(出典:amazon)
プロフェッショナルバランスドッグフードは「愛犬の健康ニーズに応える5つの特徴」を持つとして、PETLINE(ペットライン)から出されている国産ドッグフードです。
原材料や成分の安全性は実際のところどうなのか、口コミ評判はどうなっているのか、気になるところですね。
あみちゃん
子犬くん
プロフェッショナルバランスドッグフードには以下のラインナップがあります。
・1歳まで子犬用
・1歳から成犬用
・7歳から高齢犬用
・1歳から成犬用ライト
・1歳まで子犬用(超小粒)
・1歳から成犬用(超小粒)
・7歳から高齢犬用(超小粒)
・1歳から成犬用ライト(超小粒)
1歳から成犬用の成分や原材料の安全性を評価して、口コミ評判を探して挙げていきます。
目次(ジャンプできます)
当サイトでのランク
プロフェッショナルバランスドッグフードは当サイトでEランクのドッグフードです。
口コミや総合評価については以下を参考にしてください。
プロフェッショナルバランスドッグフードを実際に買った人の口コミと評判
良い口コミ
- よく食べてウンチの状態がとても良い
- 納豆菌が入っている別のフードよりこちらのほうが匂いがしない
- 国産で安いことで安心できる
悪い口コミ
- ハンマーで叩いてようやくつぶれるくらいの硬さ
- 噛みにくいのか丸飲みしてしまう
- 原材料にトウモロコシが多いことが気になる
- トウモロコシが消化しにくいことを知り獣医さんにもフードを変えるよう言われて穀物なしのフードに変えた
- 穀物主体でとんでもないフード
- ひどい下痢になってしまった
- 最初に穀物が入っている段階でパス
- 便が臭いと思ったらトウモロコシでびっくり
- トウモロコシ、コーングルテンミール、〇〇ミール、〇〇パウダー、動物性油脂、お金を出して買う価値がない
国産に対する信頼性が良い口コミ評判に表れています。
硬さに関しては驚きの口コミですね。
また穀物が主原料であることや原材料全般で敬遠する方が多いようです。
便の異常と穀物の関係については、後述していますので参考になさってください。
プロフェッショナルバランスドッグフードのおすすめポイント3つ
ラインナップ複数の中に超小粒も
プロフェッショナルバランスドッグフードは子犬から高齢犬までのラインナップに分かれています。
また成犬用には肥満犬向けのライトも用意されています。
その4つの製品が基本になっていますが、その製品でそれぞれ超小型犬や小型犬が食べやすいよう超小粒が出されています。
トイプードルやチワワ、ヨークシャテリアという超小型犬は口が小さいため、小粒でも食べにくいことがあります。
超小粒が同じ原材料でそれぞれのライフステージに分かれ、また成犬用ライトまであるのは大変親切な作りですね。
オリゴ糖や発酵エキスが配合
愛犬の健康に気を使う飼い主さんには嬉しい成分が含まれています。
プロフェッショナルバランスドッグフードには、オリゴ糖や発酵エキスが配合されています。
発酵エキスの内容は、乳酸菌・納豆菌・酵母菌となっています。
人の健康食品にも使われることが少なくはないこの4つが入っていることで、心強く感じる飼い主さんもいるのではないでしょうか。
バランスが良い栄養価
子犬から高齢犬までバランスが良く高い栄養価になっています。
特に1歳までの子犬用はその時期に必要とされる高いタンパク質をほぼ実現していて、29.0%の数値となっています。
成犬用で24.0%のタンパク質が含まれているので、活発な運動をする成犬期に必要なタンパク質がほぼ含まれていると考えていいでしょう。
また肥満傾向の犬向けの成犬用ライトは、脂質もカロリーも控え目な製品になっています。
プロフェッショナルバランスドッグフードの気になる点5つ
主原料はトウモロコシ類の穀物
タンパク質は高いのですが、第一主原料はとうもろこしとコーングルテンミールで構成された穀類です。
とうもろこしは穀物の中でも小麦と並んでアレルギーを起こしやすい原材料です。
また穀物はアレルギーだけではなく、未消化で便に出てしまうというデメリットも持っています。
犬はもともと穀物を消化する能力が弱いので、穀物が多いドッグフードを食べると便の量や回数が増えてしまったり便が緩んでしまったりすることがあります。
