子犬用(パピー)ドッグフードの正しい選び方と人気おすすめランキング

子犬を迎え入れたときにどんなドッグフードを与えればいいか、まず迷ってしまいますね。

ショップやブリーダーさんから子犬を迎え入れた場合、そこで使っていたドッグフードを薦められることが多いのではないでしょうか。

ドラッグストアやホームセンターで「子犬用」と書かれているドッグフードを選ばれる方も多いでしょう。

通販も充実しています。

そのドッグフードの原材料や成分はどうでしょうか。

子犬の成長にふさわしい栄養価を含んでいるでしょうか。

よくないものは含まれていないでしょうか。

子犬のドッグフードの選び方を考えてみましょう。

 

目次(ジャンプできます)

子犬用ドッグフード選び方のポイント5つ

子犬には高タンパクフードを選びましょう

 

1歳未満の子犬は著しい成長期にあります。

犬は多くのタンパク質を必要としますが、子犬(パピー)期には特に高い動物性タンパク質が含まれたフードを選ぶようにしてください。

 

理想としてのタンパク質数値は30%以上です。

その中でも肉や魚の割合が50%を超えているものが子犬の体を作るのにより良いフードと考えてください。

 

この時期には高いカロリーが必要です

 

犬は最初の一年で子犬から成犬に達します。

成長速度が速いので、高いカロリーを必要とする時期です。

高カロリーフードを選ぶようにしましょう。

このときに必要なのは、あくまで動物性タンパク質を摂取できる高カロリーフードです。

植物性タンパクでもカロリーは高くなりがちです。

子犬(パピー)が必要とするのは肉や魚をメインに作られた高カロリーフードです。

必要なカロリーとして、380kcal/100g以上が理想です。

脂質の割合も大切です

子犬時代には適切な数値の脂質が必要になります。

少なくとも15%の脂質が必要になりますが、脂質が高ければいいかというと、高すぎる脂質もよくありません。

脂質があまりに高すぎると肥満の原因になります。

カロリーやフードの量ではなく脂質で過度に肥満になってしまうと、足腰など関節を痛める原因になります。

適切な数値として15%~20%ぐらいの脂質を含んだフードを選んで与えるようにしてください。

穀物の入っていないグレインフリーを選んでください

成長期の子犬には、できるだけ肉や魚の割合が多いフードが必要ですが、穀物の割合が多ければ多いほど、動物性タンパク質を摂取できる肉素材の割合が低くなります。

また穀物はアレルギーを起こしやすいので、子犬(パピー)時代にその成分を多く摂取することはよくありません。

犬は穀物を消化しにくい体質ということは、あまり知られていませんが、そのため便が緩くなったり多くなったりする場合があります。

子犬のうちに未消化で便が増えると、子犬の消化器官に負担を与えてしまいます。

穀物の入っていないグレインフリーを選びましょう。

添加物が入っていない無添加フードを与えましょう

香料や着色料、保存料が入っているフードが多く売られています。

子犬を迎えるとき、ショップで使っていたフードをすすめられることが多いのですが、中には添加物が多いフードもあります。

添加物には良い面はありません。

成長途上にある子犬(パピー)の体内に有害物質が蓄積されていくということを想像なさってください。

無添加フードを与えるようにしてあげましょう。

当サイトでおすすめできる子犬(パピー)用ドッグフードトップ3は?

カナガンドッグフードチキン
FINEPET’S極
オリジン

子犬(パピー)に合うドッグフード一覧

名前 タンパク質% 穀物 無添加
カナガンドッグフードチキン 33%
FINEPET’S極 36%
オリジン 38%
ナチュロル 27~31%
モグワンドッグフード 28%
アカナ 33%
ナウフレッシュ 27%
TASHIKA 38%
キアオラ 30%
イティ 30~35%
プラチナム 27%
麹熟成 26%

まとめ

大切なのは5つのポイントです。

  • 50%以上の動物性タンパク質を含む
  • 380kcal/100g以上の高カロリー
  • 15%から20%の高すぎず低すぎない脂質
  • 穀物を含まないグレインフリー
  • 添加物が入っていない無添加

すべてが揃ったドッグフードを見つけるのはなかなか難しいと思いますが、迎え入れた子犬に合わせて、できるだけ近い数値の理想的な子犬用ドッグフードを選んであげてください。

子犬(パピー)用ドッグフードについてのQ&A

子犬のドッグフードはいつまでふやかして与えればいい?

子犬に与えるドッグフードは、生後八週以降の歯牙脱喚期と呼ばれる時期には、硬いドライフードをふやかして与える必要があります。

柔らかいほうがいいのかと半生やウェットフードを与えるのではなく、ドライフードにスムーズに移行するため、徐々に硬いものを食べる練習のためにドライフードをふやかして与えてください。

その時期ですが、少なくとも生後4~5ヶ月まではふやかして与える必要があります。

子犬の消化能力によって差がありますが、理想としては4ヶ月頃から少しずつ水分量を減らしていき、5ヶ月頃には一般のドライフードを食べても大丈夫と考えていいでしょう。

この時期は母犬と一緒に生活している子犬が、母犬が噛んで柔らかくして、消化しやすいものを与えてもらう食餌から普通の食餌になる離乳期にあたります。

生後4~5ヶ月までに徐々に水分量を減らし、ドライフードに移行してください。

 子犬の食事は一日何回与えればいい?

生後八週以降以降離乳期までは、子犬がまだ消化能力も弱く、一度に多くのドッグフードを食べることができない時期です。

では少量を成犬のように一日1~2回でいいかというと、栄養が摂取できません。

生後2~3ヶ月の間は栄養不足になると低血糖になりやすい時期なので、一日分の栄養をしっかり与えるように気をつけてください。

そのため生後5ヶ月頃の離乳期までは一日3~4回与えてください。

その頃を離乳期として扱い、一日4回程度から3回程度に減らし、一週間ほどかけて1日2回にして大丈夫です。

子犬に与えるドッグフードの量が分からない・・・

まず最初はドッグフードのパッケージに記載されている分量を守って与えてください。

中にはよく食べる子犬もいますし、ムラ食いや遊び食べをする子犬もいます。

よく食べる子犬には、肥満にならない程度に少し多めに与えても大丈夫です。

この時期は成長が著しいので、栄養分を余計に摂取しても成犬になって調整することが可能です。

逆に子犬が食べない場合に、栄養が足りないのではないかとおやつを与えてしまう飼い主さんがいますが、子犬におやつの味を覚えさせるのは避けてください。

ドッグフードを食べなくなる大きな原因になってしまいます。

子犬がドッグフードを食べない場合の対処法は?

子犬がドッグフードを食べずに困ってしまうことがあります。

子犬の場合は栄養をしっかり摂取しなければならない時期で、前述のとおり生後2~3ヶ月までは栄養不足で低血糖に陥ることもあります。

理由や対処法は子犬、成犬、シニアに共通している部分があるので、当サイトの記事「犬がドッグフードを食べない場合の原因と対処法」を参考になさってください。