【原材料に問題は?】ビタワンドッグフードの口コミ評判!安全性評価

(出典:amazon

ビタワンは日本ペットフードから長年出されているドッグフードですが、犬を飼われている方なら一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

現在のように多くのドッグフードがない頃には、ビタワン一択のような時代もありました。

国産で有名フード、安価であるビタワンをこれから使おうと思っていて、成分や安全性、口コミ評判が気になる方がいらっしゃるのではないでしょうか。

ビタワンの良い点も悪い点もしっかりチェックします!安全性もね

あみちゃん

子犬くん

有名なフードこそ口コミ評判も大事だよ!

当サイトでのランク

ビタワンドッグフードは当サイトでEランクのドッグフードです。

⇒【S~Eランク】ランク別ドッグフードの一覧


⇒ドッグフードを適当に選んでいるならコレだけは読んで欲しい

口コミや総合評価については以下を参考にしてください。

ビタワンドッグフードを実際に買った人の口コミと評判

良い口コミ

  • 前の犬はこれを食べて長寿表彰を受けたし他の人が言うような吐いたり下痢したりということは一度もない
  • 一番好んで食べる
  • 食いつきもよくウンチも固いのが出たのでこれでよかった、これで十分
  • 安いのが助かる
  • 国産だから安心
  • 高い海外のプレミアムフードより日本製というだけで安心できる
  • ブリーダーさんが繁殖させないならビタワンで十分と言った

 

悪い口コミ

  • 家族が間違えて買ってきて食べさせたら嘔吐と下痢、内容が穀物とミールで犬に必要なタンパク質が20%しかない
  • 6匹全部が食間に吐くようになった
  • 値段相応の粗悪な原材料
  • 原材料が穀物でまともな肉が入っていない
  • スカスカで便の色も変
  • 穀物が多いせいか便の量が増えた

 

国産のロングセラーでリーズナブルな商品という点で評判が良いようです。

一方で原材料に不安を感じている方も少なくありません。

嘔吐や下痢を起こしているワンちゃんもいるようですね。

これは穀物が多いことが関係している可能性があります。

後述していますので参考になさってください。

ビタワンドッグフードのおすすめポイント3つ

多くの店で手に入りやすく価格も安価

ビタワンは比較的どのお店でも置いてあるドッグフードで、通販でも簡単に手に入ります。

ロングセラー製品なので入手が難しいということはまずありません。

また参考価格で1kgあたり300円台と非常に安価です。

多頭飼育や大型犬飼育などのご家庭には、家計に優しい価格帯といえますね。

ビタミンやミネラルを配合

ビタワンには多くのビタミンやミネラルが配合されています。

オリゴ糖なども入っているので、愛犬の健康に良い成分が入っているかどうかを気にする飼い主さんには、安心できるものが添加されているドッグフードです。

こういった成分は人間にも使われるもので、愛犬にも心配する必要はありません。

酸化防止剤は天然成分で無着色

酸化防止剤は天然成分を使用しています。

また国産ドッグフードは着色料を使っているものが少なくありませんが、ビタワンには着色料が入っていません。

ビタワンの色は自然なドッグフードの色なので安心です。

ビタワンドッグフードの気になる点4つ

第一主原料は穀物

ビタワンの第一主原料は穀物で、しかもアレルギー性の高いトウモロコシが使われています。

他にもコーングルテンフィードや脱脂米糠など栄養分がないために廃棄されるレベルのものが「穀類」として主原料に使われています。

犬が良い栄養を摂れるとは考えられない主原料です。

穀物はアレルギーを起こしやすいということだけが問題ではありません。

犬はでんぷん質を消化するアミラーゼという酵素が不足しています。

そのため穀物をうまく消化する能力が弱いので、穀物を多く含んでいるフードを食べると消化ができず、未消化便として排出してしまいます。

 

便の量や回数が増えたり、緩んだりすることがあります。

ひどくなると消化できないために嘔吐や下痢を起こすこともあります。

 

