犬たちの健康を維持して寿命ケアに貢献し、毛艶が良くなるドッグフードと評判のナチュロルですが、愛犬に使う前に実際の口コミが気になりますね。
私も実際に使ってみて分かりましたが、悪い点も見つかりました。良い点だけでなく悪い点についてもしっかり書いてみます。
あみちゃん
子犬くん
ナチュロルに使われている原材料や成分を分析して、安全性などを評価します。
また私のレビューだけでなく、実際に使われた人の口コミも見ていきますね。
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目次(ジャンプできます)
ナチュロルを愛犬2匹に試した感想
ナチュロルは犬によくないとされる原材料や成分を除去した国産ドッグフードです。
グレイン(穀物)や添加物も入っていないので犬の事を考えて作られているのが分かります。
今回我が家の小型犬ミニチュアダックス12歳10か月メスと、超小型犬トイプードル5歳9ヶ月メスの2匹に食べさせてみました。
シンプルなパッケージは特殊アルミ製で酸化を防止
ナチュロルのパッケージはとてもシンプルです。
表面にいろいろな犬の写真が載っていますが、全犬種OKの意味ですね。
シンプルな袋ですが特殊アルミ製であり、脱酸素シートが入っているので酸化を防いでくれます。だから酸化防止剤は入っていないみたいです。
原材料の肉類の所を見ると「新鮮牛生肉」「新鮮鶏生肉」となっていて、沢山「新鮮」と書かれています。これはナチュロルの公式サイトでも同様になっていて、新鮮さをアピールしています。
使用原料の中、肉や魚の新鮮さにかなり自信があるということなのでしょう。
カロリーは400kcal/100gと書かれています。
粒は細長く大きさはバラバラ、原料の自然な匂い
ナチュロルは細長い形をしています。
大きさはバラバラですが、これは手作りの自然な味わいを出すためらしいですね。
ドッグフードは製造工程で大きさや色・形がきっちりそろっているものが多いですが、確かにそういうフードは工場で化学的に作られた感じがします。
ナチュロルの匂いは魚の匂いです。魚の匂いが嫌いな人は嫌だと思われるかもしれません。
私は、ドッグフードは原料の自然な臭みがいいと思っているタイプの人間なので、臭いとは思いません。
長いものでは2cmほどで、5mmほどの厚みがある俵型です。
この形のドッグフードは食の細い我が家のトイプードルが食べると、食べるスピードが非常に遅くなります。
食いつき良し、でも犬によっては少ない!
まずシニア犬のミニチュアダックスに与えてみました。
この犬は疾患があるため激しい運動は控えた生活をしています。
そのため肥満化の一途を辿りながら食欲は落ちないという非常に良くない状態になっています。
ナチュロルは同じ体重でも運動量が多いか少ないかで給餌量が変わるため、運動量が少ない犬に対しては量が不足気味です。
最初は手で与えてくださいと書かれていましたが、私はしつけの意味で手から与えることは滅多にしていないので、普通に食器に入れました。
疾患持ちでも食欲が健康のバロメーターである大食漢のミニチュアダックスには、ふりかけのような量で不安を感じます。
ミニチュアダックスは待ちきれずに飛びつきました。
約10秒で完食した上に、落ちていないか探しています。
全然足りなかったようです。。。
カロリーが高いので我慢してほしいのですが、トイプードルに与えるために引きずって退場させると、お腹を鳴らしながら吠え続けていました。
明らかに足りていないようです。
次は少食偏食のトイプードルです。
こちらは2時間走るほどの運動量ですが、食が細くて食べないので、どこでエネルギーを調達しているのか分からない犬です。
予想通り食べるのが遅すぎます。
ドーナツ状のフードを与えたときには食べやすかったのかある程度ピッチが速かったのですが、この形はやはり食べにくいようです。
でも味は気に入っているのか嬉しそうに時間をかけて完食しました。その間、退場中のミニチュアダックスが吠え続けでした。
給餌量が少ないので良く食べる犬には工夫が必要
運動量が多くても少食で低燃費体質なトイプードルには十分ですが、運動量が少なくても大食漢な反エコ体質のミニチュアダックスには、規定の給餌量では全然足りなかったようです。
とはいえカロリーが高いため、ミニチュアダックスが満足する量まで増やすことはできません。
するとナチュロルを食べさせ続けるには、茹でキャベツのトッピング等でごまかすしかないということになります。
