(出典：amazon）
プリンシプルはペットフードだけを製造する企業が作っているため、何がドッグフードに適しているかを考えて原材料を厳選されたというドッグフードです。
着色料や発泡剤は入っていないというプリンシプルドッグフードの購入を検討されている方は、まず安全性や実際に使った方の口コミ評判を知りたいと思っていらっしゃいませんか？
あみちゃん
子犬くん
プリンシプルドッグフードには以下のラインナップがあります。
・ナチュラルドッグフードアダルト
・ナチュラルドッグフードプレミアムライト
・ナチュラルドッグフードラム＆ライス
・ナチュラルドッグフードプレミアムシニアケア
・ザ・ハーベスト
・グレインフリーサーモン＆ＳＷ
ナチュラルドッグフードアダルトの安全性評価をしながら口コミ評判を探していきます。
目次（ジャンプできます）
当サイトでのランク
プリンシプルドッグフードは当サイトでＣランクのドッグフードです。
口コミや総合評価については以下を参考にしてください。
プリンシプルドッグフードを実際に買った人の口コミ評判
良い口コミ
- 以前のフードに比べて毛づやが良くなった
- 他のフードに切り替えたら口の周りが真っ赤になったのでプリンシプルに戻した
- 糞が少ないので消化が良さそう
- 便が安定した
- 安心して食べさせている
- 便が良好
悪い口コミ
- 大きいものは小分けにしてほしい
- 涙やけがひどくなった
- 粒が大きくて小型犬には食べにくい
- 涙が増えた
- なんだか油っぽい
- 便が緑っぽくなった
- 便の臭いが強くなった
- 匂いを嗅いで食べなかった
長年使っているという方が多く、そういう方からの評判は良いようです。
ただ気になるのは便が少ない、安定したという「良い口コミ」ですが、ビートパルプの影響は大丈夫でしょうか？
悪い口コミでは涙やけがひどくなったことや粒の大きさが小型犬に合わないことなどがありました。
また悪い口コミには、便に異常が出たという声が目立ちます。
緩んだり増えたり臭くなったりする場合には、穀物の影響があるかもしれません。
後述していますので参考になさってください。
プリンシプルドッグフードのおすすめポイント３つ
子犬からシニアまでのラインナップ
プリンシプルドッグフードはパピーからアダルト、シニア用のラインナップがあります。
子犬時代から始めて、７歳以上のシニアになってもプリンシプルドッグフードを食べ続けることができます。
また年齢別に分かれているプリンシプルナチュラルドッグフード以外にも２種類の製品があります。
全年齢用で小麦やコーンを除去したグルテンフリーのザ・ハーベストと、穀物をカットしたグレインフリーサーモン＆ＳＷです。
年齢別以外にもアレルギーに配慮された製品があるのは選びやすくていいですね。
無添加ドッグフード
プリンシプルドッグフードは無添加ドッグフードです。
香料、着色料、発泡剤、凝固剤などが入っていません。
また保存料も添加されていません。
酸化抑制剤としてトコフェロールが配合されていますが、これは天然成分であり安心できるものです。
余計な添加物が入っていないため、季節の変動により粒の大きさなどに違いが出てくることがあるとのことですが、粒の大きさや形を揃える増粘剤も入っていないものとしてむしろ自然なことといえます。
公式も参考価格も比較的安価
公式より一般通販の参考価格がやや安価になりますが、どちらにしろ無添加で販売されている海外ドッグフードとしては安価です。
参考価格で１kgあたり1116円というのは、海外プレミアムフードにはあまり見ない価格です。
どれだけ良い原材料が入っているかは不明な点がありますが、リーズナブルな無添加ドッグフードを探している方には手頃で買いやすい価格帯でしょう。
サイズも18kgの大袋までそろっているので、値段と照らし合わせても多頭飼育や大型犬飼育のご家庭にもありがたいコストとなります。
プリンシプルドッグフードの気になる点５つ
鶏肉粉の内容が不明
ほとんどの製品の主原料は「良質鶏肉粉」となっています。
大雑把に「良質」とされているのですが、栄養素の多くを含むとして内臓が入っているものと公式に書いています。
ただどの内臓をどのように処理して使っているのか明記されていません。
グレインフリー製品には「リアルチキン」として無冷凍である生の鶏肉が使われているため、やはり大きな違いがあると感じます。
副産物である可能性も低くはないため、この主原料に対する不安を持つ方は多いようです。
穀物はアレルギーや消化不良の心配がある
穀物が４種入っていますが、１種は米で他３種はコーンです。
コーンは特にアレルギーの原因になりやすい穀物で、穀物アレルギーを持つ犬が多い現在慎重になるべき原材料です。
この場合グルテンフリーやグレインフリーの製品を選ぶしかありませんが、グレインフリー製品のサーモンや馬鈴薯デンプンが使えない犬もいるため、難しいところです。
穀物は便の回数や量を増やしたり柔らかくしたりすることもあります。
ひどくなると嘔吐や下痢を起こすこともあります。
ビートパルプは便を硬く少なくして便秘状態に
穀物とは逆の効果をもたらす可能性があるビートパルプが入っています。
これはサトウダイコンの搾りかすで、便をコロコロに固めて少なくしてしまう働きをします。
これが入っているドッグフードは、飼い主さんに評判がいいことが多いのです。
便の処理がしやすくなるからです。
でも決して消化器官に良い効果を与えているわけではありません。
愛犬を強制的に便秘にしてしまっているだけです。
そして何かの原因があっての軟便や下痢を「治った」と勘違いして、大きな病気を見逃す可能性さえあります。
穀物とビートパルプで犬の胃腸に負担を与えてしまうかもしれないので、嘔吐や下痢を起こさないか慎重に様子を見てください。
食材よりビタミンやミネラルの配合が多い
食材がほとんど入っていないドッグフードですが、ビタミンやミネラルはかなり添加されています。
本来野菜や果物、ハーブなどでそういった栄養素を補うドッグフードが理想です。
