(出典:amazon)
ベストバランスはグラン・デリと同じくユニ・チャームから出ている国産ドッグフードです。
犬種別の製品が出ていることなどで店頭で見かけることも多いベストバランスドッグフードですが、安全性などは実際のところどのようなものでしょうか。
口コミ評判も気になりますね。
あみちゃん
子犬くん
ベストバランスドッグフードは以下のラインナップがあります。
【ドライ】
・ミニチュアダックス 成犬用
・ミニチュアダックス 7歳以上用
・ミニチュアダックス 10歳以上用
・ミニチュアダックス 13歳以上用
・トイプードル 成犬用
・トイプードル 7歳以上用
・トイプードル 10歳以上用
・チワワ 成犬用
・チワワ 7歳以上用
・チワワ 10歳以上用
・シーズー 成犬用
・シーズー 10歳以上用
・ヨークシャーテリア 成犬用
・柴犬 成犬用
・柴犬 7歳以上用
【ソフト】
・ミニチュアダックス 7歳が近づく頃から始める低脂肪
・ミニチュアダックス 10歳以上
・ミニチュアダックス 13歳以上
・チワワ 7歳が近づく頃から始める低脂肪
・チワワ 10歳以上
・トイプードル 7歳が近づく頃から始める低脂肪
・トイプードル 10歳以上
・柴犬 7歳が近づく頃から始める低脂肪
多くのラインナップがありますが、トイプードル成犬用の成分や原材料から安全性をチェックして口コミ評判を挙げていきます。
目次(ジャンプできます)
当サイトでのランク
ベストバランスドッグフードは当サイトでEランクのドッグフードです。
口コミや総合評価については以下を参考にしてください。
ベストバランスドッグフードトイプードル成犬用の原材料と成分から安全性を徹底評価
総合評価チャート
(肉の含有量は記載がないので肉量を3にしています。)
ベストバランスドッグフードトイプードル成犬用の成分分析と評価
気になるものは赤字で書いています。赤字がない場合は気になるものはないという意味です。
穀類(トウモロコシ、小麦粉、パン粉、コーングルテンミール、玄米)、肉類(チキンミール、鶏ミンチ、家禽エキス)、魚介類(フィッシュミール、乾燥小魚)、動物性油脂、豆類(大豆、大豆エキス)、野菜類(ビートパルプ、ニンジンパウダー、カボチャパウダー、ホウレンソウパウダー)、ビール酵母、チーズ、オリゴ糖、ミネラル類(カルシウム、塩素、銅、ヨウ素、カリウム、ナトリウム、亜鉛)、ソルビトール、グリセリン、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D、E、K、コリン、パントテン酸)、グルコサミン塩酸塩、保存料(ソルビン酸K)、フマル酸、着色料(二酸化チタン、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号)、酸化防止剤(エリソルビン酸Na、ミックストコフェロール、ハーブエキス)、コンドロイチン硫酸
総得点 | 33点 |
4D(副産物) | 添加 |
人工着色料 | 添加 |
人工保存料 | 添加 |
穀物 | 5種添加 |
人工添加物 | 添加 |
塩・砂糖 | 無添加 |
酸化防止剤 | △(エリソルビン酸ナトリウム、ミックストコフェロール) |
ライフステージ | 1歳~ |
メイン食材 | トウモロコシ |
参考価格 | 1,071円/2kg |
原産国 | 日本 |
カロリー | 360kcal/100g |
満点 | 減点数 | 個数 | 得点 | |
4D,動物性油脂 | 25 | 5 | 4 | 5 |
赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、青色2号 | 25 | 5 | 5 | 0 |
保存料(ソルビン酸カリウム、BHA、BHT、プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、没食子酸プロピル、エトキシキン) | 15 | 3 | 2 | 9 |
甘味料(ソルビトール、グリシジン・アンモニエート、ビートバルブ、コーンシロップ) | 15 | 3 | 2 | 12 |
穀物(米、小麦、大麦、トウモロコシなど) | 10 | 2 | 5 | 0 |
食塩,砂糖 | 10 | 2 | 0 | 10 |
総得点 | ー | 33 |
総得点:33点
(↑この点数は成分の安全性のみの評価点です。たんぱく質量などを含めた総合評価は上のレーダーチャートをご確認ください。)
添加されていないのは、食塩や砂糖の項目だけという状態でした。
穀物、副産物、保存料、着色料などで、大きな減点となり、かなり低い点数なのが残念です。
栄養成分
タンパク質 | 21.0% |
粗脂肪分 | 11.0% |
粗繊維 | 4.5% |
粗灰分 | 8.5% |
水分 | 12.0% |
ベストバランスドッグフードのおすすめポイント3つ
豊富なラインナップあり
ベストバランスドッグフードには多くのラインナップがあります。
メインとしては日本で飼育されることが多い小型犬の犬種別に分かれています。
その中で更に成犬とシニアに分かれていて、加齢で特に気になる部分が増えてくる犬種のミニチュアダックスはシニア製品も他犬種よりラインナップが多く、13歳以上という製品も出されています。
またドライ以外に、シニア以降の犬が食べやすい柔らかめの粒であるソフトも用意されています。
こちらは成犬用はありませんが、成犬までは硬い粒を食べさせるというコンセプトで作られているからでしょう。
人気犬種を飼われていて簡単なドッグフード選びをしたいと考えている飼い主さんには、この充実したラインナップは選びやすいと思います。
健康志向の成分配合
ベストバランスドッグフードには犬の健康を考えた成分が配合されています。
グルコサミン・コンドロイチン・オリゴ糖などです。
