(出典:amazon)
アイムスドッグフードは子犬からシニア犬までのライフステージに分かれ、中でも体重管理などのケアを目的とした製品も出ています。
愛犬家の方なら一度は耳にしたことがあるといえるのではという有名なアイムスを愛犬に使うにあたって、口コミがどうなっているか気になってはいらっしゃいませんか?
あみちゃん
子犬くん
目次(ジャンプできます)
当サイトでのランク
アイムスドッグフードは当サイトでDランクのドッグフードです。
口コミや総合評価については以下を参考にしてください。
アイムス成犬用チキンを実際に与えた人の口コミと評判
良い口コミ
- 価格が手ごろ、大型犬なので高いフードは与えられない
- 小袋で使いやすい
- うちの犬たちはとても気に入っている
- 便の臭いが気にならなくなった
- 獣医さんにすすめられた
- 毛艶がよくなった
悪い口コミ
- 小粒で硬いため食べなかった
- 匂いをかいで嫌そうにして食べなかった
- 適量与えていたのに太る
- これに変えてから水を飲む量が増えた
- お腹が緩くなり目やにも増えた
- 便が臭くなった
- 便が臭くなった
気に入っている人の口コミで一番多いのは、やはり安いことで買っている、という声でした。
特に大型犬や多頭飼いの場合は、配達してくれて安ければそれでいいという選択肢の少なさから選んでいる人も多いようです。
便の様子は硬くなった場合と緩くなった場合とまちまちな様子ですが、何かの形で便の状態が変化している犬が多いようです。
便に何か変化があることについては、原因となる原材料や成分が入っているドッグフードなので、後述の部分を参考になさってください。
アイムスドッグフード成犬用チキンおすすめポイント3つ
バランスよく栄養成分が配合されている
アイムスには栄養成分がバランスよく配合されています。
ひまわり油が含まれていますが、これによってオメガ6脂肪酸を摂取することができます。
また乾燥卵によりオメガ3脂肪酸を摂取できます。
ビタミンも豊富に配合されています。
中でもビタミンEには抗酸化成分があります。
粒で口臭予防などの工夫
アイムス成犬用チキンは小粒で噛みやすい粒です。
この粒を噛むことで、口臭の原因になる歯垢が溜まりにくいとされています。
ドライドッグフードを食べていると、どうしても歯の間にドッグフードが詰まり、歯垢が溜まりやすくなるので、これが軽減されるのは嬉しいですね。
安くて買いやすく、どこででも手に入る
何より価格が良心的です。
多頭飼い家庭でも愛犬に合わせたラインナップそれぞれを、アイムスだけで済ませられる家計に優しい価格設定です。
そして量販店やドラッグストア、通販で簡単に手に入り、買いたいのに見つからないということがない有名な製品であり、この点とても便利です。
アイムスドッグフード成犬用チキン気になる点3つ
グレインフリーではない
アイムス成犬用チキンはグレインフリーではありません。
穀物が入っています。
そして入っている穀物は、アレルゲンとなりやすいトウモロコシと小麦です。
穀物の中でも低アレルギーの大麦などがあるので、どうしても穀物が必要ならそちらを選んで入れてほしかったという気持ちがあります。
ただそれでも問題は残ります。
犬にはでんぷん質を分解するアミラーゼという酵素が不足しているので、穀物を消化する能力がほぼないのです。
そのため穀物が入っているドッグフードを食べると、便が緩んだり増えたりすることがあります。
「穀物アレルギーの犬が多い」「犬は穀物を消化しにくい」と知らない人も多く、大手製造で有名なドッグフードに入っていると、体調不良を起こしても原因が分からないままで使い続けてしまうこともあります。
ひどくなると嘔吐や下痢を起こす犬もいます。
消化不良や皮膚の異常などが起きた場合、穀物も一応疑ってみてください。
不安な材料が多い
まず肉類は、以前はチキンとターキーだったものが、副産物のチキンミールと家禽ミールになっています。
リニューアル後にダウングレードされてしまったような印象を受けます。
アイムスには動物性油脂も使われています。動物性油脂のもとになる動物は、安楽死や事故死など、どういう死に方をしたか分からないものを使っている場合が多く、これでフードをコーティングします。実際にはどのような動物が使われたかは分かりませんが、そのような可能性はありえます。
そしてビートパルプが「便のコロコロの状態に改善する食物繊維」として添加されています。これは改善されるのではなくビートパルプで犬が便秘になりやすくなるからと言われています。
軟便や下痢に病気などの原因があり、それを治療しないままビートパルプで固めてしまうなど、良くない状態に陥る原因を作る可能性もあります。
家禽エキスと書かれている材料がありますが、どういう動物からどういう製法で得られたエキスなのかは書かれていませんでした。