ビタミン類を人工的に、しかもかなり多く加えていて、食材よりも多いとあれば100％無添加といえるかどうかわかりません。
自然な食材を多く入れることでビタミンやミネラルを補うようにしてほしいところですね。
内容不明の天然風味が入っている
原材料と成分に天然風味があります。
この内容、つまり何から作られたものかが分かりません。
犬が口にする以上は、どんな素材から作られているか、すべて明確にしてほしいですね。
アレルゲンとなる成分を知らずに食べさせることによって、アレルギーを起こす可能性があります。
プリンシプルナチュラルドッグフードアダルトの原材料と成分から安全性を徹底評価
総合評価チャート
プリンシプルナチュラルドッグフードアダルトの成分分析と評価
気になるものは赤字で書いています。赤字がない場合は気になるものはないという意味です。
良質鶏肉粉、ライス、コーン粗粉、コーン粉末、鶏肉脂肪（酸化抑制剤トコフェロール配合）、コーングルテンミール、乾燥ビートパルプ（糖質カット）、天然風味、亜麻仁、乾燥全卵、キャノラオイル、醸造酵母、塩化カリウム、レシチン、タウリン、L-リジン、ローズマリーエキス、L-カルニチン、グルコサミン、コンドロイチン
＜ビタミン類＞
塩化コリン、ビタミンE源補給、ビタミンA補給、アスコルビン酸（ビタミンC源）、ビタミンD3補給、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、チアミン硝酸塩（ビタミンB1源）、ピリドキシン塩酸塩（ビタミンB6源）、リボフラビン補給、葉酸、ビオチン、ビタミンB12補給
＜ミネラル類＞
多糖類海草灰亜鉛複合物、鉄、マンガン、銅、硫酸亜鉛、硫酸銅、硫酸マンガン、ヨウ素酸塩カルシウム、コバルト炭酸塩、亜セレン酸ナトリウム
| 総得点 | 84点 |
| 4D（副産物） | 添加 |
| 人工着色料 | 無添加 |
| 人工保存料 | 無添加 |
| 穀物 | 4種添加 |
| 人工添加物 | 無添加 |
| 塩・砂糖 | 無添加 |
| 酸化防止剤 | ◎（トコフェロール） |
| ライフステージ | １～６歳 |
| メイン食材 | 鶏肉粉、ライス |
| 参考価格 | 3,348円/3ｋg |
| 原産国 | アメリカ |
| カロリー | 407kcal／100g |
| 満点 | 減点数 | 個数 | 得点 | |
| 4D,動物性油脂 | 25 | 5 | 1 | 20 |
| 赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、青色2号 | 25 | 5 | 0 | 25 |
| 保存料（ソルビン酸カリウム、BHA、BHT、プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、没食子酸プロピル、エトキシキン） | 15 | 3 | 0 | 15 |
| 甘味料（ソルビトール、グリシジン・アンモニエート、ビートバルブ、コーンシロップ） | 15 | 3 | 1 | 12 |
| 穀物（米、小麦、大麦、トウモロコシなど） | 10 | 2 | 4 | 2 |
| 食塩,砂糖 | 10 | 2 | 0 | 10 |
| 総得点 | ー | 84 | ||
総得点：８４点
（↑この点数は成分の安全性のみの評価点です。たんぱく質量などを含めた総合評価は上のレーダーチャートをご確認ください。）
穀物が多く、ビートパルプも入っていることで減点となりました。
また副産物である肉粉も減点対象です。
栄養成分
| タンパク質 | 24.0% |
| 粗脂肪分 | 15.0% |
| 粗繊維 | 3.0% |
| 粗灰分 | 6.5% |
| 水分 | 11.0% |
| オメガ6 | 2.2% |
| オメガ３ | 0.3% |
一日あたりの価格評価
成犬を参考とします
スマホの場合は横にスクロールできます⇒
| 給与量の目安と一日当たりの単価 | |||||||||
| 体重 | 2kg | 5kg | 10kg | 15kg | 20kg | 25kg | 30kg | 40kg | 50kg |
| 給与量（/1日） | 50g | 100g | 175g | 235g | 295g | 345g | 400g | 495g | 580g |
| 価格 （/1日） |
56円 | 112円 | 195円 | 262円 | 329円 | 385円 | 446円 | 552円 | 647円 |
まとめ
プリンシプルドッグフードは原材料も公式で細かく記載されているので一見安心できますが、鶏肉粉とリアルチキンの差が気になります。
全て生のチキンを使ってもらえれば副産物としての不安はかなり払拭されますね。
穀物に関しては現状グルテンフリーやグレインフリーの２製品を使うという方法がありますが、逆にいえばそれしか逃げ道がありません。
もっとも肉に関してはグレインフリーのサーモン＆ＳＷのほうが良質といえるので、そちらも良い選択肢といえるでしょう。
「栄養学根拠のない原材料はペットのためにならないので使用しない」というのが企業理念となっていますが、ビートパルプが入っているので、まずこれを除去してもらいたいですね。
明らかに犬にいい成分ではありません。
長年愛用している飼い主さんが多く、その場合ワンちゃんの体調も良く、反対に別フードに切り替えた場合にアレルギーを起こしたりする場合があったようです。
プリンシプルを使いたいと思っている方は、少量から始めてワンちゃんの体質に合うことを確認しながら切り替えてくださいね。
販売会社情報
| 販売会社 | 株式会社ワイ・エス・エンタープライズ |
| 住所 | 東京都港区海岸２－２－６ YS海岸ビル |
| 電話番号 | 03-3451-2692 |
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