穀物を使ったことがない犬に使う場合には注意してください。
タンパク質そのものは数値が高いのですが、実際には植物性タンパク質と考えていいでしょう。
副産物が多い
穀類の次には肉類と書かれていますが、実際には生肉は入っていないようです。
ミール類とチキンレバーパウダーが記載されています。
魚介類とも書かれているので新鮮な魚を連想してしまいますが、これもフィッシュミール、つまり魚粉です。
これらは全て多くの愛犬家が避ける4Dと呼ばれる副産物です。
どのように死んだか分からない動物の、どの状態の死体のどの部位を使っているか分からないのが副産物です。
同様に敬遠される動物性油脂も入っています。
動物性油脂はどういう過程で作られた何の油が使われているか不明です。
この内容では良質の動物性タンパク質を摂取できるとは考えられません。
人工的に添加されたビタミンやミネラルが多い
ビタミンやミネラルの添加が多いことで、一見栄養がありそうに見えます。
ただこれは食材がやや乏しいところを無理やり補充している感じがします。
本来ならビタミンやミネラルは野菜や果物を原材料として入れることである程度は摂取できます。
肉類ですらミールなので、野菜や果物はもちろん入っていないのですが、基本は無添加フードであるにも関わらず全体的に人工的なフードという感が否めません。
ビタミンやミネラルを自然摂取できる食材がいくらかほしいところですね。
塩が入っている
塩化ナトリウムが入っています。
人工的に塩を入れることでのメリットはありません。
犬の病気のリスクを引き上げるだけです。
塩化ナトリウムはカットしてほしいですね。
魚介類が何か分からない
原材料に魚介類と書かれていますが、何の魚かは書かれていません。
犬の中にも魚のアレルギーを持つ犬がいます。
魚全部にアレルギーを持つなら、このフードを避けますが、特定の魚だけで、それが書かれていれば、食べられる場合もありますし避ける選択肢もありますね。
けれどそれが明記されていないので、体質の合わない犬に、うっかり食べさせてしまう危険もあります。
原材料は細かい記載が必要です。
プロフェッショナルバランスドッグフードの原材料と成分から安全性を徹底評価
総合評価チャート
(肉の含有量は記載がないので肉量を3にしています。)
プロフェッショナルバランスドッグフードの成分分析と評価
気になるものは赤字で書いています。赤字がない場合は気になるものはないという意味です。
穀類(とうもろこし、コーングルテンミール)、肉類(ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー)、豆類(おから)、油脂類(動物性油脂、フィッシュオイルパウダー:DHA源・EPA源、ガンマ-リノレン酸)、魚介類(フィッシュミール)、糖類(フラクトオリゴ糖)、ブドウ種子エキス、共棲発酵エキス(乳酸菌、納豆菌、酵母菌)、シャンピニオンエキス、ビタミン類(ビタミンA 、ビタミンE、ビタミンK3、ビタミンB1、ビタミンB2、パントテン酸カルシウム、ナイアシン、ビタミンB6、葉酸、ビオチン、ビタミンB12 、ビタミンC 、塩化コリン)、ミネラル類(炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸鉄、亜鉛アミノ酸複合体、炭酸亜鉛、炭酸マンガン、硫酸銅、ヨウ素酸カルシウム、硫酸コバルト)、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)
総得点 | 69点 |
4D(副産物) | 添加 |
人工着色料 | 無添加 |
人工保存料 | 無添加 |
穀物 | 2種添加 |
人工添加物 | 無添加 |
塩・砂糖 | 塩添加 |
酸化防止剤 | ◎(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール) |
ライフステージ | 1歳~6歳 |
メイン食材 | とうもろこし |
参考価格 | 3,456円/3kg |
原産国 | 日本 |
カロリー | 350kcal/100g |
満点 | 減点数 | 個数 | 得点 | |
