(出典：amazon）
オーブンベイクドトラディションは名前の通り、オーブンベイクド製法という低温製法で一般のドッグフードの約10倍の時間をかけて作られています。
クッキーのようなサクサクした食感になるためそれを好む犬も多いようですが、成分や安全性、口コミ評判はどうでしょうか？
あみちゃん
子犬くん
現在以下のラインナップがあります。
アダルト フィッシュ
アダルト ラム
シニア＆ウエイトマネイジメント
パピー チキン
グレインフリーフィッシュ
グレインフリー チキン
目次（ジャンプできます）
当サイトでのランク
オーブンベイクドトラディションドッグフードは当サイトでＣランクのドッグフードです。
口コミや総合評価については以下を参考にしてください。
オーブンベイクドトラディションを実際に与えた人の口コミと評判
良い口コミ
- 好き嫌いが多い犬だけどよく食べる
- 食いつきがとてもいい
- 油分がなく魚の香りが香ばしい
- 犬の体調がいい
- クッキーのようで食べやすそう
悪い口コミ
- 粒が小さすぎるのが難点
- 高い
- 保存用チャックが壊れていた
まだ口コミが少ないのですが、クッキーに似た食感という特徴からか、犬が喜んで食べている口コミが多いようです。
また製法のためか油分がないようですね。
品質が悪いという声はほぼ見られませんが、やや高めの価格が気になる口コミがあるようです。
オーブンベイクドトラディションのおすすめポイント３つ
いろいろな面で優れたオーブンベイクド製法
名前のとおりオーブンベイクド製法を使ったドッグフードです。
オーブンを使い低温でじっくり時間をかけて作られています。
一般的なドッグフードの製造時間の約10倍の時間をかけ、栄養や風味が破壊されずフードに封じ込められているという良い面を持ちます。
またクッキーのような食感で簡単に噛み砕くことができて、消化吸収にも優れた製法です。
第一原料に良質の肉や魚を使っている
例えばアダルトチキンには、第一原料に骨抜きフレッシュチキンが18％程度使われています。
ここでチキンミールも８％近く使われているので気になるところですが、このドッグフードはHACCAP（ハサップ）の認定工場で製造されています。
つまりHACCP（ハサップ）認定ドッグフードであり、人が食べることを基準で選ばれた食材のため、低品質な部位を使うミールを使用することができません。
良質の鶏肉粉と考えてよいでしょう。
栄養成分が豊富に摂取できる
野菜や果物などで摂取できるビタミンやミネラルなどの栄養成分が豊富です。
抗酸化作用があるアントシアニンを含むブルーベリーなども入っていて、犬の健康を考えられた食材が多く使用されたドッグフードです。
犬にブルーベリーは大丈夫なのか気になる方もいると思いますが、ブルーベリーはブドウ科ではないのでアレルギーがなければ心配いりません。
原材料だけで摂取できない分のビタミンやミネラルは、人工的に補給されています、
またグルコサミンやコンドロイチン、タウリンなど犬の健康維持に良いとされる成分も添加されています。
オーブンベイクドトラディションの気になる点３つ
製品によって栄養価に差がある
例えばアダルトチキンの場合タンパク質は22％です。
活発で運動量が多い時期の成犬には、少しタンパク質が不足している感じがします。
これはアダルトチキンの含有量がチキンとチキンミールを合わせて26％にとどまっており、穀物が多いことが理由ではないでしょうか。
同じチキンでもグレインフリーのタンパク質は34％という数字をたたきだしており、高い肉の含有量が反映されています。
パピーやシニア用もタンパク質が不足気味と感じる数字です。
ライフステージごとに理想とされる栄養価の基準より少し低めのフードといえます。
グレインフリーではない製品がある
ここで評価したアダルトチキンなど、グレインフリーではない製品があります。
アレルギーを起こしやすい小麦は入っていないものの、グレインフリーでない製品は穀物が数種添加されていて、合わせると一品の中で穀物の含有量が高くなると考えられます。
小麦やトウモロコシではなくともアレルゲンの可能性はあります。
また犬は穀物を消化吸収しにくいため、便の量が多くなる原因にもなります。
穀物に敏感な犬や使ったことがない犬は慎重に切り替えたほうがいいでしょう。
塩が使われている
原材料に海塩が記載されています。
ドッグフードに塩を添加する必要は、基本的にはありません。
原材料の食材に含まれている塩分を自然に摂取するだけで十分です。
人工的に添加した塩を長期過剰摂取すると人間の成人病と同様の症状を引き起こすリスクが高まります。
