【気になる悪い点も！】VIPドッグフードの口コミ評判と安全性評価

（出典：amazon）

VIPドッグフードはオランダの原材料を80％使用している、オーガニック素材のドッグフードです。

原材料の水準が高いということですが、オーガニック素材のフードという点において、興味がある方もいらっしゃることでしょう。

実際にはどんなドッグフードか、原材料や成分の安全性などが大事です。

VIPドッグフードには以下のラインナップがあります。

小型犬成犬用の原材料と成分から安全性を評価して、口コミを探してみます。

当サイトでのランク

VIPドッグフードは当サイトでＣランクのドッグフードです。

⇒【S～Eランク】ランク別ドッグフードの一覧

⇒ドッグフードを適当に選んでいるならコレだけは読んで欲しい

口コミや総合評価については以下を参考にしてください。

VIPドッグフードを実際に買った人の口コミと評判

良い口コミ

悪い口コミ

口コミ評判はほとんどないドッグフードです。

使っている人が少ないのかもしれませんね。

私もこのドッグフードは知りませんでした。

軟便が良くなったという口コミが少し気になるところです。

ただ以前のフードが軟便の原因で、今回のVIPドッグフードがワンちゃんの体質に合っただけならいいのですが、軟便気味のワンちゃんがビートパルプで便秘にならないようにだけ、注意してください。

穀物で便を増やすドッグフードには、逆に便を減らすビートパルプが入っているパターンが時々見られます。

「穀物だけ」「ビートパルプだけ」でも犬のお腹に刺激を与えてしまいますが、両方が入っていると犬の胃腸に相当な負担がかかりがちです。

特にふだんから胃腸が敏感なワンちゃんは、便の様子をよく見るようにしてください。

ビートパルプでただ便を固めるだけで、危険につながる可能性があることについては、後述しているので参考になさってください。

無添加で素材を厳選して作られたドッグフードであり、健康的と思われる良い成分も配合されている点は、興味が持てるフードだと感じます。

VIPドッグフードのおすすめポイント３つ

原材料は高水準のオーガニック素材

VIPドッグフードの原材料は、高い水準のオーガニック素材と書かれています。

フィッシュミールなどが入っていますが、副産物でないと判断していいでしょう。

肉質は良いと考えられます。

ハーブや野草は天然のものを使い、植物の保存に使う水をクリーンに保つよう配慮されています。

良い成分が含まれている

グルコサミンやコンドロイチンが配合されているので、加齢に伴って気にかかる犬のケアに気を配られた内容です。

またサーモンオイルが入っていることで、DHAやEPAも豊富に含まれています。

オメガ脂肪酸も配合されており、すべて人の健康食品にも使われている成分で、犬にも安心です。

人工保存料などは無添加

着色料や人工保存料などは入っていません。

ドッグフードには肉や野菜の色に見せかける色をつけているものがありますが、犬は色を識別しないので、着色料はまったく不要の添加物です。

また人工保存料の中には健康に害を与える危険性が報告されているものもあります。

VIPドッグフードはそういった添加物が使われていないドッグフードです。

VIPドッグフードの気になる点６つ

小麦やトウモロコシなど犬が苦手とする穀物が多く入っている

VIPドッグフードには穀物が四種類入っています。

そのうちトウモロコシや小麦はアレルゲン性が高く、アレルギー症状を起こす犬が増えています。

また穀物が入っているドッグフードが一般的なため、穀物アレルギーに気づかずに愛犬に与えている飼い主さんも少なくありません。

そして穀物のデメリットはアレルギーだけではありません。

犬は穀物を消化しにくいため、未消化便として排出してしまい、便がゆるんだり量が増えたりすることがあります。

穀物入りフードに切り替えて「健康的に便が多く出るようになった」と認識されることがありますが、たいていは未消化便で犬の消化器官には負担がかかっています。

あまりに便の量や回数が増えた場合には、穀物が原因である可能性を考えたほうがいいかもしれません。

ひどくなると嘔吐や下痢を起こすこともありますので注意してください。

便を凝固させるビートパルプが入っている

VIPドッグフードには「腸の状態を良好に保つ」というコンセプトでビートパルプが入っています。

この成分は前述の穀物とは逆に、便をコロコロに固めて少なくするので、軟便気味や下痢気味の犬は、確かに一見すると腸の調子が良くなったと感じることがあります。

ですがビートパルプによって無理やり便秘になっているかもしれません。

軟便や下痢には、何か病的な原因がある可能性があります。

ウイルス性の病気の場合もあり、そのときには獣医師の診断が必要です。

原因を突き止めないままビートパルプで便を固めてしまい、「治った」と自己判断してしまうことは大変危険です。

ビートパルプは薬ではないので、この成分入りのフードで軟便や下痢が固まっても安心せずに、まず動物病院で診察をおすすめします。

タンパク質は高いものの動物性ではなく穀物由来

VIPドッグフードには高いタンパク質が含まれています。

成犬の活発な生活を維持できるだけの数値ですが、ドッグフードに含まれるタンパク質は、動物性のものであることが理想です。

ただVIPドッグフードの高いタンパク質は、公式の説明を読む限りでは、高タンパクな穀物によるものと考えられます。

第一主原料はチキンですが、穀物が多いために、チキンから良質の動物性タンパク質を、多く摂取できないのは残念な点です。

フィッシュミールに使われる魚の原材料が不明

フィッシュミールは副産物ではないと思われます。

その点はいいのですが、何の魚を使ったミールかが分かりません。

どんな原材料でもアレルギーを起こすことが考えられます。

魚の原材料を知って愛犬に与える必要がありますね。

フィッシュミールが何から作られたものかを明記してほしいと思います。

ハーブ類や野草類も中身が分からない

防虫効果がある野草を使っているということですが、この野草も内容が分かりません。

家庭で飼育されている犬は、あまり野草を食べる習慣はありません。

安全に加工されていると思いますが、これも少し疑問に思う材料です。

またハーブは多くのドッグフードに使われていますが、たいていのフードにはどんなハーブが入っているか、書かれています。

これをやはり書いてほしいですね。

水分が少なめのフード

むやみに気になる数値ではありませんが、水分がやや少なめのフードです。

飲水量が増えるかもしれませんし、与える必要もあります。

いつでも新鮮な水を飲めるように用意してください。

VIPドッグフード小型犬成犬用の原材料と成分から安全性を徹底評価

【総合評価チャート】

（肉の含有量は記載がないので肉量を３にしています。）

VIPドッグフード小型犬成犬用の成分分析と評価

気になるものは赤字で書いています。赤字がない場合は気になるものはないという意味です。

乾燥家禽肉（チキン）、トウモロコシ、白米、大麦、動物性脂肪（チキン）、セモリナ、乾燥ビートパルプ、小麦、加水分解ビール酵母エキス（マンナンオリゴ糖源）、加水分解コラーゲン、フィッシュミール、サーモンオイル、全卵粉、ミネラル類(鉄/銅/亜鉛/マンガン/ヨウ素/セレン)、加水分解鶏レバー、野草類、亜麻仁油、ビタミン類（A/D3/E/B1/B2/B6/B12/C）、加水分解魚介甲殻類/軟甲類エキス（グルコサミン/コンドロイチン源）、ハーブ類

総得点：８９点

（↑この点数は成分の安全性のみの評価点です。たんぱく質量などを含めた総合評価は上のレーダーチャートをご確認ください。）

トウモロコシや小麦をはじめ穀物が多いこと、ビートパルプが入っていることで減点になっています。

栄養成分

一日あたりの価格評価

成犬を参考とします
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販売会社情報

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