馬肉自然づくりの本音の口コミを書きます!悪い点など使って感じたこと全て

馬肉自然づくりドッグフードは名前の通り馬肉を主原料として作られた、珍しいドッグフードです。

高級感がある馬肉を使ったドッグフードは比較的好評ですが、良い口コミも悪い口コミもあり、愛犬に使っていいかどうか少し迷ってしまいますね。

私も実際に試してみたので、参考にしてみてください。

我が家の超小型犬と小型犬2匹に食べさせてみて、良いポイントと悪いポイントをしっかりチェックします!

あみちゃん

子犬くん

なんだかおいしそうで楽しみ!

成分や原材料を分析して、安全性も評価していきます。

実際に使われた人の口コミを、参考として挙げていきたいと思います。

目次(ジャンプできます)

馬肉自然づくりを愛犬2匹に試した感想

高級感あふれる馬肉を使ったドッグフード、馬肉自然づくりを愛犬たちに試すことにします。

モニターとなる愛犬は、食欲旺盛過ぎて肥満気味のミニチュアダックス12歳9ヶ月メスと、里子として迎えて一年少しを少食と偏食で痩せっぽちのトイプードル5歳9ヶ月メスです。

袋の作りは品質管理に気を配った素材

袋は大変シンプルです。

紙袋で大丈夫なのかと思ったのですが、クラフト紙は外側だけで中身はアルミ素材です。

外側は結露を生じにくくするためにこういう素材にしているそうです。

内側がアルミである理由はもちろん、遮光性防湿性を考えているからですね。

ドッグフードの品質管理に非常に気を配られている感じがします。

袋には給餌量が大体の目安でしか書かれていませんが、付属の紙に体重1kg単位で載っています。

20kgまでの表示なので、公式では大型犬まで対応とされていますが、小型犬から中型犬に特化したドッグフードと思ったほうがいいのかもしれません。

粒は小粒で形も自然な不ぞろい、強い原料臭

粒の大きさは8mmから10mmと小粒で、大きさや形は不ぞろいです。手作り風に感じられて個人的には好感が持てます。

このドッグフードはかなり匂いが強めです。

原材料にカツオ粉が入っていますが、カツオの匂いそっくりです。

手に乗せたあとは匂いが手に移り、手がカツオ臭くなります。

ドッグフードの匂いに嫌悪感を持たないことと化学的な匂いではないので、嫌な感じではないのですが、魚の匂いが駄目な人は抵抗があるかもしれません。

馬肉ドッグフードでカツオの匂いが強いというのは、カツオ粉の含有量が多いか表面についているか、どちらかでしょうか。

2匹とも大喜びで完食!

まず先住犬のミニチュアダックスです。

この犬が食べないドッグフードはないといってもいいのですが、喜びようには差があります。

匂いが強いためか食器に入れる段階で、家族にしっかり押さえさせていないといけない騒ぎっぷりでした。

大喜びで食べています。

食べるスピードも心配になるほど早いです。

しっかり完食しました。

空の食器をなめる未練がましさも見せたので、気に入った上規定量では足りなかったようです。

 

少食偏食のトイプードルにはもっと量を減らして入れます。

こちらは食べるのがいつも遅いので、時間がかかりますが完食しました。

高いところに上げてしまうとミニチュアダックスがよじ登ろうとします。

犬の食欲をそそる匂いは重要であるようです。

価格がもう少し安ければ使いたい

翌早朝散歩に連れ出すと、お腹が非常に丈夫で便も良好であるミニチュアダックスの便が緩んでいました。

うちのミニチュアダックスには合わなかったのかもしれませんが、徐々に切り替えるのでなく一気に与えたせいかもしれません。

たいていのドッグフードは大丈夫ですが半生ドッグフードで便が緩んだという経験があり、お腹が鋼鉄レベルのミニチュアダックスにも何かしらの弱点があるようです。今回もそこに当たったようです。

朝は少し減らして与えてみてお腹を触ってみましたが、お腹が騒がしい様子はありませんでした。

 

