【栄養価に問題?】メディコートドッグフードの口コミ評判と安全性

(出典:amazon

メディコートはアレルギーを起こしやすい犬のために、アレルゲンとなりやすい食材をカットしたとされる国産ドッグフードです。

アレルギーのワンちゃんのためにということで気になりますが、実際どのようなドッグフードなのでしょうか?

メディコートドッグフードの原材料や成分の安全性、口コミ評判などをチェックしていきます

あみちゃん

子犬くん

原材料や口コミ評判が気になるフードだね!

メディコートドッグフードには以下のラインナップがあります。

・アレルゲンカット魚&お米

・アレルゲンカット魚&えんどう豆

・ボディコンディション

・pHサポート

 

アレルゲンカット魚&えんどう豆の原材料と成分をチェックして口コミ評判を探していきます。

当サイトでのランク

メディコートドッグフードは当サイトでCランクのドッグフードです。

⇒【S~Eランク】ランク別ドッグフードの一覧


⇒ドッグフードを適当に選んでいるならコレだけは読んで欲しい

口コミや総合評価については以下を参考にしてください。

メディコートドッグフードを実際に買った人の口コミと評判

良い口コミ

  • 肉や小麦系アレルギーの子にいい
  • 小粒で食いつきがいい
  • 安心の国産
  • 毛艶が良くなってアレルギーが改善した
  • 安くてありがたい
  • 小粒で食べやすそう
  • アレルギーの悩みを持つ人は試す価値あり

悪い口コミ

  • 肉より魚が好みなので買って食べさせたら今いちなので別のフードを混ぜたら何とか
  • 以前より匂いが生臭くなった
  • 便がパサパサ
  • 魚と米は便が柔らかくなり、エンドウ豆と魚は便が固くなる
  • 嘔吐の回数が増えていった
  • 全然食べない
  • 便が緩くなってしまう
  • 下痢してしまった
  • アレルギー改善には役立たない

