（出典：amazon）
プロプランはピュリナワンと同じピュリナシリーズのドッグフードでリニューアルされたものが出ています。
有名メーカーでよく使われているプロプランドッグフードですが、安全性や口コミ評判は気になりますね。
あみちゃん
子犬くん
プロプランドッグフードには以下のラインナップがあります。
・オプティスタート（子犬用）超小型犬用・小型犬
・オプティスタート（子犬用）中型犬
・オプティライフ（成犬用）超小型犬用・小型犬
・オプティライフ（成犬用）中型犬
・オプティダーマ（成犬用）超小型犬用・小型犬
・オプティダーマ（成犬用）中型犬
・オプティダーマ（7歳以上の成犬用）中型犬
・オプティウェイト（成犬用）全犬種
・オプティエイジ（9歳以上の成犬）超小型犬用・小型犬
・オプティエイジ（7歳以上の成犬）中型犬
多くのラインナップがありますが、オプティライフ成犬用 超小型犬用・小型犬用の安全性を評価して、口コミ評判を挙げていきます。
目次（ジャンプできます）
当サイトでのランク
プロプランドッグフードは当サイトでＤランクのドッグフードです。
口コミや総合評価については以下を参考にしてください。
プロプランドッグフードを実際に買った人の口コミと評判
良い口コミ
- 小粒なので小型犬でも喉に詰まらせない
- 好き嫌いは少ない犬だけどよく食べている
- 値段が比較的安い
- 便の匂いや量が減っている
- 便が少ないのでいい
- 毛艶も便の状態もいいのでこれを続けている
- 多頭飼いに助かる大袋がある
悪い口コミ
- ミールや小麦が気になるし食いつきが悪い
- なんでも食べる犬が残した
- モデルチェンジで硬くなって残すようになった
- 小分けにしてほしい
- 油っこく耳垢も出やすくなった
- 下痢と嘔吐が始まり食物アレルギーと診断された
- 便が黒いのでリピートしない
- 多頭飼いで食いつきに差があるから美味しくないのかも
食いつきがいいという評判とあまり食べないという口コミがあります。
便が減ったという喜びの声がありますが、ビートパルプの影響は大丈夫でしょうか？
これは後述していますので参考になさってください。
リニューアルに伴って以前は「ほぐし粒」が入っていたものがなくなってしまい、それを不満に思っている飼い主さんも多く、実際にそのことでワンちゃんの食いつきが悪くなったというケースが多いようです。
プロプランドッグフードのおすすめポイント３つ
主原料はチキンで高いタンパク質量
プロプランの第一主原料はチキンです。
そのため良い動物性タンパク質を摂取することができます。
肉の含有量が記載されていないことを惜しく感じますが、オプティライフ超小型犬・小型犬のタンパク質量は24％あります。
体重管理用のオプティウエイトでも、タンパク質量は24％を維持しています。
子犬用になると29％の高いタンパク質となり、著しい成長期の子犬をケアする理想的な高タンパクフードです。
犬の大きさなどで製品が選べる
ラインナップが多いプロプランですが、主に「超小型犬・小型犬用」「中型犬用」に分かれています。
体重管理をするために低脂肪になっているオプティウェイトは中型犬用のみですが、他の製品は子犬用のオプティスタートを始めとして、高齢犬をケアする製品まで「超小型犬・小型犬用」と「中型犬用」になっています。
大型犬用がないのが残念ですが、粒の大きさなどで犬の大きさに合わせてフードを選びたい方にはこのラインナップは便利ですね。
無添加フードで天然酸化防止剤
プロプランドッグフードには、人工的な添加物は入っていません。
着色料、人工保存料などが入っているように記載されていません。
酸化防止剤は天然のミックストコフェロールで安心です。
添加物の中には発がん性の危険性や遺伝子異常を引き起こす可能性を指摘されているものが多くあります。
また添加物でアレルギーを起こす場合も少なくありません。
無添加であるのがベストです。
プロプランの気になる点４つ
穀物がかなり多い
小麦を筆頭に穀物が多く入っているフードです。
リニューアルに伴いトウモロコシなどは除去されています。
トウモロコシは小麦同様アレルギー性の高い原材料なので、トウモロコシがカットされたことは安心ですが、小麦と小麦グルテンが入っているので、やはりアレルゲンとなりやすい穀物が残されていることには変わりありません。
またリニューアル前にはなかったシリアルブランや大麦も加えられたので、全体的に穀物の割合が多いドッグフードと感じられます。
穀物はアレルギーを起こしやすいという問題だけではなく、未消化になりやすいというデメリットも抱えています。
犬は穀物を消化できないと考えたほうがいいでしょう。
そのため便が緩んだり量や回数が増えたりすることがあります。
量や回数が増えることは「良い状態の便」ではありません。
ミール類が入っている
ツナミールや大豆ミールが使われています。
ツナや大豆と書かれているので素材は分かりますが、一般的に〇〇ミールと書かれているものは、その素材をどう処理したか分からない低品質な原材料です。
多くの愛犬家は副産物として避けます。
動物性油脂も入っていますが、同じく何の油を使っているか分からないもので、これも敬遠されるものです。
ビートパルプもあり便を固めてしまう
プロプランにはビートパルプも入っています。