このドッグフードは私も一粒食べてみました。

匂いが強く味付けをしていない、硬いカツオのビスケットという感じでしょうか。

たぶん犬には美味しいと思います。ただ魚臭いドッグフードが苦手な場合は食べないのではないでしょうか。

そしてネックは価格です。

庶民である私には高いと感じます。

馬肉はアレルギー性が比較的低い肉で、馬肉店に犬用ミンチが売っていることもあり、お腹が緩んだのが一過性のものならたまに使ってみたいと思います。

トイプードルの便は良い状態でした。

馬肉自然づくりの成分から安全性を徹底評価

【総合評価チャート】

 

肉の含有量が明記されていないので肉量を3にしています。

馬肉自然づくりの成分分析と評価

気になるものは赤字で書いています。赤字がない場合は、気になるものは無いという意味です。

馬肉、鶏肉、玄米大麦黒豆、きなこ、カツオ粉、米ぬか、馬油、おから、ハト麦、卵、わかめ、小松菜、昆布、ビール酵母、卵殻カルシウム

 

総得点 92点
4D(副産物) 無添加
人工着色料 無添加
人工保存料 無添加
穀物 4種
人工添加物 無添加
塩・砂糖 無添加
酸化防止剤 ◎(米ぬかビタミンE)
ライフステージ 生後8ヶ月~
メイン食材 国産馬肉
参考価格 単品:3,240円/1.0kg、定期:初回2,592円/1.0kg・2回目以降2,916円/1.0kg
原産国 日本
カロリー 399kcal/100g

 

満点 減点数 個数 得点
4D,動物性油脂 25 5 0 25
赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、青色2号 25 5 0 25
保存料(ソルビン酸カリウム、BHA、BHT、プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、没食子酸プロピル、エトキシキン) 15 3 0 15
甘味料(ソルビトール、ビートバルブ、コーンシロップ、グリシジン・アンモニエート) 15 3 0 15
穀物(米、小麦、大麦、トウモロコシ) 10 2 4 2
食塩,砂糖 10 2 0 10
総得点 92

総得点:92点
(↑この点数は成分の安全性のみの評価点です。たんぱく質量などを含めた総合評価は上のレーダーチャートをご確認ください。)

保存料、着色料、香料など人工的なものは一切使われていません。

穀物(黒豆を含む)が多く入っているので惜しいところです。

栄養成分

タンパク質 27.0%
粗脂肪分 11.1%
粗灰分 2.2%
繊維 5.2%
水分 7.0%

 

一日当たりの価格評価

成犬を参考とします

スクロールバーが出ている場合は横にスクロールできます⇒

給与量の目安と一日当たりの単価
体重 1kg 2kg 3kg 4kg 5kg 6kg 7kg 8kg 9kg 10kg 11kg 12kg 13kg 14kg 15kg 16kg 17kg 18kg 19kg 20kg
給与量(/1日) 24g 41g 55g 69g 82g 94g 105g 116g 127g 138g 148g 158g 168g 177g 187g 196g 205g 214g 223g 232g
価格
(/1日)
78円 133円 178円 224円 266円 305円 340円 376円 411円 447円 480円 512円 544円 573円 606円 635円 664円 693円 723円 752円

