大型犬用の正しいドッグフードの選び方と人気おすすめランキング

成犬時に25kg以上になる犬を、一般的に大型犬と呼びます。

大型犬を飼っている方にとってその食事量はコスト面でも悩みになりがちですね。

大容量で格安のフードを選んでいる方も多いと思います。

そのフードは栄養面や成分面で安心でしょうか。

また良い内容のドッグフードを大型の愛犬に食べさせたいけれど、どれを選んでいいかわからないと思っている方もいるのではないでしょうか。

小型犬とは少し違う大型犬の体質を踏まえながら、どういったドッグフードがいいかを考えていきましょう。

目次(ジャンプできます)

大型犬に良いドッグフードの選び方3つのポイント

良質の肉が多いフードを選ぶ

大型犬の成長速度は1歳までが急激です。

その後2歳ぐらいまでは成長速度を緩めて成熟期間があります。

大型犬の体格が子犬から成犬までどれだけ変化があるか、ご存知と思いますが、この急激な体格の変化をケアするため、大型犬には良質の肉素材タンパク質が多く必要になります。

副産物である〇〇ミールや動物性油脂が混じらない、しっかりした肉素材が十分に含まれて、タンパク質量が多いフードを選んでください。

消化に悪い穀物をカットしたグレインフリーを

大型犬は小型犬に比べてデリケートなところがあり、腸も敏感です。

便の水分量が多く、臭いもきつめになりがちです。

消化不良を起こしやすいため、下痢などを繰り返すと体力が落ちてしまいます。

穀物が多く入っているドッグフードは軟便や下痢、消化不良による大量の排便を引き起こしやすい傾向があるので避けてください。

グレインフリーフードを選びましょう。

コスト面で選ばれやすい大容量格安の1kg1,000円以下フードには、多くの穀物が入っているケースがあるので、原材料や成分をしっかりチェックしたほうがいいでしょう。

無添加はフードの原則

添加物が入っていないものを選んでください。

これは全犬種に共通ですが、大型犬は一日の食事量が多いため、添加物が入っているフードを与えると、それだけ多くの添加物を摂取することになりますね。

香料や着色料、合成保存料が入っていない無添加フードは、そういった不純物が入っていない分良い質の原材料が高い割合で含まれているという長所もあります。

添加物でアレルギーを起こす犬もいます。

特に大型犬はたれ耳による外耳炎を起こしやすい傾向があります。

また体が大きいため添加物アレルギーで皮膚病になると治療も大変です。

無添加を徹底してください。

当サイトでおすすめできる大型犬向けドッグフードトップ3は?

 

モグワン
カナガン

FINEPET’S極

大型犬におすすめのドッグフードランキング一覧

 

名前 無添加グレインフリー カロリー タンパク質 当サイトの点数です
モグワン 344 28% 100
カナガン 361.25 33% 100
FINEPET’S極 415 36% 100
ナチュロル 400 27~31% 100
アカナドッグフード 351 31% 100
ネルソンズ 362 30% 100
オリジン 394 38% 100
ナウフレッシュ 374.1 27% 100
キアオラ 376 30% 100
TASHIKAフード 397 38% 100

まとめ

 

大型犬に良いドッグフードの選び方は3つのポイントです。

  • 良質の肉を多く含む
  • 穀物をカットしたグレインフリー
  • 無添加フード

一袋で10キロほどあり1kgあたりの単価が数百円のドッグフードはコストとしては安いのですが、大型犬に良い栄養を摂取することができないものが多くなっています。

1kgあたり少なくとも1,000円を超えるものを目安にしてください。

まとめ買い割引になるものも増えていますので、大型犬でもそれほどコスパは悪くないと思います。

 

大型犬用ドッグフードについてのQ&A

大型犬に「小型犬用」となっているフードを与えてもいい?

オールステージ全犬種となっているものは問題ありませんが、「小型犬用」となっているものは、極小粒になっているものがあります。

その場合には噛まずに丸飲みしてしまうことがあります。

大型犬はもともと噛まずに丸飲みしてしまう犬がいます。

小型犬と大型犬を飼っているときに小型犬に合わせて「小型犬用」を与えてしまう飼い主さんもいるのですが、犬の大きさでフードを使い分ける場合は大型犬には大型犬用を与えてください。

使い分けない場合は全犬種用がベターです。

大型犬のフード量はいつどれぐらいで成犬に切り替える?

目安として1歳ですが、9ヶ月頃までを子犬として扱うものと考えられています。

フードによっては7ヶ月から9ヶ月を目途に成犬にとして切り替えるものがあります。

ただ7ヶ月はやや早いので、9ヶ月頃までは子犬としての量を与え、それ以降は徐々に量を減らしていくようにしましょう。

成長期の子犬と考える時期には、量も比較的多めに与えても大丈夫ですが、肥満予防のため高タンパクで低カロリーのフードを選んでください。