太るだろうと感じるほどの食いつきです。

ミニチュアダックスの倍近い時間をかけたとはいえ、こちらも完食です。

しかもパッケージを見つけて2匹で血を見るかもしれない争いに発展しそうになり、引きはがしました。

高くなければ常食にしたい!価格の面で惜しいと思うイティ

一般的には臭いと思われるかもしれないイティですが、我が家では飼い主も犬も絶賛レベルのドッグフードです。

特に愛犬2匹は取りつかれ、翌朝には早々に袋が空っぽになりました。

2匹で1食1000円のコスト高と考えるとあまりに痛いので、たまに食べさせる程度にしかできないのが惜しいと感じます。

その価格でなければ常食にしたいと強く思います。

ただカロリーが高すぎることは気になります。

少食で細すぎるトイプードルはともかく、肥満だけではなくもともと大柄すぎるミニチュアダックスをもっと大きくしてしまう可能性があります。

トイプードルをどんどん太らせるには最高のフードです。

どちらにしろ高いフードを買って食べなかった、ということはなく、素晴らしい食いつきぶりを見せてくれたので、買った甲斐はありました。

 

イティ(iti)を実際に買った人の口コミと評判

良い口コミ

  • シニアになって食べなくなった愛犬がこれは食べてくれた
  • 安全性が高い
  • 高くて常食にはできないけれど気に入っている
  • トッピングに重宝
  • 柔らかくてシニアにぴったり
  • いい匂いで食いつきがいい

悪い口コミ

  • 高いのでおやつ代わりなら
  • 気に入っているけど値段で悩む

まだ使っている人が少ないため、口コミは少なめです。

ただ使っている人は、価格は高いと思いながらも品質は気に入られているようですね。

悪い口コミでも内容は価格のみで、品質に関しての不満はまったくないフードです。

イティ(iti)のおすすめポイント4つ

高いタンパク質

動物の肉をふんだんに使うイティの栄養素は非常に高く、高タンパクです。

3種類のラインナップによって微妙に差がありますが、もっともタンパク質を必要とされる子犬にも十分対応できる高さを維持しています。

子犬は30%のタンパク質を摂取することが理想ともいわれているのですが、それをクリアするドッグフードはなかなかありません。

シニア用ともなると、実際にはシニア犬にもタンパク質が必要であるにもかかわらず低タンパクフードになりがちです。

運動量が少ない犬の場合は一日の給与量が比較的少な目で済みます。

イティは小型犬専用フードであり、もともと給与量が少ないためタンパク質を過剰に摂取することはありません。

適度な食事量で、理想的な栄養素を摂取することができます。

グレインフリーフード

穀物は一切使われていないグレインフリーです。

穀物にアレルギーを持つ犬も安心して食べることができます。

穀物は犬が消化しにくいという点でも、ドッグフードに大量に入れることは好ましくないので、グレインフリーであるイティはそういったことに配慮されたドッグフードであるといえます。

エアドライ製法の自然食フード

イティはエアドライ製法で作られています。

そのため生肉など原材料の栄養素は破壊されることなく、フードに詰め込まれています。

摂取しにくいといわれる酵素も多く摂取できる自然食フードです。

また柔らかくて噛み砕きやすいため、大きなフードですが食べやすいことが特徴です。

無添加、無着色など高い安全性

イティは人工添加物や着色料、香料などは一切含まれていない無添加フードです。

また原材料は遺伝子組み換え食品を全く使っていません。

非常に安全性が高く、安心できるドッグフードであることが公式で明記されています。

主原材料は高品質を誇るニュージーランド産です。

イティ(iti)の気になる点3つ

 

