ドッグフードには様々な種類の肉が使われています。
そんな中、ドッグフードとしての種類は少ないものの犬にとってかなり良いといわれているのが、鹿肉です。
製品名の中には「ベニソン（鹿肉）」と表示されていることが多いですね。
鹿肉ドッグフードにこだわって与える飼い主さんや、鹿肉ドッグフードしか食べない犬までいるほど、隠れた人気のある鹿肉とは、ドッグフードに使われるにあたり、どんなメリットがあるでしょう。
良い鹿肉ドッグフードの選び方と、人気のある鹿肉ドッグフードランキングを見ていきましょう。
目次（ジャンプできます）
鹿肉をベースに使ったドッグフードの選び方ポイント４つ
副産物ではなく鹿生肉を使っているものを選ぶ
鹿肉を使っているといっても、鹿肉粉などは副産物の場合があるのでおすすめできません。
良質の鹿生肉を使っていなければ、鹿肉が含んでいる栄養素を摂取することができません。
鹿肉、もしくは鹿生肉と明記されているものを選んでください。
主原料が鹿肉のフードを選ぶ
第一主原料が他の肉であるより、鹿肉になっているものを選ぶようにしてください。
鹿肉が入っていても、他の肉が先に記載されているフードは、その肉より鹿の割合が少ない場合があります。
できれば鹿肉の含有量がしっかり記載されていて、そのパーセンテージが高いものがいいでしょう。
無添加が原則
どのフードにも共通したことですが、ドッグフードは無添加が原則です。
鹿肉を選ぶ場合はアレルギーを意識したり高い栄養素の摂取を求めたりする人が多いので、そんなドッグフードに添加物が入っていたら台無しになってしまいます。
鹿肉ドッグフードを選ぶときは添加物が入っていないものを選びましょう。
グレインフリーフードで穀物カット！
鹿肉はアレルギー性が低い肉素材です。
チキンなど他の肉でアレルギーを起こす愛犬のために、低アレルゲンの鹿肉ドッグフードを食べさせる飼い主さんも少なくありません。
その鹿肉ドッグフードに、アレルゲン性の高い穀物が入っていたらどうでしょうか？
できるだけアレルギーを起こさない肉を、と考えて鹿肉を選んでいる意味がありませんね。
グレインフリーか、小麦やトウモロコシを除去したグルテンフリーを選びましょう。
当サイトでおすすめできる鹿肉を使ったドッグフードトップ３は？
１位 ジウィピーク
鹿肉の生肉や内臓生肉まで使い、90％以上含んだジウィピークを１位としておすすめさせていただきます。
当サイトで100点の無添加グレインフリープレミアムフードです。
全年齢に使えるドッグフードですが、45％という高いタンパク質のため、30％以上のタンパク質を理想とする子犬にも安定した栄養価が摂り入れられる優れたドッグフードです。
鹿肉の高タンパクというメリットを活かしています。
２位 ＴＡＳＨＩＫＡ
国産の鹿肉ドッグフードＴＡＳＨＩＫＡは、完全無添加グレインフリードッグフードで、当サイト100点のドッグフードです。
野生鹿肉を60％含み、それ以外の原材料はシンプルで、犬に不安な成分は使われていません。
38％の高タンパクですが、脂質は10％と低めでヘルシーな数値で鹿肉の良さを引き出したドッグフードです。
3位 Ｋ９ナチュラル
ニュージーランドの厳しい審査をクリアした鹿肉ドッグフードです。
水で戻すフリーズタイプなので、フードに含まれた鹿肉の栄養素を損なわない作りというメリットがあります。
タンパク質は42％ありますが、その一方でカロリーは350kcal程度と高すぎず低すぎずとヘルシーで、鹿肉の良さが活かされたフードです。
当サイトで100点の無添加グレインフリードッグフードです。
鹿肉を使った高得点のドッグフード一覧
| 名前 | 鹿肉 | 無添加 | グレインフリー | 当サイトの点数です |
| ジウィピーク | 〇 | 〇 | 〇 | 100 |
| TASHIKA | 〇 | 〇 | 〇 | 100 |
| Ｋ９ナチュラル | 〇 | 〇 | 〇 | 100 |
| イティ | 〇 | 〇 | 〇 | 100 |
| キアオラ | 〇 | 〇 | 〇 | 100 |
| アディクション | 〇 | 〇 | △製品による | 100 |
| ＺＥＮ | 〇 | 塩添加 | 〇 | 98 |
| クプレラ | 〇 | 〇 | △製品による | 96 |
| 麹熟成 | 〇 | 〇 | △グルテンフリー | 94 |
| ナチュラルチョイス（ニュートロ） | 〇 | ビートパルプ | △グルテンフリー | 91 |
まとめ
鹿肉を使ったドッグフードの選び方には４つのポイントがあります。
- 鹿生肉使用フードを選ぶ
- 主原料に鹿肉が使われているフード
- 無添加のフード
- グレインフリーのフード
鹿肉フードは種類が多いとはいえません。
そのためすべての条件をクリアするフードを探すのは難しく、選択肢が狭まってきます。
鹿肉ドッグフードを選ぶ理由がある場合には愛犬のためにできるだけ理想的なフードに近づけて選んであげてくださいね。
鹿肉ドッグフードについてのＱ＆Ａ
鹿肉はドッグフードに良い栄養分を含む？
鹿肉には他の肉より鉄分が多く含まれています。
愛犬がたくさんの鉄分を摂取できることは嬉しいことですね。
またビタミンＢ群や不飽和脂肪酸も豊富に含まれています。
多くの人が鹿肉を選ぶ理由のひとつに、他の肉とは違う種類の栄養成分と、その高さもあるといえます。
高タンパクの鹿肉で犬は肥満にならないの？
鹿肉は高タンパクですが他の肉に比べて低カロリー・低脂質という優れた面があります。
上手にフードを与えればダイエットにも向くというメリットもあります。
他の肉で高いタンパク質を摂取しようと考えると、自然とカロリーや脂質も上がってしまうので、鹿肉を使ったドッグフードはその点非常に優れています。
鹿肉はアレルギーを起こしにくい？
鹿肉は他の肉よりアレルギーを起こす確率が低い肉です。
そのためチキンやラムのドッグフードでアレルギーを起こした犬が、鹿肉で起こさなかったというケースは少なくありません。
これはフードの素材に野生の鹿が使われているということが、理由のひとつにあげられます。
野生の鹿にはホルモン剤・抗生物質・輸入飼料などアレルギーを起こしやすい様々なものが使われていません。
鹿肉ドッグフードのデメリットはある？
鹿肉を使ったドッグフードは安いとはいえません。
高いものが多いです。
それを気にせずに買う人が多いのですが、これから鹿肉を試そうという方には、少しハードルが高い価格といえるでしょう。
また鹿は飼育されているわけではない、野生動物を使った素材なので供給が不安定です。
そのため製品によっては鹿肉を使ったラインナップが生産中止になる場合があります。
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