ナチュロル単品で満足してくれなければ面倒なのでダメかなと思うのですが、ミニチュアダックスは味を気に入っているんですよね。今後ナチュロルを食べさせるべきかどうか、考えている最中です。
食が細くてあまり食べてくれないトイプードルには良いフードであると思います。
特に毛並みをきれいにするといわれているナチュロルは、少々扱いづらい毛質をしているトイプードルの毛並みを改善してくれるのではと期待します。
あなたの愛犬に合うか合わないか試してみないと分からないですが、100円なので試してみる価値はありですね。
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ナチュロルの成分から安全性を徹底評価
【総合評価チャート】
ナチュロルの成分分析と評価
気になるものは赤字で書いています。赤字がない場合は、気になるものは無いという意味です。
新鮮牛生肉(北海道・兵庫県産)・新鮮鶏生肉(兵庫県産)・新鮮馬生肉(カナダ産)・新鮮魚生肉(兵庫県産)、タピオカ(タイ産)、魚粉(北海道・長崎県産)、紫さつまいも(タイ産)、チーズ(国産)、ココナッツ(フィリピン産)、りんご繊維、鶏粉末、胡麻、ひまわり油、乳清、安定・持続型ビタミンC、天然バイオフラボノイド、海藻、脱脂粉乳、オリゴ糖、乳酸菌
総得点 | 100点 |
4D(副産物) | 無添加 |
人工着色料 | 無添加 |
人工保存料 | 無添加 |
穀物 | 無添加 |
人工添加物 | 無添加 |
塩・砂糖 | 無添加 |
酸化防止剤 | ◎(ビタミンE) |
ライフステージ | 生後2ヶ月~ |
メイン食材 | 牛肉、鶏肉、馬肉 |
参考価格 | 3,300円/850g |
原産国 | 日本 |
カロリー | 400kcal/100g |
満点 | 減点数 | 個数 | 得点 | |
4D,動物性油脂 | 25 | 5 | 0 | 25 |
赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、青色2号 | 25 | 5 | 0 | 25 |
保存料(ソルビン酸カリウム、BHA、BHT、プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、没食子酸プロピル、エトキシキン) | 15 | 3 | 0 | 15 |
甘味料(ソルビトール、ビートバルブ、コーンシロップ、グリシジン・アンモニエート) | 15 | 3 | 0 | 15 |
穀物(米、小麦、大麦、トウモロコシ) | 10 | 2 | 0 | 10 |
食塩,砂糖 | 10 | 2 | 0 | 10 |
総得点 | ー | 100 |
総得点:100点
(↑この点数は成分の安全性のみの評価点です。たんぱく質量などを含めた総合評価は上のレーダーチャートをご確認ください。)
グレインフリーで無添加、高得点となりました。
栄養成分
タンパク質 | 27~31% |
粗脂肪分 | 6~9% |
繊維 | 3~5% |
水分 | 9% |
安定持続型ビタミンC | 1000mg/kg |
天然バイオフラボノイド | 400mg/kg |
一日あたりの価格評価
運動量が多い成犬を参考とします
スクロールバーが出ている場合は横にスクロールできます⇒
給与量の目安と一日当たりの単価 | ||||||||
体重 | 1kg | 2kg | 3kg | 5kg | 10kg | 20kg | 30kg | 50kg |
給与量(/1日) | 28g | 47g | 63g | 92g | 155g | 296g | 401g | 682g |
価格 (/1日) |
99円 | 166円 | 222円 | 325円 | 547円 | 1045円 | 1416円 | 2407円 |
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ナチュロルのおすすめポイント4つ
人工添加物と穀物無添加
ナチュロルには犬に不安とされる成分や材料が入っていません。
保存料や着色料・香料などの添加物が加えられていないことはもちろん、穀物や豆類も原材料からカットされています。
穀物不使用でありながら豆は使っているドッグフードが目立つ中、これは豆類にアレルギーを持つ犬にとって朗報ですね。
特に大豆が使われているドッグフードが多いので、穀物だけではなく豆までカットされているのは大変安心感があります。
酸化防止剤も添加していないとされていますが、ビタミンEが入っているのでこれが酸化防止剤の代わりになっていると思われます。
新鮮な肉類を使い、その産地も書かれている