簡単に続けられる価格とは言い難い

遠慮がちにいっても安いとはいえないドッグフードです。

一日当たりの単価表にありますが、10kgから12kgの運動量が多い犬になると、200gを一日で食べてしまう計算になります。

そしてその200gは高価です。

小型犬専用というのは正解でしょう。

中型犬や大型犬でこの価格では、続けることはできません。

匂いで食べない犬がいるかも

パセリが入っているからか、匂いが漢方のような独特のドッグフードで、匂いを嗅いだだけで食べない犬がいるかもしれません。

高品質で栄養価も高く、高額でもいいと思って買われた飼い主さんで、もし愛犬が匂いでそっぽを向いてしまったらがっかりですね。

独特の匂いを嫌ってドッグフードを食べないことがある愛犬の場合は、そういう可能性も考えて買われたほうがいいでしょう。

高脂肪のため犬によっては負担がかかることも

タンパク質も高いのですが、イティは高脂肪フードです。

脂肪分は低すぎても高すぎても犬の栄養素としてはよくありません。

高すぎるかどうかは犬の運動量や体質によりますが、犬によっては高脂肪となって負担になる場合もあります。

気になる場合は食べさせる前に獣医さんに相談しましょう。

特にほとんど動かない超シニアや肥満犬の場合、脂肪はあまり高くないほうがいいともいえます。

イティ(iti)の原材料と成分から安全性を徹底評価

【総合評価チャート】

イティ(iti)の成分分析と評価

気になるものは赤字で書いています。赤字がない場合は、気になるものは無いという意味です。

ビーフ ディナー

ミート(ビーフ、ビーフ肝臓)、野菜(エンドウ、乾燥チコリ、パセリ)、緑イ貝、亜麻仁、ケルプ、ミックストコフェロール(ローズマリー由来)、
ビタミン・ミネラル類(ビタミンA、ビタミンD3、コリン、亜鉛、鉄、ビタミンE、パントテン酸、ニコチン酸、マンガン、銅、ビタミンB2、ビタミンB1、ヨウ素、ビタミンB6、コバルト、ビタミンK、セレン、葉酸、ビオチン、ビタミンB12)

総得点 100点
4D(副産物) 無添加
人工着色料 無添加
人工保存料 無添加
穀物 無添加
人工添加物 無添加
塩・砂糖 無添加
酸化防止剤 ◎(ミックストコフェロール)
ライフステージ 全ライフステージ
メイン食材 ビーフ
参考価格 1,944円/200g
原産国 ニュージーランド
カロリー 471.6kcal/100g
満点 減点数 個数 得点
4D,動物性油脂 25 5 0 25
赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、青色2号 25 5 0 25
保存料(ソルビン酸カリウム、BHA、BHT、プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、没食子酸プロピル、エトキシキン) 15 3 0 15
甘味料(ソルビトール、グリシジン・アンモニエート、ビートバルブ、コーンシロップ) 15 3 0 15
穀物(米、小麦、大麦、トウモロコシなど) 10 2 0 10
食塩,砂糖 10 2 0 10
総得点 100

総得点:100点

(↑この点数は成分の安全性のみの評価点です。たんぱく質量などを含めた総合評価は上のレーダーチャートをご確認ください。)

ビーフ肝臓がありますが、副産物ではありません。

原材料も安全で人工添加物もなく、高得点となりました。

チキン ディナー

ミート(チキン、チキン肝臓)、野菜(エンドウ、乾燥チコリ、パセリ)、緑イ貝、亜麻仁、ケルプ、ミックストコフェロール(ローズマリー由来)、
ビタミン・ミネラル類(ビタミンA、ビタミンD3、コリン、亜鉛、鉄、ビタミンE、パントテン酸、ニコチン酸、マンガン、銅、ビタミンB2、ビタミンB1、ヨウ素、ビタミンB6、コバルト、ビタミンK、セレン、葉酸、ビオチン、ビタミンB12)

総得点 100点
4D(副産物) 無添加
人工着色料 無添加
人工保存料 無添加
穀物 無添加
人工添加物 無添加
塩・砂糖 無添加
酸化防止剤 ◎(ミックストコフェロール)
ライフステージ 全ライフステージ
メイン食材 チキン
参考価格 1,944円/200g
原産国 ニュージーランド
カロリー 460kcal/100g
満点 減点数 個数 得点
4D,動物性油脂 25 5 0 25
赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、青色2号 25 5 0 25
保存料(ソルビン酸カリウム、BHA、BHT、プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、没食子酸プロピル、エトキシキン) 15 3 0 15
甘味料(ソルビトール、グリシジン・アンモニエート、ビートバルブ、コーンシロップ) 15 3 0 15
穀物(米、小麦、大麦、トウモロコシなど) 10 2 0 10
食塩,砂糖 10 2 0 10
総得点 100