ビートパルプはサトウダイコンの搾りかすですが、メーカーの中は「便を少なくして処理をしやすくする」という宣伝文句にしているところがあります。
実際ビートパルプで便が少なくなりがちですが、それはこの成分が強引に便をコロコロに固めて少なくしてしまうからです。
犬の消化器官にいいわけがありません。
穀物では量や回数が増える可能性があり、ビートパルプではその逆の作用があり、その両方が入っていれば犬の腸にはかなりの負担がかかります。
便の様子に気をつけてください。
またビートパルプは製造過程で薬剤を使用しています。
最終的には薬剤は除去されているとしていますが、残留薬剤がないとはいいきれないのが現実です。
ミックスエキストラクトの情報がまったくない
原材料・成分の中にあるミックスエキストラクトに関しては情報がなく詳細不明です。
「エキストラクト」はハーブ類を作る段階で生成されるようです。
液化ガスを気化したときに残る芳香成分のようですが、ミックスエキストラクトが実際どのようなものか、プロプランドッグフードにどう使われているか、まったく情報がありません。
分かり次第追記いたします。
プロプランオプティライフ成犬用 超小型犬用・小型犬用の原材料と成分から安全性を徹底評価
総合評価チャート
（肉の含有量は記載がないので肉量を３にしています。）
プロプランオプティライフ成犬用 超小型犬用・小型犬用の成分分析と評価
気になるものは赤字で書いています。赤字がない場合は気になるものはないという意味です。
チキン、小麦、動物性油脂、大豆ミール、ツナミール、シリアルブラン、米、ビートパルプ、大麦、チコリ、小麦グルテン、魚油、ミックスエキストラクト、ミネラル類（カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、マグネシウム、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン）、ビタミン類（A、E、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、B12、
コリン、K、ビオチン、C）、アミノ酸類（メチオニン）、酸化防止剤（ミックストコフェロール）
| 総得点 | 77点 |
| 4D（副産物） | 添加 |
| 人工着色料 | 無添加 |
| 人工保存料 | 無添加 |
| 穀物 | 5種添加 |
| 人工添加物 | 無添加 |
| 塩・砂糖 | 無添加 |
| 酸化防止剤 | ◎（ミックストコフェロール） |
| ライフステージ | １歳～６歳 |
| メイン食材 | チキン、小麦 |
| 参考価格 | 1,164円/800g |
| 原産国 | アメリカ |
| カロリー | 367kcal／100g |
| 満点 | 減点数 | 個数 | 得点 | |
| 4D,動物性油脂 | 25 | 5 | 2 | 15 |
| 赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、青色2号 | 25 | 5 | 0 | 25 |
| 保存料（ソルビン酸カリウム、BHA、BHT、プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、没食子酸プロピル、エトキシキン） | 15 | 3 | 0 | 15 |
| 甘味料（ソルビトール、グリシジン・アンモニエート、ビートバルブ、コーンシロップ） | 15 | 3 | 1 | 12 |
| 穀物（米、小麦、大麦、トウモロコシなど） | 10 | 2 | 5 | 0 |
| 食塩,砂糖 | 10 | 2 | 0 | 10 |
| 総得点 | ー | 77 | ||
総得点：７７点
（↑この点数は成分の安全性のみの評価点です。たんぱく質量などを含めた総合評価は上のレーダーチャートをご確認ください。）
穀物が多めのドッグフードです。
ミールや動物性油脂、ビートパルプが入っていることでも減点になっています。
栄養成分
| タンパク質 | 24% |
| 粗脂肪分 | 15% |
| 粗繊維 | 4% |
| 粗灰分 | 10% |
| 水分 | 12% |
まとめ
プロプランドッグフードは一般的には比較的口コミ評判が良いようですが、原材料や成分をしっかり調べた方からの評判は悪いドッグフードです。
穀物が多くミールや動物性油脂、ビートパルプが入っていることを不安に思っている方の口コミが目立ちます。
ひどい食物アレルギーを起こしたワンちゃんもいるので、どのドッグフードでもそうですがひどい嘔吐や下痢を起こしたらすぐ中止してください。
プロプランはピュリナ社が製造していますが、日本ではネスレが輸入販売しているので、窓口は身近という大きなメリットはあります。
何かあったらすぐ相談できるという点はこういった大手の安心できるところであると思います。
昔一度だけ買ったことがあり、個人的には「それきり」のフードでした。
販売会社情報
| 販売会社 | ネスレ日本株式会社 |
| 住所 | 神戸市中央区御幸通７-１-１５ネスレハウス |
| 電話番号 | 078-230-7000 |
当サイトで人気の高い100点評価のドッグフードランキング