ミール類や動物性油脂も使用

穀類の後には肉類と記載がありますが、内容はミールや粉です。

死因や部位が分からないため愛犬家が避ける副産物です。

また動物性油脂が使われています。

これは一般的にミール類から薬剤を使って抜いた脂肪分を指します。

どちらも低品質の原材料であるため、これが入っていることで買わない選択をする方は少なくありません。

総合栄養食としては栄養価が低い

ビタワンのタンパク質は20.0%です。

全ライフステージ向けの総合栄養食としては、タンパク質が低めです。

特に子犬のうちは30%以上とかなり高めのタンパク質を必要とします。

成犬でも25%が理想とされます。

総合栄養食として与えるには物足りない数値です。

香料の内容が分からない

着色料や保存料は入っていませんが、香料の記載があります。

これが人工香料か天然香料か明記されていません。

また天然であっても、一度香料の入ったドッグフードに慣れてしまうと、原料臭のみの無添加フードに切り替えることは難しくなります。

香料成分が安全なものかどうか、明記していただきたいと思います。

 

ビタワンドッグフードの原材料と成分から安全性を徹底評価

総合評価チャート

(肉の含有量は記載がないので肉量を3にしています。)

ビタワンドッグフードの成分分析と評価

気になるものは赤字で書いています。赤字がない場合は気になるものはないという意味です。

穀類(トウモロコシ脱脂米糠コーングルテンフィード小麦ふすま)、肉類(チキンミール牛肉粉豚肉粉チキンレバーパウダー)、豆類(脱脂大豆おから粉末大豆粉末)、油脂類(動物性油脂、γ-リノレン酸)、ビール酵母(β-グルカン源)、乾燥キャベツ、オリゴ糖、カゼインホスホペプチド、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、グルコン酸亜鉛、ヨウ素、コバルト)、ビタミン類(A、B2、B6、B12、D、E、パントテン酸、コリン)、香料、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、アミノ酸類(アルギニン、メチオニン)、バチルスサブチルス(活性菌)

総得点 67点
4D(副産物) 添加
人工着色料 無添加
人工保存料 無添加
穀物 4種添加
人工添加物 無添加
塩・砂糖 無添加
酸化防止剤 ◎(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)
ライフステージ 全ライフステージ
メイン食材 トウモロコシ、小麦ふすま
参考価格 717円/2kg
原産国 日本
カロリー 350kcal/100g
満点 減点数 個数 得点
4D,動物性油脂 25 5 5 0
赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、青色2号 25 5 0 25
保存料(ソルビン酸カリウム、BHA、BHT、プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、没食子酸プロピル、エトキシキン) 15 3 0 15
甘味料(ソルビトール、グリシジン・アンモニエート、ビートバルブ、コーンシロップ) 15 3 0 15
穀物(米、小麦、大麦、トウモロコシなど) 10 2 4 2
食塩,砂糖 10 2 0 10
総得点 67

総得点:67点

(↑この点数は成分の安全性のみの評価点です。たんぱく質量などを含めた総合評価は上のレーダーチャートをご確認ください。)

主原料が穀物であり、ミール類や動物性油脂が入っていることで減点になっています。

保存料や添加物は記載されていないので無添加のようです。

栄養成分

タンパク質 20.0%
粗脂肪分 8.0%
粗灰分 9.0%
粗繊維 4.0%
水分 10.0%
カルシウム 0.9%
リン 0.8%

まとめ

 

ビタワンは個人的に子どもの頃から知っていて、当時の愛犬に使っていた製品です。

当時はドッグフードは選択肢がなく大袋のビタワンが一番と思われていました。

ただこうして原材料を見て、今の愛犬たちに与えるかと訊かれると、躊躇します。

原材料がどの犬にもダイレクトに健康の良しあしに反映されるわけではないので、ビタワンを食べ続けて口コミの通り長寿表彰を受けた犬もいます。

合う合わないがあり、嘔吐や下痢を起こすワンちゃんは穀物やミール、その他の成分が合わなかったのだと思います。

ただ「国産だから安心」という日本製神話のようなものにはいくらかの疑問が残ります。

買うときには国産であろうと海外製品であろうと、やはり原材料や成分、栄養価などを確かめて選んでいただきたいと思います。

その上でビタワンドッグフードをベストとされて、ワンちゃんが健康に過ごしているのなら、良いフードとして使い続けられていいのではないでしょうか。

販売会社情報

販売会社 日本ペットフード株式会社
住所

東京都品川区東品川2丁目2番4号 天王洲ファーストタワー5F

電話番号 03-5479-6400