ちょっと肥満気味だな・・・と感じる愛犬には、運動量も気になりますが、ドッグフードのカロリーも気になりますね。
運動不足や食べ過ぎで太ってしまった、去勢や避妊手術のあとで体重が、と愛犬が肥満になってしまう飼い主さんの悩みは少なくありません。
ではカロリーを減らしてしまおう!低カロリーのフードを与えよう!と考えてしまいますが、それは間違ってはいないものの、愛犬が摂取する栄養は大丈夫でしょうか?
カロリーを減らすと同時に、愛犬が摂取するべき栄養も減ってしまっていないでしょうか?
低カロリーを選ぶにあたり、大事なポイントを考えながら、良い低カロリーフードのランキングを挙げていくことにします。
目次(ジャンプできます)
肥満が気になる犬に低カロリードッグフードの選び方3つ
高タンパクフードを
カロリーを抑えめにしながら、タンパク質は高いものを選んでください。
カロリーが低いものでタンパク質が10%台になるドッグフードは、必須とされる栄養素を摂取できる「総合栄養食」ではなく「一般栄養食」であることが多いので、愛犬が栄養不足になってしまいます。
むやみに低カロリーを選ぶのではなく、必要な数値のタンパク質が摂れることを条件にしましょう。
低めの脂質で
カロリーが低いことも大事ですが、脂質が低いことで愛犬のダイエットにつながります。
カロリーだけが低いのではなく、脂質が高すぎないものを選んでください。
ただ脂質が低すぎると愛犬の健康を損ねてしまいます。
理想は15%以上で20%未満という目安で選んだほうがいいでしょう。
無添加グレインフリーで
添加物や穀物が入っていないものを選んでください。
低カロリーのものには、穀物でかさ増しをして肉を減らすことによりカロリーを落としているものがあります。
むしろそういったものが少なくありません。
米などの穀物は逆に太りやすい傾向にあります。
そしてカロリーが低いというだけで選んでいると、犬に必要な肉素材が摂取できない食生活になります。
またそういったフードには添加物が多く含まれていることもあるので、犬によくないものが入っていないか注意して選ぶようにしてください。
当サイトでおすすめできる肥満が気になる犬向け低カロリードッグフードトップ3は?
肥満が気になる愛犬に良い栄養を摂りながら、ダイエットをしやすいカロリーと脂質数値です。
無添加グレインフリーで、当サイトで100点のフードです。
肥満が気になる犬のため低カロリーで栄養がある高得点フード一覧
名前 | カロリー kcal/100g |
タンパク質 | 無添加グレインフリー | 当サイトの点数です |
モグワン | 344 | 28% | 〇 | 100 |
K9ドッグフード | 356.7 | 42% | 〇 | 100 |
アカナ | 351 | 31% | 〇 | 100 |
カナガン | 361.25 | 33% | 〇 | 100 |
ネルソンズ | 362 | 30% | 〇 | 100 |
フィッシュ4ドッグフード | 369.5 | 28% | 〇 | 100 |
ナウフレッシュ | 374.1 | 27% | 〇 | 100 |
キアオラ | 376 | 30% | 〇 | 100 |
オリジン | 394 | 38% | 〇 | 100 |
TASHIKAフード | 397 | 38% | 〇 | 100 |
まとめ
肥満が気になる犬に合う低カロリーフードを選ぶポイントは3つです。
- 栄養がある高タンパクのものを選ぶ
- 脂質が低いものを選ぶ
- 無添加グレインフリーのものを選ぶ
カロリーが低いフードは数字だけならいくらでもあります。
100kcal台でも見つかります。
でもそういったフードの多くは、タンパク質も低いことがほとんどか、穀物が多く含まれていて犬に必要な動物性タンパク質が含まれていないものです。
犬に必要なのは肉など動物性素材であり、動物性タンパク質です。
それが高くなお脂質やカロリーが低めのフードを選びましょう。
肥満犬に向く低カロリーフードについてのQ&A
去勢・避妊手術後に太った、太りやすい理由は何故?
犬が繁殖するためには、一種のホルモンが必要で、去勢や避妊手術の前にはそのホルモンが活発です。
でも手術をしてしまえば、まずそのホルモンバランスが乱れてきます。
また生殖機能を正常に維持するために、消費していたカロリーが必要なくなってしまうので、それが蓄積されていくことになります。
避妊したメス犬は特に肥満になりやすい傾向にあります。
製品によっては去勢や避妊済をはじめ肥満犬用のフードがあるけどそれでいい?
良質の動物性素材を使い、カロリーや脂質を綿密に計算した上で「ダイエット用」「肥満犬、去勢避妊済犬用」とされている製品を選ぶのはいいでしょう。
ですが、年齢別や犬種別に分かれた上で、肥満犬用も出されている製品には、内容としてほぼ違いがないものがあります。
ほとんどの「肥満犬用」「ライト用」などはあまり意味がありません。
基本は正しいカロリーと栄養素で正しい量を与えることです。