愛犬のアレルギーに悩む人が購入しているケースが多いようです。

改善する場合もありしない場合もあり、原材料が合うか合わないかは犬によりますから仕方ないところですね。

嘔吐や下痢など胃腸症状が目立ちますが、穀物が入っていることが関係している可能性があります。

メディコートは完全アレルゲンカットではなく、アレルギーを引き起こしやすい穀物が入っていますが、穀物は犬の消化不良を引き起こします。

後述していますので参考になさってください。

メディコートドッグフードのおすすめポイント3つ

肉や小麦が食べられない犬に向いている

メディコートドッグフードアレルゲンカットは小麦類や肉をカットしています。

そのため肉や小麦が食べられない犬に向いたドッグフードです。

小麦はアレルゲンとなりやすい穀物ですが、国産ドッグフードの多くに使われています。

メディコートからは小麦が除去されています。

動物性素材は肉ではなく魚介類を素材にしているので、肉類にアレルギーを起こす犬も大丈夫でしょう。

オリゴ糖などが配合

メディコートドッグフードにはオリゴ糖やコラーゲンが配合されています。

人の健康食品などにも多く使われている成分ですね。

愛犬の健康維持を考えて配合されていると思われますので、健康志向の飼い主さんには安心できる内容でしょう。

また抗酸化成分があるといわれるゴマ粉末なども入っています。

小粒があり食べやすい

メディコートアレルゲンカットには小粒があります。

そのため小型犬でも比較的食べやすいと良い評判です。

大きさは8mmから9mmほどで、丸い形をしており、無添加のため無着色で安心して愛犬に食べさせることができます。

全犬種対応のため、小粒は大型犬には少し小さいかもしれません。

その場合同じラインナップで大粒が用意されています。

メディコートドッグフードの気になる点4つ

グレインフリーではない

魚&お米は米を原料としているので、グレインフリーではありません。

魚とえんどう豆だけのほうにはコーンスターチが入っているので、アレルゲンとなりやすいコーンが入っていると同様です。

アレルゲンとなる食材をカットしているというドッグフードですが、実際には穀物アレルギーの犬が食べられない食材が多く入っています。

アレルギーを起こしやすい穀物は小麦や肉だけではないので、その2種類をカットしているだけではアレルギーに配慮したドッグフードとはいい切れない部分があります。

穀物の問題はアレルギーだけではありません。

犬はでんぷん質を含む炭水化物を分解する酵素が不足しています。

そのため穀物フードを食べると便の量や回数が増えたり、緩んだりすることがあります。

ひどくなると嘔吐や下痢を起こすこともあります。

小麦が入っていないからといって、完全に安心はできないのです。

フィッシュミールとフィッシュエキスの内容が分からない

魚介類として副産物と考えられるフィッシュミールが入っています。

ミール類は一般的にどうやって死んだか分からない動物の、どの部分をどう処理したか分からない素材です。

エキスも内容によっては副産物と考えられますが、ここにフィッシュエキスも入っています。

そしてこの場合、フィッシュミール、フィッシュエキスとだけ記載されていて、何の魚か分からないものになっています。

特定の魚にアレルギーが起きる犬もいます。

魚の内容が記載されていることは重要ではないかと思います。

栄養価がやや低い

タンパク質や粗脂肪分がやや物足りない数値のドッグフードです。

成犬用で理想とするタンパク質は25%、子犬用では30%を理想とします。

メディコートは成犬用ですが、21%しかなく、総合栄養食としてはギリギリOKというレベルですが、実際の理想数字には到達しません。

脂質もこれだけでは、毛並みがパサパサになったり、健康な成長を阻害したり、いろいろ弊害が起きてくる可能性があります。

多すぎる脂質もよくありませんが、少なすぎる脂質も良くありません。

12%ほどを維持している脂質が良いとされています。

7.5%の脂質では、まったく不足しています。

動物性油脂も使用

原材料の中に動物性油脂が使われています。

動物性油脂は副産物製造と一緒に作られることが多い内容不明の油脂を指すことが一般的です。

ドッグフードに使われる油脂は良質油脂を少量で、内容をしっかり明記されていることが望ましいので、ただ動物性油脂とだけ書かれているものは、多くの飼い主さんに敬遠されます。

メディコートドッグフードアレルゲン魚&えんどう豆の原材料と成分から安全性を徹底評価

総合評価チャート

 

メディコートドッグフードアレルゲン魚&えんどう豆の成分分析と評価

気になるものは赤字で書いています。赤字がない場合は気になるものはないという意味です。

豆類(えんどう豆たん白えんどう豆繊維)、でん粉類(コーンスターチ)、魚介類(フィッシュミール:DHA・EPA源、フィッシュエキス)、油脂類(動物性油脂)、種実類(ゴマ粉末)、糖類(フラクトオリゴ糖)、セレン酵母、ビタミン類(A、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、C、コリン)、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄、コバルト、銅、マンガン、亜鉛アミノ酸複合体、亜鉛、ヨウ素)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)

総得点 88点
4D(副産物) 添加
人工着色料 無添加
人工保存料 無添加
穀物 1種添加
人工添加物 無添加
塩・砂糖 無添加
酸化防止剤 ◎(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)
ライフステージ 1歳~6歳
メイン食材 えんどう豆、コーンスターチ
参考価格 879円/1kg
原産国 日本
カロリー 325kcal/100g
満点 減点数 個数 得点
4D,動物性油脂 25 5 2 15
赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、青色2号 25 5 0 25
保存料(ソルビン酸カリウム、BHA、BHT、プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、没食子酸プロピル、エトキシキン) 15 3 0 15
甘味料(ソルビトール、グリシジン・アンモニエート、ビートバルブ、コーンシロップ,キシロース) 15 3 0 15
穀物(米、小麦、大麦、トウモロコシなど) 10 2 1 8
食塩,砂糖,pH調整剤 10 2 0 10
総得点 88

総得点:88点

(↑この点数は成分の安全性のみの評価点です。たんぱく質量などを含めた総合評価は上のレーダーチャートをご確認ください。)

ミールや動物性油脂が入っています。

またコーンスターチが入っているので穀物ゼロではなく、アレルゲンをカットしているわけではありません。

栄養成分

タンパク質 21.0%
粗脂肪分 7.5%
粗繊維 9.5%
粗灰分 9.0%
水分 10.0%
カルシウム 1.0%
リン 0.6%

一日あたりの価格評価

成犬を参考とします
スマホの場合は横にスクロールできます⇒

給与量の目安と一日当たりの単価
体重 1kg 2kg 3kg 4kg 5kg 6kg 8kg 10kg 15kg 20kg 30kg 40kg
給与量(/1日) 40g 70g 100g 150g 205g 250g 300g 330g 365g 400g 610g 730g
価格
(/1日)
35円 62円 88円 132円 180円 220円 264円 290円 321円 352円 536円 642円

まとめ

メディコートドッグフードは愛犬のアレルギーを何とか改善したいと思う方の口コミが多いドッグフードです。

改善するかしないかはマチマチですが、基本的にアレルギー治療は獣医さんにまかせるとして、アレルゲンとなる食材をカットするためにこういうドッグフードを選ぶというひとつの方法として考えてください。

アレルギーの治療ではありません。

また何がアレルゲンかはっきりしている場合に、メディコートドッグフードを選ぶようにしてください。

肉にアレルギーがなく、魚や小麦やコーン、または米にアレルギーがあるのにメディコートに切り替えてしまうと、悪化してしまう可能性があります。

まず病院での検査と治療をおすすめします。

販売会社情報

販売会社 ペットライン株式会社
住所 岐阜県多治見市大針町657-1
電話番号 0572-29-2011