4D,動物性油脂 | 25 | 5 | 5 | 0 |
赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、青色2号 | 25 | 5 | 0 | 25 |
保存料(ソルビン酸カリウム、BHA、BHT、プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、没食子酸プロピル、エトキシキン) | 15 | 3 | 0 | 15 |
甘味料(ソルビトール、グリシジン・アンモニエート、ビートバルブ、コーンシロップ) | 15 | 3 | 0 | 15 |
穀物(米、小麦、大麦、トウモロコシなど) | 10 | 2 | 2 | 6 |
食塩,砂糖 | 10 | 2 | 1 | 10 |
総得点 | ー | 69 |
総得点:69点
(↑この点数は成分の安全性のみの評価点です。たんぱく質量などを含めた総合評価は上のレーダーチャートをご確認ください。)
基本的には無添加で評価できるのですが、多くの副産物と動物性油脂が入っていることで大きな減点になりました。
穀物が2種入っていること、塩が添加されていることも減点対象になっています。
栄養成分
タンパク質 | 24.0% |
粗脂肪分 | 10.0% |
粗繊維 | 3.5% |
粗灰分 | 8.5% |
水分 | 10.0% |
カルシウム | 0.9% |
リン | 0.65% |
一日あたりの価格評価
体重1~3kgの成犬を参考とします
スマホの場合は横にスクロールできます⇒
給与量の目安と一日当たりの単価 | ||||||||||||
体重 | 1kg | 2kg | 3kg | 4kg | 5kg | 6kg | 8kg | 10kg | 15kg | 20kg | 30kg | 40kg |
給与量(/1日) | 35g | 60g | 80g | 100g | 120g | 135g | 170g | 200g | 270g | 335g | 455g | 565g |
価格 (/1日) |
40円 | 69円 | 92円 | 115円 | 138円 | 156円 | 196円 | 230円 | 311円 | 386円 | 524円 | 651円 |
体重4~6kgの成犬を参考とします
スマホの場合は横にスクロールできます⇒
給与量の目安と一日当たりの単価 | ||||||||||||
体重 | 1kg | 2kg | 3kg | 4kg | 5kg | 6kg | 8kg | 10kg | 15kg | 20kg | 30kg | 40kg |
給与量(/1日) | 25g | 45g | 60g | 75g | 90g | 105g | 130g | 150g | 205g | 255g | 345g | 430g |
価格 (/1日) |
29円 | 52円 | 69円 | 86円 | 104円 | 121円 | 150円 | 173円 | 236円 | 294円 | 397円 | 495円 |
避妊、去勢している犬の場合は若干少なめに与えるようにしてください。
まとめ
プロフェッショナルバランスドッグフードを好む方は「国産が一番安心」という意見の方が多いようですね。
国産で無添加ということで買われている方が多いようです。
ワンちゃんの便に異常が出て、初めて原材料に穀物が入っていることに気づいた方もいるようですが、ドッグフードと穀物の関連性については最近周知されてきたようではありますね。
このドッグフードには穀物だけではなく、やや不安な原材料が多く入っています。
個人的にこれを買うかといえば、自分では買わないフードになると思います。
ただ一番よくないのはやはり添加物だと思いますし、このフードには添加物が入っていません。
多くの方がその点を重要視されることも大事だと思います。
穀物でアレルギーが出ず便も良好であるなら、リーズナブルなフードでもありますし、それで国産無添加フードを探されている方には程よいドッグフードといえるかもしれません。
販売会社情報
販売会社 | ペットライン株式会社 |
住所 | 岐阜県多治見市大針町657-1 |
電話番号 | 0572-29-2011 |