ナチュロルに使われている肉や魚は「新鮮」であることを非常に重要視しています。
サイトやパッケージにも「新鮮」の文字が惜しみなく表示されていることから、新鮮素材であることに製造側が自信をもっていると思われます。
また原材料の産地が明記されているので不安がありません。
肉だけで原材料の55%を占めるため、十分な動物性タンパク質が補えます。
魚の種類を明記していただければもっとよかったと思います。
腸内環境をサポートする成分が配合されている
ナチュロルにはオリゴ糖と乳酸菌が配合されています。
こういった成分が腸内環境をサポートし、胃腸の弱い犬にも安心です。
また製造方法も低温フレッシュ製法で、消化吸収をよくする工夫がなされています。
犬の消化器官に負担をかけないような成分配合と製法が安心ですね。
安定・持続型ビタミンCを配合
犬の体は自然にビタミンCを作るというのでドッグフードにはビタミンCが必要ないという考えもありますが、内臓が弱い場合や家庭内に喫煙者がいる場合など、ビタミンCを作る働きが低下している犬もいます。
小型犬でも1日に500mg程度のビタミンCは必要とされていますが、これを摂取できない場合があります。
ところがビタミンCは酸化に弱い性質を持つため、ドッグフードに入れることが難しい成分のひとつです。
ナチュロルには水などに影響されにくい安定・持続型ビタミンCが配合されています。
ナチュロルの意外な悪い点3つ
アレルギー源の肉や魚が多く使われている
アレルギーが多い犬に配慮とされているナチュロルは、穀物や添加物がカットされていることは非常に安心です。
しかし肉類もアレルゲンになり得ます。
ナチュロルには牛肉、鶏肉、馬肉の3種類の肉と種類不明の魚が使われています。
もしナチュロルを食べてアレルギーを起こした場合、どの肉に、もしくは魚にアレルギーを起こしたのかアレルゲンの特定が難しくなります。
肉や魚の含有量が多くて動物性タンパク質が多いのはとてもいいことですが、何種類もの肉や魚が含まれていてそういった素材を初めて場合、アレルギーには注意して使うべきでしょう。
特にナチュロルの魚は何が使われているか明記されていないので、魚に敏感な犬は気を付けたほうがいいでしょう。
ビタミンCしか明記がない、犬にはミネラルなども必要
オリゴ糖や乳酸菌が配合されており、ビタミンCが添加されていますが、ミネラルなどは明記されていません。
犬はビタミンだけではなくミネラルなども多く摂取することが必要です。
彩りのよい原材料を使って良いドッグフードを作っているのですから、よりよいドッグフードにするためにミネラルを摂取できる原材料を豊富に加えてもらえればと思います。
よく食べる犬には全く足りない
カロリーが高いため給餌量が少量でいいというメリットがありますが、よく食べる犬には少し足りないというデメリットにもなります。
犬は急激に食べる量を減らすことができないので、よく食べる犬の場合、一般的な給餌量のドッグフードからナチュロルへの切り替えは少しずつ進める必要があります。
お腹持ちの良いさつまいもが入っていますが、よく食べる犬の場合はしばらくは空腹を訴えるかもしれません。
カロリーが低い茹でキャベツのトッピングをしながら少しずつ慣らしていくという方法もあります。
ナチュロルを与えた人の口コミと評判
【良い口コミ】
・毛並みがきれいになった
・絡まりがちな毛がツヤツヤになった
・よく食べて完食した
・食いつきがよくなった
【悪い口コミ】
・食べなかった
・最初は食べたけど食べなくなった
公式で宣言されているとおり、毛並みがきれいになったという口コミが目立ちました。
食いつきも良いようですが、中には食べなかったという犬も少数いました。
まとめ
ナチュロルは我が家の犬を含めて多くの犬の食いつきもよく、評判がよいドッグフードです。
価格は安いとはいえませんが、ナチュロルは100円お試しがあるので、まずこれを使うのがいいでしょう。
定期購入を利用すると割安にもなるため、100円お試しで愛犬に合うと判断できれば定期購入がお買い得だと思います。
そして食べない場合の30日間返金保証制度があります。
このあたりからも、犬が食べることには一定の評価があるのでしょう。
犬に不安とされる材料や成分をすべてカットしていることで安心なドッグフードです。
酸化防止剤としてビタミンCが加えられていますが、そのあたりも食品の原材料ですべて補えれば、最高のドッグフードになるのではないでしょうか。
(30日間の返金保証付き。100円お試しの数が少なくなっているみたいです↑)