全体的に少し不安を感じる原材料が多く含まれています。
無添加ではない
現在はまだ禁止されていませんが、発がん性などの恐れがあるとされ、不安な物質のひとつとされているBHAやBHTが酸化防止剤として使われています。
以前は天然のものが使われていたので、これも理由が分からないのですが、大量生産で効率的に保存するためでしょうか。
これらの酸化防止剤は多くの飼い主さんは避けている成分であり、天然成分にもう一度戻してほしいところですね。
アイムスドッグフード成犬用チキンの成分から安全性を徹底評価
【総合評価チャート】
アイムスドッグフード成犬用チキンの成分分析と評価
気になるものは赤字で書いています。赤字がない場合は、気になるものは無いという意味です。
肉類(チキンミール、家禽ミール)、とうもろこし、小麦、動物性油脂、乾燥ビートパルプ、家禽エキス、乾燥卵、STPP (トリポリリン酸塩)、ひまわり油、フラクトオリゴ糖、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、クロライド、セレン、銅、ナトリウム、マンガン、ヨウ素)、酸化防止剤(BHA、BHT、クエン酸)
総得点 | 72点 |
4D(副産物) | 添加 |
人工着色料 | 無添加 |
人工保存料 | 添加 |
穀物 | 2種 |
人工添加物 | 添加 |
塩・砂糖 | 無添加 |
酸化防止剤 | ×(BHA、BHT) |
ライフステージ | 1歳~ |
メイン食材 | チキンミール、家禽ミール |
参考価格 | 848円/1.2Kg |
原産国 | オランダ |
カロリー | 377kcal/100g |
満点 | 減点数 | 個数 | 得点 | |
4D,動物性油脂 | 25 | 5 | 3 | 10 |
赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、青色2号 | 25 | 5 | 0 | 25 |
保存料(ソルビン酸カリウム、BHA、BHT、プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、没食子酸プロピル、エトキシキン) | 15 | 3 | 2 | 9 |
甘味料(ソルビトール、グリシジン・アンモニエート、ビートバルブ、コーンシロップ) | 15 | 3 | 1 | 12 |
穀物(米、小麦、大麦、トウモロコシなど) | 10 | 2 | 2 | 6 |
食塩,砂糖 | 10 | 2 | 0 | 10 |
総得点 | ー | 72 |
総得点:72点
(↑この点数は成分の安全性のみの評価点です。たんぱく質量などを含めた総合評価は上のレーダーチャートをご確認ください。)
アレルゲンとなりやすい穀物が多く、主原料は副産物であり、動物性油脂も入っています。
保存料も現在は安全性に関して不安とされているものが入っています。
減点箇所が多く全体的に低い点数となりました。
栄養成分
タンパク質 | 24.0% |
粗脂肪分 | 12.5% |
粗灰分 | 9.0% |
繊維 | 4.0% |
水分 | 10.0% |
オメガ6 | 2.9% |
オメガ3 | 0.3% |
一日あたりの価格評価
成犬を参考とします。
スクロールバーが出ている場合は横にスクロールできます⇒
給与量の目安と一日当たりの単価 | ||||||||
体重 | 1kg | 3kg | 5kg | 10kg | 15kg | 20kg | 30kg | 50kg |
給与量(/1日) | 25g | 60g | 80g | 140g | 190g | 240g | 320g | 470g |
価格 (/1日) |
18円 | 43円 | 57円 | 99円 | 135円 | 170円 | 227円 | 334円 |
まとめ
有名で価格もお手頃なアイムスドッグフードには、ビタミンやオメガ脂肪酸などがバランスよく含まれています。
通販や多くのお店で売っているので手に入りやすく良心的な値段で、その意味では大型犬や多頭飼育家庭には大変安心できる商品でしょう。
しかし以前は「犬には肉類を」のコンセプトで作られていたのですが、なぜ主原料を副産物にしてしまったかが気になります。
酸化防止剤が天然から人工の、しかも安全性が担保されていないものに変更されていることも疑問に思う点です。
穀物や添加物についてはやや不安があるドッグフードというイメージです。
グレードが落ちてしまったことは残念ですが、手に入りやすいドッグフードというのは多忙な飼い主さんには重要なポイントですね。
できれば原材料や成分が、また改良されることを願いたいですね。
販売会社情報
販売会社 | マースジャパン株式会社 |
住所 | 東京都港区港南1-2-70品川シーズンテラス7F |
電話番号 | 03-5782-2800 |