こういった成分は人の健康食品などにも使われているので、健康志向の飼い主さんには嬉しい内容ではないでしょうか。
加齢に伴い気になる部分や、犬種ごとに弱い部分をケアする目的で配合されているので安心ですね。
安価でどこででも買いやすい
ベストバランスドッグフードはかなり安いドッグフードです。
そしてスーパーやドラッグストア、ホームセンターなど置いてある店も多いフードです。
通販でも必ず見つかります。
リピーターの方が手に入らないということはほとんどないドッグフードのひとつです。
安いというのは多頭飼育のご家庭にも親切ですし、簡単に買えるというのはご多忙の方に親切です。
国産で有名なドッグフードに人気がある理由のひとつは、どこででも安く手に入るという点も大きいでしょう。
ベストバランスドッグフードの気になる点4つ
穀物が多すぎる
ベストバランスの第一主原料は穀物です。
そしてトウモロコシと小麦粉という、アレルギーを引き起こす番可能性が高い二種類が揃って入っています。
コーングルテンミールも入っていますが、これは本来破棄されるような材料で、ドッグフードに入れても栄養は期待できません。
トウモロコシ、小麦粉、パン粉、コーングルテンミール、玄米と5種類の穀物が主原料のトップを占めています。
穀物はアレルギーを引き起こすという問題が大きいだけではなく、犬は穀物を消化吸収できないということも前提でグレインフリーが良いといわれています。
犬は食べた穀物を未消化で便に排出してしまうため、便が緩んだり量や回数が多くなりがちです。
犬によってはその量や回数が3倍になったという話さえ聞きます。
いくら食べても栄養分として身につかず、未消化になる上アレルギー性が高い穀物が5種類も第一主原料であることは残念ですね。
肉類はミールやミンチで低タンパク
主原料で穀類に次いで書かれているのは肉類ですが、チキンミール、鶏ミンチ、家禽エキスとなっています。
純粋な生肉ではありません。
特にミールやエキスは副産物として愛犬家が避ける原材料です。
使われている動物の死因も部位も分からないからです。
そして家禽エキスに至っては何の動物かも明記されていません。
生肉が使われていない上含有量も不明であることが理由からか、ベストバランスのタンパク質はやや低めで頼りないといえる数値です。
またベストバランスには動物性油脂が使われていますが、これもどういった油が使われているのか不明です。
添加物が多め
ベストバランスドッグフードには多くの添加物が使われています。
添加物の中には必要悪と考えられるものもありますが、ベストバランスに入っている添加物は、必要ないものが多いと感じます。
飼い主さんにしか認識されない色づけのための数種類の着色料や香りをよくするための香料が入っています。
せっかく天然酸化防止剤が入っているのにまた人工保存料も添加で台無しにしています。
同レベルの他国産ドッグフードには入っていない添加物が多くみられます。
これだけの添加物を「仕方なく入れている」とはあまり考えられません。
特に着色料は健康に決してよくありません。
こういった添加物を少しずつでもカットしていくリニューアルを望みたいですね。
ビートパルプが入っている
サトウダイコンの搾りかすであるビートパルプが入っているのが気になります。
野菜類の中に記載されていますが、野菜のように食物繊維としての働きは期待できません。
これは穀物とは反対に、便をコロコロに固めて量を少なくしてしまう作用があります。
健康的な働きではありません。
何かの原因で軟便や下痢を起こしている犬は、病気などを見落とす可能性もあります。
便の量を増やしがちな穀物と、減らそうとするビートパルプが入っていることで、犬の消化器官に負担をかけることがあります。
便の急激な変化には注意してください。
ベストバランスドッグフードを実際に買った人の口コミと評判
【良い口コミ】
・すごくおいしそうに食べる
・小分けにされているので使いやすい
・このフードに変えたら完食するようになった
・リーズナブルな価格で気に入っている
・便の回数や量が減って硬さもいい
・国内産で安心だし便が良い状態で小さくなった良いフードなのに何故低評価なのか?
【悪い口コミ】
・実家のトイプードルがなかなか食べてくれない
・魚っぽい四角い粒を食べない
・球体粒が食べにくいのか嫌いなのか食べない
・食いつきはいいけどアレルギーを起こしてしまった
・アレルギーが出た上に体重が減ったので余計なものが入っているのではと心配になった
喜んで食べているという口コミ評判は比較的多いようです。
何人かのワンちゃんの便が小さくなっていることが、少しビートパルプの影響が気になります。
悪い口コミ評判の中では、フードの粒が数種類混じった製品であることで、粒の選り好みをして食べ残しをするワンちゃんがいるという声がありますね。
味か香り、硬さが気に入らないのかもしれませんね。
まとめ
ベストバランスドッグフードにはやや不安な原材料や成分が多いといえます。
食いつきがいい、長く使っている、国産なので安心という口コミ評判が多いのですが、便が小さく状態が良くなったという口コミ評判は少し気になるところです。
また国内産だから安心というわけではありませんので、原材料や成分を見て判断することが大切です。
その上で穀物や副産物、添加物は気にならない、ベストバランスが一番いいとして選ばれ、食べているワンちゃんも健康で調子が良いということでしたら、全く問題ないと思います。
我が家はずっと昔ベストバランスドッグフードを買ったことがありますが、お腹を壊しましたので個人的には敬遠しているフードです。
販売会社情報
販売会社 | ユニ・チャーム株式会社 |
住所 | 東京都港区三田3-5-27住友不動産三田ツインビル西館 |
電話番号 | 0120-810-539 |