総得点:100点

(↑この点数は成分の安全性のみの評価点です。たんぱく質量などを含めた総合評価は上のレーダーチャートをご確認ください。)

不安な材料はなく、酸化防止剤も天然成分です。

ラム&ベニソン ディナー

ミート(ラム、ラム肺、ベニソン、ラム肝臓、ラム腎臓)、野菜(エンドウ、乾燥チコリ、パセリ)、緑イ貝、亜麻仁、ケルプ、ミックストコフェロール(ローズマリー由来)、
ビタミン・ミネラル類(ビタミンA、ビタミンD3、コリン、亜鉛、鉄、ビタミンE、パントテン酸、ニコチン酸、マンガン、銅、ビタミンB2、ビタミンB1、ヨウ素、ビタミンB6、コバルト、ビタミンK、セレン、葉酸、ビオチン、ビタミンB12)

総得点 100点
4D(副産物) 無添加
人工着色料 無添加
人工保存料 無添加
穀物 無添加
人工添加物 無添加
塩・砂糖 無添加
酸化防止剤 ◎(ミックストコフェロール)
ライフステージ 全ライフステージ
メイン食材 ラム、ベニソン
参考価格 1,944円/200g
原産国 ニュージーランド
カロリー 463.3kcal/100g
満点 減点数 個数 得点
4D,動物性油脂 25 5 0 25
赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、青色2号 25 5 0 25
保存料(ソルビン酸カリウム、BHA、BHT、プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、没食子酸プロピル、エトキシキン) 15 3 0 15
甘味料(ソルビトール、グリシジン・アンモニエート、ビートバルブ、コーンシロップ) 15 3 0 15
穀物(米、小麦、大麦、トウモロコシなど) 10 2 0 10
食塩,砂糖 10 2 0 10
総得点 100

総得点:100点

(↑この点数は成分の安全性のみの評価点です。たんぱく質量などを含めた総合評価は上のレーダーチャートをご確認ください。)

問題になる材料や添加物がありません。

非常に良い点数になりました。

栄養成分

ビーフ ディナー

タンパク質 35%
粗脂肪分 22%
粗繊維 1.5%
粗灰分 7.1%
水分 18%

チキン ディナー

タンパク質 32%
粗脂肪分 22%
粗繊維 4%
粗灰分 7.6%
水分 18%

ラム&ベニソン ディナー

タンパク質 30%
粗脂肪分 25%
粗繊維 4%
粗灰分 5.6%
水分 18%

一日あたりの価格評価

【運動量の少ない成犬を参考とした場合】

スマホの場合は横にスクロールできます⇒

給与量の目安と一日当たりの単価
体重 2kg 4kg 6kg 8kg 10kg 12kg
給与量(/1日) 29g 49g 66g 82g 97g 111g
価格
(/1日)
282円 476円 642円 797円 943円 1079円

【運動量の多い成犬を参考とした場合】

スマホの場合は横にスクロールできます⇒

給与量の目安と一日当たりの単価
体重 2kg 4kg 6kg 8kg 10kg 12kg
給与量(/1日) 51g 85g 116g 144g 170g 195g
価格
(/1日)
496円 826円 1128円 1400円 1652円 1895円

まとめ

実際に使っている人の声が少ないため、これからの評判を待ちたいところですが、成分などを見る限りでは非常に良いフードと感じます。

高品質であることで高価になることはやむを得ない部分がありますが、やはり簡単に手が出ない価格という点で常食にはしづらいですね。

小型犬に特化したフードであり、栄養価も高いので、高脂肪高カロリーであることは気になりますが、愛犬に試した結果非常に満足しています。

たまのご褒美食というところですね。

トッピングにしてしまうとイティだけ食べてしまうと思うので、今後や何かのイベントやお祝いに与えることを考えています。

販売会社情報

販売会社 株式会社スリーイレブン
住所 大阪府大阪市住之江区御崎 1-11-18
電話番号 06-6655-0131