オーブンベイクドトラディションアダルトチキンの原材料と成分から安全性を徹底評価
【総合評価チャート】
オーブンベイクドトラディションアダルトチキンの成分分析と評価
気になるものは赤字で書いています。赤字がない場合は、気になるものは無いという意味です。
チキン（骨抜きフレッシュチキン18.3%、チキンミール7.7%）、大麦、オート麦、玄米、フィッシュミール、精白麦、キャノーラオイル、ライ麦、亜麻仁、乾燥鶏卵製品、サーモンオイル、海塩、ホウレンソウ、ユッカシジゲラエキス、イヌリン、アップル、バナナ、ブルーベリー、ブロッコリー、クランベリー、海藻類、サツマイモ、グルコサミン、硫酸コンドロイチン、ローズマリー【ビタミン類】:ビタミンA（レチニルアセテート）5000IU、ビタミンD3（コレカルシフェロール）500IU、ビタミンE50mg【ミネラル類】:鉄アミノ酸キレート533.3mg、亜鉛アミノ酸キレート800mg、マンガンアミノ酸キレート33.3mg、第2銅アミノ酸キレート48.7mg、亜セレン酸ナトリウム0.24mg、ヨウ素酸カルシウム2.4mg【アミノ酸類】:タウリン1000mg【技術的添加物】:クエン酸【酸化防止剤】:天然酸化防止剤
| 総得点 | 88点 |
| 4D（副産物） | 無添加 |
| 人工着色料 | 無添加 |
| 人工保存料 | 無添加 |
| 穀物 | 5種類 |
| 人工添加物 | 無添加 |
| 塩・砂糖 | 海塩添加 |
| 酸化防止剤 | ◎（天然酸化防止剤） |
| ライフステージ | 1～6歳 |
| メイン食材 | チキン |
| 参考価格 | 1,750円/1.0kg |
| 原産国 | カナダ |
| カロリー | 370kcal／100g |
| 満点 | 減点数 | 個数 | 得点 | |
| 4D,動物性油脂 | 25 | 5 | 0 | 25 |
| 赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、青色2号 | 25 | 5 | 0 | 25 |
| 保存料（ソルビン酸カリウム、BHA、BHT、プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、没食子酸プロピル、エトキシキン） | 15 | 3 | 0 | 15 |
| 甘味料（ソルビトール、グリシジン・アンモニエート、ビートバルブ、コーンシロップ） | 15 | 3 | 0 | 15 |
| 穀物（米、小麦、大麦、トウモロコシなど） | 10 | 2 | 5 | 0 |
| 食塩,砂糖 | 10 | 2 | 1 | 8 |
| 総得点 | ー | 88 | ||
総得点：８８点
グレインフリーの製品もありますが、アダルトチキンには多くの穀物が入っています。
またこの製品には海塩が添加されています。
こういったことで減点対象となっています。
一般的には副産物であるチキンミールは、先述の理由により減点はしていません。
栄養成分
| タンパク質 | 22.0% |
| 粗脂肪分 | 12.0% |
| 粗繊維 | 3.5% |
| 粗灰分 | 7.0% |
| 水分 | 10.0% |
| カルシウム | 1.0% |
| リン | 0.8% |
| オメガ６ | 3.25% |
| オメガ３ | 0.75% |
まとめ
オーブンベイクド製法という方法で、栄養や風味を逃がさずクッキーのような食感が犬にも飼い主さんにも好評なドッグフードであるようです。
グレインフリーとそうではない製品があるので、使い分けることができます。
そして穀物が入っているかどうかによって、栄養価が違ってくるので、そのあたりも愛犬に合うかどうかを考えながら選んだほうがいいでしょう。
グレインフリーは高タンパクで栄養価が高く理想的といえますが、中には高タンパクフードで涙やけなどを起こす犬もいて、この限りではありません。
それではタンパク質が控え目の穀物入りがいいかというと、穀物でアレルギーを起こす犬もいます。
ラインナップは充実していますが、程よい中間層がない印象があります。
製法は珍しく、犬が喜んで食べることや栄養を逃がさない面で優れています。
愛犬に合う製品を見つけられるといいですね。
販売会社情報
| 販売会社 | ファンタジーワールド |
| 住所 | 大阪府東大阪市横枕西7-29 |
| 電話番号 | 072-960-5115 |
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