馬肉自然づくりのおすすめポイント3つ

栄養豊富で低脂肪低カロリーな馬肉を使用

主原料として使われている馬肉は、高タンパクでありながら低脂肪低カロリーという優れた性質を持ちます。

また鉄分・カルシウム・ビタミンという栄養成分も豊富です。

馬肉は比較的アレルギーを起こしにくい肉でもあり、冷凍してから調理するという製法のため、寄生虫の心配が他の肉より低いというメリットもあります。

ヒューマングレードの原材料で産地も明記、人工物は一切無添加

馬肉自然づくりに使われている原材料は、馬肉や鶏肉をはじめとする原材料の産地が公式で明記されています。

すべて人の口に入ることを基準にしたヒューマングレードとなっています。

着色料・香料・保存料など人工添加物は無添加です。

酸化防止剤さえ表示がなく、原材料に米ぬかが使われていることから、米ぬかに含まれるビタミンEが酸化防止剤の役割を果たしているのではと考えられます。

含まれている馬油には新陳代謝の活発化などの効果があるといわれ、涙やけの改善なども期待されます。

注文後に製造で新鮮なドッグフードが届く

馬肉自然づくりは一切の無添加であり、注文後に製造するという方法がとられています。

そのため保存料が入っていないドッグフードが長期間倉庫に保管されているということはありません。

いつも新鮮なドッグフードが手元に届く仕組みになっています。

その分賞味期限が1ヶ月と短いので、大量のまとめ買いはおすすめできません。

馬肉自然づくり気になる点2つ

穀物が使われている

馬肉自然づくりには玄米や大麦、黒豆やハト麦などの穀物が使われています。

アレルギーを考慮して小麦やトウモロコシは除去してあるとされておりますが、大麦は入っています。

大麦は比較的アレルギーを起こしにくい穀物ですが、穀物アレルギーの犬にはすべての穀物が駄目という犬も少なくありません。

その仕組みや原因は獣医さんのレベルでなければ解明できませんが、やはり穀物が使われていることを注意すべき犬がいること、その犬たちが食べることができないのは残念な点でしょう。

またこのドッグフードには、きなこ・米ぬか・おからという穀物からの加工品も含まれており、それらをすべて含めると穀物成分は厳密には7種となります。

肉の含有量や割合が公式で明記されていないため、肉と穀物のどちらが多いのかはわかりかねますが、加工品も含めると7種の穀物類があるとなれば、穀物の割合は高そうです。

穀物は繊維質を含むため便の排出を促しますが、穀物の消化が苦手な犬の腸内で膨れ上がり、消化器官に負担をかけやすくなります。

 

アレルギー以外にそういった問題があるため、小麦やトウモロコシだけを除去すればいい問題ではないので、馬肉という貴重な肉を使っているのですから、穀物をカットしてもらえればより良いフードになったと思います。

馬肉以外にチキンも使われているのでアレルギーの犬は注意!

馬肉自然づくりの原材料には鶏肉も使われています。

チキンアレルギーの犬は使えません。

またチキンを使ったことがない犬も注意してください。

馬肉にはアレルギーがないから愛犬に使いたい方で、チキンにはアレルギーがあるとなると非常に残念ですね。

コストの面かもしれませんが、肉は馬肉だけにとどめて穀物の代わりに野菜などで補ってほしいところです。

馬肉自然づくりを与えた人の口コミと評判

【良い口コミ】

・毛艶がよくなった

・低カロリーが嬉しい

・小パックなので少食でも安心

・好き嫌いがある犬なのに喜んで食べる

・完食するようになった

 

【悪い口コミ】

・高すぎる

・あまり喜ばない

・仕方なさそうに食べる

・お腹が緩くなった

 

喜んで食べる、完食するなどの声が上がる一方で、食べない犬も少なくはないようです。

匂いで全然食べないだけではなく、仕方なさそうに食べるというところを見ると、味が気に入らない犬もいるようですね。

そして我が家のミニチュアダック同様、お腹が緩んだという声も何人かの方から見られました。

我が家では少しの間様子を見ますが、体質に合わない犬が少なからずいるということですね。

まとめ

馬肉自然づくりを愛犬2匹に食べさせてみて、安全性なども評価してみました。

愛犬たちは喜んで食べましたが、ミニチュアダックスはお腹が緩んだという結果が出ました。

使っている人たちの多くは喜んで使われているようです。

ただ値段が非常に高いハードルになっている様子です。

その上で食べない犬やお腹が緩んだ犬がいることで、評価が分かれているようですね。

完全無添加で注文後製造という非常に安心できるドッグフードです。

肉と穀物の含有率を明記の上、チキンアレルギーの犬のためにチキンを使っていないフードもあれば、さらによいフードができるのではと感じます。

穀物のフードを使うと犬の便が黒くて硬くなる実体験をしているので、やはり穀物が多いと少し気になるという点もあります。

馬肉という優れた肉を使った無添加であることで、総合的には良いドッグフードであると思います。

その分値段が高くなるのは仕方がないかもしれません。